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福岡・九州地域演劇祭
プロフィール たかさきの簡単プロフィールです。 PINstage たかさきの舞台芸術関係の活動の屋号です。 FPAP 福岡の演劇等舞台芸術を支援するNPO法人です。最近のメインはほとんどココです。 九州地域演劇協議会 九州内の6つの地域演劇支援団体により設立。 FPAP職員の日々之精進 FPAP常勤職員がおくる赤裸々日報。 制作者は語る(fringe) 全国の制作者による注目のブログです。 昨日 今日 トータル スパム対策でトラックバックには、送信元記事にこのブログへのリンクが必要になっています。どうかご了承ください 最新のコメント
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2012年 03月 30日
30年後の地域演劇シーンを考えてみた。といっても、福岡・九州の話。
人口も減るし、経済的にも下降していくだろう。 人口減を力業で止めるか、道州制をとって道州経営がうまくいき(それとて簡単なことではないが)うまくいっている一国を再現するとかしないと、もう衰退するだけだろう。 ● 経済的なことで 芸術分野に流れる公的なお金も減るだろう。がっつり稼いでくれる会社が減れば、民間からのメセナも縮小するだろう。経済的に豊かだから、アーティストを抱えられるという面もある。それと昔の企業は儲けて基金を創ったら芸術支援が多かったらしいが、最近の企業は非芸術の分野が多いらしいね。 こう考えたときに、芸文基金があるの大きいのだろう。基金というのは基本的にはずーと続く。バブルの時によくつくっといたなぁと思う。作った人たちはすごい偉い。芸文基金のお金は、特定地域に集中して落ちているから、福岡・九州にはあまり関係ないかも知れない。 ●人口減のことで この国のこれからの衰退のもっとも大きな割合を占める理由は、人口減で、これに有効な対策を打たなかった政府・マスコミ・国民の責任なんだけど、それをひとまず既定のこととすると、演劇分野に来る才能は減る。 楽しい分野はこれからも増えて、演劇分野に来る人材の割合も減るだろう。同様にお客さんも増える要素がない。 学校教育や子どもの頃から演劇に親しむ率を増やす。という考えもあるけど、大勢に影響はない。おもしろい先例もあるが誤差の範囲だろう。 ●それで 演劇は衰退するだろう。 無論、滅びはしない。 極論だけど、人間の営みがあるところには、演劇は必ずある。続いていく。が、公演形態をとった演劇が今以上に発展することは難しいと思う。 (続く) ちなみに、東京は人口流入があって、今くらいの人口を30年後も維持しているだろうから、特に問題ないんじゃないかと思う。 「30年後の地域演劇シーンを考えてみた(1)」 http://sakuteki.exblog.jp/pg/blog_view.asp?srl=15648190&nid=sakuteki 「30年後の地域演劇シーンを考えてみた(2)」 http://sakuteki.exblog.jp/15661990/ 「30年後の地域演劇シーンを考えてみた(3)」 http://sakuteki.exblog.jp/15667062/ 「30年後の地域演劇シーンを考えてみた(4)」 http://sakuteki.exblog.jp/15671966/ ■
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by sailitium
| 2012-03-30 13:47
| 福岡・九州・地域の状況
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2012年 03月 29日
あさってで終わる平成23年度。平成23年度のFPAPの主催・共催公演を一覧にしてみた。
○4月 Take it easy「千年女優」 ●4月 DDシアター グレコローマンスタイル「アンタガタドコサ」 ●5月 一人芝居フェス 福岡予選 ●6月 青年団「革命日記」 ○7月 下鴨車窓「人魚」 ●8月 一人芝居フェス ジャパンツアーin福岡 ○9月 壁ノ花団「ヤングフォーエバー」 ○9月 福岡県大学合同公演演劇部 ○2月 劇団うりんこ「お伽草子」 (●主催公演 ○共催公演) こうやってみると、うわー、やったなぁ。という気がしてくる。 貸館メインの劇場の方針の範囲で、自主事業のための予算は恥ずかしくてとても言えないくらいの状況で*1。 他地域から福岡公演してくれたことについていうなら、福岡公演の選択肢を選んでくれていることについて、感謝するしかないですね。これは。 他地域のカンパニーの公演も、基本フルスケールの上演をしてくれていることもうれしい。もちろんこれはぽんプラザホールのタッパとか機材とかの基本性能があるから、可能になっているのだろう。 他地域の小劇場系カンパニーの福岡公演ということでいうと、新たな要素が加わったりして、今後これだけのラインナップがそろうことはないだろう。平成23年度が特異年だったと思う。 けど、限られたリソースを最大限に活用して、優れた他地域のカンパニーの作品がぽんプラザで上演されるようにがんばりたい。 More ■
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by sailitium
| 2012-03-29 13:27
| FPAPのこと
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2012年 03月 28日
「すごい」「とても」「非常に」とかの強調表現は、すぐに陳腐化して過剰化する。みたいなことが言いたい。みだ未消化なんで、なんかニュアンスでわかって(笑)。
「まじ」「超」「やばい」「半端無い」とか。強調表現の新規の出現、過剰化、陳腐化は、ハイペースで続いている。 ひどいのになると、ちょーまじでやべー。とか、あるよね。 今、ぱっと思い浮かばないけど、使われなくなった強調表現もたくさんあるような気がするがどうなんだろう。 他国の場合も、強調表現のうつりかわりみたいなのがあるんだろうか。 それと忌避表現にも変遷があるみたいなことがいいたい。 こっちは強調表現と比べるとシンプルで、 「むかつく」 → 「うざい」 → 「イラッとする」 みたいな流れがある(「空気よめない」もどっかに入りそう)。 登場したての時は、どちらかというと笑い的な要素を前面にし、忌避感不快感を婉曲に伝えるようなニュアンスなのだろう。日本人のメンタリティ的にはたいへん便利な言葉だと思う。 しかし、その単語がよく使われるようになると、本音の部分である忌避感不快感が前面に出てくる単語になってしまう。それで、つぎの便利に使える言葉を探す、という流れなんだろう。 忌避表現については、そろそろ次がでそうだ。 これを先取りして予測できれば、かっこいいのだがなぁ・・・・ とはいえ10年くらい前に、男女のペアの表現について、「カップル」「ツーショット」みたいな表現の変化があって、次に来るのは「つがい」だ!みたいな予測して、思いっきり来なかったという経歴が自分にはあるからなぁ。 ―― More ■
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by sailitium
| 2012-03-28 12:20
| さくてきな視点で(非演劇)
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2012年 03月 27日
11月にも書いたけど、あらためて。
コンビニグルメが軽くやばい。 やばいというのは「精神の均衡が保てなくなるような、通常の想定を超える非常の状態、非常の環境あるいは程度」という意味で使われることが広まっているが、そんな意味で使っている。 セブンイレブンでうっている白ワインのフロンテラと、ローソンかファミマの白ワインに合いそうなパスタの組み合わせはなかなかよく、これが1000円前後で実現するのはおそるべき事である。日本に生まれたこととコンビニ業界の努力に感謝するばかりだ。 今、週3,4ペースでこのコースだ。 普通のイタリア料理屋のほうが、料理は圧倒的にいいのだけど、グラスワインでなかなかいいのがこない。ボトルで頼むにしてもそれほどの知識があるわけでもない(ボトルだとひとりというわけにいかないので気軽にいけないし)。結局、組み合わせ的にコンビニグルメが上回るのだ。 ちょっといいイタリア料理屋に行けば、グラスワインもグレードが上がるのでコンビニグルメを凌駕するが、5000円とかになり、さすがに週3ペースでは無理だ。 とてもいいイタリア料理屋は、コンビニグルメなんて目じゃないが、万単位の話になってくるので、なにか特殊な日に行くしかない。が、それでもワインの当たりはずれはある。 白ワインのフロンテラは、日本で一番売れているらしい。ほんとかどうかしらないけど。700円の白ワインでさがせばもっといいのがあるのだろうが、安定的に入手しようと思えば、コンビニで入手できるのはおおきい。 フロンテラと、ローソンかファミマの白ワインに合いそうなパスタの組み合わせは、だまされたと思って、ぜひ一度試して欲しい。 安定的に入手できる、週3,4ペースに耐える価格という縛りで、他の組み合わせにも少しずつ手を広げているところである。 ※セブンイレブンはおにぎり、お弁当はいいが、パスタは弱いと思う。 ※邪道なんだろうけどフロンテラはコルクじゃないところもいい。 2013年2月13日追加 ■
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by sailitium
| 2012-03-27 12:29
| 食べる
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2012年 03月 26日
この地域から、全国レベルで評価・活動できるカンパニー(または劇作家・演出家)がでるかどうか。
人口150万くらいの都市なら、一生懸命やっていれば5年に一人出るかどうかとかだろう。人口100万人の都市なら10年に一人でるかどうかとかだろう。 出ると信じて事業を組み立てるのと、出ないと信じて(または興味がない、諦めている)事業を組み立てるのとではまったく違っていて、それは傍目で見ていれば、なんかわかるようになった。 地元で活動する表現者と地元で観劇する鑑賞者では、やはり後者の方が人数も桁違いで多いから、後者を重視しないといけないだろう。 人口がある程度増えてくると、前者にも注力できる。「発表」できる環境整備をやることになるだろう。 さらに人口が多いと、他地域に発信できるような作品やカンパニーをということになるだろう。 これをどのくらい地域の才能でやるのかというのもポイントになってくるだろう。それにこだわって作品のクオリティが一定レベルに達さないのはまずい。 育成企画なのか創造企画なのかとか、そのバランスの難しいところだ。 自分はでると信じている。 しかし3~5年後には考えが変わっている可能性を否定しない。もちろん結論だけが欲しい訳じゃないので、それだけにこだわっているわけじゃないけれども。 ■
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by sailitium
| 2012-03-26 12:26
| 福岡・九州・地域の状況
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2012年 03月 23日
ひとつの公演の動員よりも、成長過程にあるかどうかのほうが、メンバーのモチベーションに影響する。(坂の上の雲じゃないが、明治時代今よりはるかに貧しかったけど成長過程にあるので、時代の空気は明るかった的な。)
考えるためのきっかけを与えるとかでなく、結論を出すためのとか行動するためのとかのほうがいい。会うけど議論しない、議論するけど結論出さない、結論でても動かないみたいな 素晴らしい劇場があるのも、諸刃のやいば的なところがあって、そういう小劇場があって伸びるという劇団もあるのだが、そういう劇団があるからダメになる。という劇団もある。功罪比9:1くらいかな 演劇が演劇の世界の中で想像力や論理を駆使すれば、可能性は無限大で空だって飛べるだろう。でも、そういう演劇畑の中だけで通用する言葉って、虚しさがすぐ目につくようになってきてあんまりノれなくなってきた。 小さなミスには、小さく謝る。不必要に何回も謝らない。小さなミスが発生しないようにするために大きなコストをかけない。大きなミスには、大きく謝る。小さなミスで過剰な謝罪要求はスルーでいい。 意図的に。というんではないんだろうけど、意図的にある事実や主張を悪い方向に解釈して、それに感想や意見を述べる。ということをよくみる。その人の知性が敗北しているんだと思う。 地域の良さをことさらに訴えても仕方ない。他地域とも比較した上で、何が強みで何が弱みなのか、どの程度分散又は集中し、どこに投資するのがもっとも効果があるのか、考えていくしかない。 ■
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by sailitium
| 2012-03-23 13:52
| 小ネタ、近況
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2012年 03月 22日
公的なお金使う → 国家戦略にかなうように → 反政府的なもの・反社会的なものに公的なお金は出さない。
韓国で耳にしたこの考え方は、韓国ではそれなりに定着しているようだ。 合理的であり、自分は賛成だ。 が、問題は「反政府的なもの・反社会的なもの」の線引きをどうとるかだと思う。 たとえば、健全な政府批判は、これは政府にとってプラスだし、社会にとってもプラスだ。これは反政府的だとは思わない。民主主義国家としては、その線引きは懐深くもって欲しいと思う。持っていると思っているけど*。 線引きの後の政府の対応にも、段階があるだろう。いくつか想定する。 1 支援する 2 許容する 3 批判する 4 弾圧する とするならば、4は論外として、3はありだろうと思う。批判する以上批判がかえってくることは覚悟しなければならない。批判はするがされるのは嫌だというのは基本あり得ない。 まぁ実際は、政府が作品を批判する事はないだろうが。 1をやれっていうのは、マゾになれ!みたいなかんじで、個人的にはちょっと無理があるかなと思う。 とはいえ、公立劇場は実費の3割くらいの料金しか取ってないらしくて、7割は税金で負担してくれているくらいの計算になるので、それって公的支援だし、よっぽどじゃないと利用拒否なんてないよね。支援してくれてる訳か。 -- ここまでかいておいて何だけど、反政府的なものと反社会的なものは分けて考える必要があるね。 *懐が深いというより、判断する意志がないという言い方が正しいか。 まぁ、まったく是々非々の姿勢がないとか、どうみても批判のための批判とか、代案出す姿勢なきないものねだりとか、一部分しかみてなくて全体のこというとか、そういうのは自分の定義としては健全な批判だと思わない。そういうのは黙ってて欲しい。 ■
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by sailitium
| 2012-03-22 13:56
| 制作的なこと(演劇)
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2012年 03月 20日
演劇普及企画、劇場普及企画という言葉を今日ツイートした。で、とあるお蔵入りした企画を思い出した。
福岡・九州地域演劇祭という総合演劇祭をやった時のことだ。 以下のような企画を考えついた。 九州各地の演劇人を自転車で回る。で、現地で応援メッセージをもらう。道中はモバイルルータとカメラ付きの機材で常時UST 九州を一周して、最後のゴールは当然、ぼろぼろになりながら、メロスが城にたどり着くみたいなかんじでゴール。関係者一同で熱く祝福。 ・旅行者は、写真入りで九州の名所などをツイートする ・あちこちの県をみた感想をツイートする 目的、狙い、効果などは、推測してもらうとして、↑この部分は、当時のメモデータをほぼそのまま使っている。 もちろんブレストどまりのネタではあるのだけど、機会があれば真剣に検討したい(笑) お蔵入りした企画で思い出したが、そんな企画がとてもたくさんあって50とか100とか、そういう単位で、そういうデータをどう整理すればいいのか、悩み中。 ■
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by sailitium
| 2012-03-20 16:18
| 制作的なこと(演劇)
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2012年 03月 19日
シアターラボSB(ショートバトル)を見に行った。とても楽しそうな企画だった。
10分の短編演劇を全6本。間にちょっとした審査員講評とか。最後は観客一人2票、審査員10票の投票で一等賞をきめる。 開演前に最初の挨拶あり。シアラボ局長の泊さんが、企画の意図などを説明。3人の脚本演出家(福田・河野・田坂)がそれぞれ2作品の脚本と演出をつとめ、稽古期間は一週間などなどなど。 6作品は、WSの成果発表公演をイメージすると近いと思う。無料の企画だしそれで良いと思う。運営は円滑だし、テクニカルもしっかしていて、運営のクオリティは高い。あの投票システムはいいなぁ。 一等賞は「ミートでイート」(タイトル微妙に違うかも)。自分は「傘がない」に二票を投じた。劇場スタッフを疑似観客にみたててのリハーサルでは、「傘がない」が一等賞だったとのこと。 もともと、シアターラボSBを見に行ったのだけど、それで、それしかみてなくてとんぼ帰りなのだけど、北九州演劇フェスティバルを見に行ったという方が近いかも知れない。 北九州演劇フェスティバルは、とてもよくできている企画構成だなと思った。 正確には「北九州芸術劇場 演劇アウトリーチ フェスティバル」だなと2,3日前に思うに至って、その狙いはなるほどなと思った。 市民から支持される劇場であるために、そういうことが必要だろう。 世界劇場会議でも、劇場が孤立する、周囲と断絶する、演劇好きな一部の市民しか来ない場所になる、そういうふうにならないために、どうすればいいのか、そうじゃないのが公共劇場だろう。みたいな共通イメージがあった。 More ■
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by sailitium
| 2012-03-19 12:19
| 演劇祭について
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2012年 03月 16日
小劇場の制作シーンの中でfringeの功績は、とてもおおきい。自分が言うまでもないことだけど。東京・大阪といった大都市圏でなく、それ以外の地域の立場で書いてみたい。
去年、fringeは10周年を迎えたが、10年前の地域演劇の制作状況といえば、そもそも制作という概念がないとか、演劇関係者にも認識されていないとか、そういった状況ではなかっただろうか。 インターネットも発達してなくて、地理的に近い範囲で交流できるだけの制作者数がいる東京・大阪以外の地域では、制作的ノウハウの伝承や交換などもなかっただろう。 自分が福岡で制作者を名乗り始めたとき、かろうじて半径50kmに一人、二人いたくらいの記憶だ。それすらも今振り返ってわかるレベル。 こうするといいよとか、教えてもらったことがない。参考例とか情報とか、極めて乏しい状況で、自分で考えながらいろいろやった。下手したら、福岡の若手の劇団の制作者から笑われるようなレベルだと思う。 そのようななかでfringeができたことは、たいへんありがたいことだった。宝の山のような情報がわんさかとある。同じような情報や考え方は、他では入手できない時代だった。 おそらく、地域の制作者でこのような体験をした人は多いのではないか。 そして、今では、国内の各地域で制作者としている人もた地域から見えるようになったし、そのネットワークもできるにいたっている。このネットワーク形成にもfringeは大きな役割を果たした(PmP2006)。 各地域に制作的なノウハウが培われてきた結果、小劇場系のカンパニーの他地域公演もずいぶんとハードルが下がったと言えるだろう。東京や大阪のカンパニーの他地域公演が増えた理由の一つといえるだろう。ここはもっと評価、感謝されるべきだろう。 東京を介さず、地域と地域が直接につながる企画も増えた。芸術文化環境の中央一極集中はあいかわらずひどいが、価値観の一極集中は少しは緩和されていると見ていいかもしれない。 こういったことをすべてfringeがやったとは言わないが、こういった動きに対してもっとも功績のある活動の一つだと思っている。 また、部分としてみれば、fringeの考え方と違う考えを自分が持つこともある。サイト上での議論も一度ではない。 しかし、全体としては以上のように捉えている。その存在に感謝している。そして、今後も変わらぬ敬意を持ちつづけたい。 ■
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by sailitium
| 2012-03-16 14:03
| 福岡・九州・地域の状況
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