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福岡・九州地域演劇祭
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2007年 04月 16日
今回の演出ワークショップで特筆したいところは、「言語化」というところである。
この言語化は、演出→役者という関係性での言語化ということよりも、広く社会一般に対しての言語化ということを意識している。 すなわち、脚本をどのように分析解釈し、それをどのように表現しようとしたのか。ということを一般の人にもわかりやすく説明できる。ということだ。 そもそもアート的な物って、言語化することができない部分も残るし、言語化することで取捨選択、四捨五入されて失われるモノもある。だけど、それでも一般の人にわかるように言語化するということは、今後、アート的なモノとしての演劇が社会により受け入れられるようになるために、大変重要だと思うのだ。 福岡は今はエンターテイメント系の芝居が多いが、今後アーティスティック系の芝居が増えていく兆候を見せ始めており、特にアーティスティック系の表現では、社会との関わりの中で、表現の言語化という部分を意識するメリットがあるとおもわれる。表面的にはエンターテイメントではあるが、確信的にその内に蔵されたなにかを持つ場合は、やはりこれも同様であろう。 それは、小説の巻末についた<解説>の部分といえるかも知れない。その解説を読む人もいれば読まない人もいる。中には小説の本体を読む前に<解説>から読む人もいるかも知れない。 今回のワークショップでは、戯曲の解釈、演出プランなどを言語化してもらうという時間をとっている。しかも他の演出家が戯曲をどう捉えたのか、言語化する部分に立ち会うことで、演出構想の方向性のみならず、言語化の技術という点で複数のケースを目撃することが出来る。 演出家にとって、かなりのチャンスだと勝手に思っているのだけど、実際はやってみないと分からないですね。
by sailitium
| 2007-04-16 22:46
| 演出WS・セミナー・演出のこと
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