記事ランキング
検索
リンク
福岡・九州地域演劇祭
プロフィール たかさきの簡単プロフィールです。 PINstage たかさきの舞台芸術関係の活動の屋号です。 FPAP 福岡の演劇等舞台芸術を支援するNPO法人です。最近のメインはほとんどココです。 九州地域演劇協議会 九州内の6つの地域演劇支援団体により設立。 FPAP職員の日々之精進 FPAP常勤職員がおくる赤裸々日報。 制作者は語る(fringe) 全国の制作者による注目のブログです。 昨日 今日 トータル にほんブログ村 スパム対策でトラックバックには、送信元記事にこのブログへのリンクが必要になっています。どうかご了承ください 最新のコメント
最新のトラックバック
カテゴリ
全体 ●コメント前に FKRT 制作的なこと(演劇) 広報・宣伝、具体的な制作のアイディア チケット料金、動員 福岡・九州・地域の状況 観劇して|感想・批評 --------- トークの司会、企画の作り方 作劇のこと・テクニカルのこと 戯曲WS・戯曲のこと #復路のない旅 演出家、演出WS・セミナーのこと 制作者のこと 劇評・批評について 事務的な仕事をする上で 役者/演技のこと 劇場のこと 稽古場について 演劇祭について 芸術文化環境、一極集中、道州制 10年前なにがおこっていたか 釜山・韓国のこと 沖縄のこと ●企画 制作講座・勉強会 福岡・九州地域演劇祭 九州演劇人サミット ブラッシュ 大学演劇部合同公演 TAM 観劇ディスカッション DDシアター リンクP PmP パネルトーク 火曜劇場 東京物語 ステージスタッフWS LRT アゴラインターンシップ 環境の演劇WS ネットセミナー Meets! 2007(札幌福岡) 鐘下さん カラフル 世界劇場会議 一人芝居フェスティバル 指定管理者のこと FPAPのこと かげながら ●その他 Mac、PC、スマホとか 食べる、飲む、外食する ダイエット・運動 本を読んで 小ネタ、近況 さくてきな視点で(非演劇) 商品とか企画のネタ(非演劇) テレビドラマ・映画 #新型コロナ 腰痛 ライフログ
ブログジャンル
|
2006年 06月 29日
制作の役割には大きく分けて二種類ある。
これも、誰かが既にいっていると思うのだけど、はっきり区別して、明言しているのを見てないので(高崎の勉強不足だと思うが)大ざっぱにまとめたいと思う。 http://ww2.tiki.ne.jp/~tttt/PINstage/ntr1.html(NTRに寄稿した制作の仕事に関しての文章)を参照して欲しいのだけど 「●一つの公演に関すること」 これは、ほぼ事務的なものにあたると思う。 そして、 「●劇団の経営・運営に関すること」 これは、ほぼ企画構想的なものにあたると思う。人と人を出会わせる。というようなことも、企画構想的なものにあたるだろう。 この二つはやはり、仕事の性格がまったく違うので、向き不向きがあるような気がする。 両方とも十全にやれる人って少数なのかも知れない。両方やらないといけないというものでも無いかも知れない。(個人的には、両方やった方が面白いと思うけど。) その人の向き不向きや、おかれた環境などで、ひとつひとつ選択していけば良いものと思われる。 前者は「制作」ってかんじがするし、後者は「プロデューサー」ってかんじがする。ここは言葉の定義の問題だから、プロデューサー的な制作もありだし、制作的なプロデューサーもありだろう。 「劇団の経営・運営に関すること」を劇団の主宰がになっているというのは良くあるケースだろう。表現の方向性とプロデュースの方向性を一体化して考えることが出来るというメリットもある。またこの部分は制作がからんでいくとしても、最終決定権は主宰にあることの方が多いだろう。 「一つの公演に関すること」をしっかりやっていることで、見えてくることというのもあるので(これも向き不向きだけど)、そのような制作者は「劇団の経営・運営に関すること」にも実効的に絡んでいくのが良いかもしれない(そして、これが理想型だと思う)。 アンケートの傾向とか、チケットがどのような売れ方しているかとか、どんな切り口だと新聞に載りやすいかとかはやはり実務を積み上げている方が強い。 以前受講したアートマネジメントセミナーで、ある講師が「制作屋になってはいけない。」と言っていたように記憶している。これは「制作事務だけをやるようではいけない。」ということだと思うのだけど、それはその人が何をやりたいかであって、いけないとまでは言えないと思う。 高崎なりに解釈すると、制作事務だけにとどまらず、そこで培った見識を元に、「劇団の経営・運営に関すること」にも積極的にからんでいってほしい。ということなのだろうと思う。 あとは、制作と主宰とか、制作と演出は兼ねない方がいい。というのも一般に言われることだ。その趣旨も大変よく分かるのだが、これはある程度団体が大きくなって、分業体制に持っていけるだけの人材が揃ってのことであろう。 構成員の人数が少なければ、最初のうちは兼ねるようなことも仕方ないだろう。あとは、いかに良い芝居をして、多くのお客さんに来てもらって、志をともにする仲間を増やして分業していくかだ。まぁ、これも方向性の問題であって、団体として拡大再生産路線をとらないということもアリアリだろう。 やはり大半の劇団は、目前の公演の表現を完成させることに、リソースの大半が注がれていて、制作的なことを省みる余裕がないのだと思う。やはり、どこを重視するかと言えば「表現」であることは論を待たない。 このような状況を何とかしたいと思うが、どこか制作まとめて請け負いますみたいな団体があるとして、やはり有料になるだろうし、そこのとりまとめが大きくなりすぎると、個々の団体の制作力の伸びしろが失われる可能性もあるし、難しいところである。 ・
by sailitium
| 2006-06-29 12:31
| 制作者のこと
|
Trackback
|
Comments(3)
Commented
by
tanise
at 2006-06-29 21:31
x
そう「制作まるごと」を外部に置くのも、ある程度団体が成長してからじゃないと必ず破綻すると思います。
成長というのは客観力がついて、自己把握が出来てくる、ということです。
0
Commented
by
Licca
at 2006-06-30 19:41
x
高崎さま
先日のpmp報告会ではお世話になりました! 私の場合、表舞台に立つことがないので、役者さんが舞台で演じるのと同じように「制作が自己表現」だと思ってます。 役者やりたい人が制作を”やらなきゃいけない”ってのは、ストレスもたまるだろうし効率が悪いだろうなーとも思います。 マネージャーというか秘書と言うかf^^:パフォーマーによりよい環境を提供するのが制作の役目かなと。 右も左もわかりませんが、とりあえずがんばります☆
Commented
by
たかさき
at 2006-07-01 21:59
x
|
ファン申請 |
||