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福岡・九州地域演劇祭
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2026年 04月 03日
この公演に関わっているのだが、おもしろいものを見た 今思えば、奇跡に近いものだったと思う。 それは最終日のことだ。 小屋入り3日目の2ステージも終わり、あとは最終日のマチネを残すだけである。 そして最終日(小屋入りして4日目)、私はついに小屋への遅入りが認められた。基本9時入りのところ、10時45分くらいに小屋入りした。 すると、劇場の様子が変だった。 客席を囲む幕のせいで、入り口から舞台は見えないのだが、音は聞こえる。 舞台上の方角から足音が聞こえる。出演者がなにか動きの確認をしているようではある。が、セリフは一切聞こえない。音量は小さめだがスピーカーから音は流れ、天井に見える照明も音に連動して動いているようだ。 時々、客席上から、3,4人の押し殺したような笑い声が聞こえる。 「いったい、なんなんだろう、、、 状況がわからず、不気味だったが、とりあえず、心配すべきような状況ではないようだ。 客席エリアに入ってみると、役者が本番通りの演技をがんばってやっている。 ただし、明らかに違うのは、、、 声を出していない、、、 口は大きく開けて動かされてはいるが、声は出していない。 どうやらこれは、、、、 「声を出さないゲネ、、、、、 意図はわかる。 メイクが早く終わって時間ができた。役者の緊張感を維持するために、稽古をしようという流れだろう。しかし、喉に不安のある役者が少々いたので、こういう選択をしたのだろう。 (しかし、思いつくところがすごい) そして、このゲネが、、、 けっこう、おもしろい、、、、 困ったことに、おもしろい、、、 声が出せないのに、がんばって熱演しているのが、まぁ、コミカル的な意味で、素直に面白くて、ついつい笑ってしまう。 見る側としては、声がない分、自分の視覚情報に頼ることになる。つまり、表情や動きに注目するわけだけど、これまでとは違った視点から見ることになって、こんなことやっていたのか、こんな表情していたのかと、クリアに伝わってきて、面白い。 っていうか、自分が今までそんなに表情見てなかったんだなという気づきもあった。表情については視力が0.8から1.5に上がったような感じだった。動きについては、わずかに解像度が上がったという感じ。 他にも驚いたのは、役者が動きのポイントを外さないところだと。普通は、相手のセリフが自分の動き出しのきっかけになることが多いと思うのだが、稽古を重ねれば、相手の動きとかの情報で補完できて、そのへんがわかるんだろう。相手のセリフもある程度頭に入っているから口パクでも、読唇情報などで、セリフは聞こえているんだろう。 これは、相手をよく見るということにつながるなと思った。相手をよく見てとか、キャッチボールとかよく言われるけど、実際には難しい。コーチング術でよく言われる、テニスでコーチがボールをよく見てと言うが、とんでくるボール縫い目を見てという方が効果が上がるみたいなことだ。 役者も、声が出せない分、動きとか表情とかにその分気持ちがこもるというか、そういう感じもあった。 もちろん、実生活的なリアリティのある演技の芝居だと、あんまり意味ないのかもしれないが、熱量を要求される演技の芝居だと、これはおもしろい手法かもしれない。千秋楽の公演にプラスの効果があったかもしれない。 しかし、実際の本番を迎える前に、このような稽古ができるかと考えると、そんな余裕のあるケースは基本ないだろう。やっぱ、声を出して、本番に近い形でやることが優先される。 作品が一定の完成形に達していることが必要だし、のどを温存したいというのもあっただろう。 そう考えると、もうこれは、奇跡のような観劇体験であって、もうなかなか見れないんじゃないかと思う。 ちなみに、関係者じゃない人が見ても、あまり面白くないと思います。通しや本番を3回くらいみて、流れが頭に入っていたら面白い。 (ちなみに、面白いというのは、コミカルであるという意味だし、興味深くていろいろな分析が湧いてくるという意味である) いや〜、しかし、実にいいものを見たね。 生成AIに確認したところ、立ち稽古であえて声を出さずに表情などに留意するというのはあるらしいですが、ゲネでやるような例は見当たらないとのことでした。ほんと、奇跡だったのかも、、、
by sailitium
| 2026-04-03 12:39
| 作劇のこと・テクニカルのこと
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