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福岡・九州地域演劇祭
プロフィール たかさきの簡単プロフィールです。 PINstage たかさきの舞台芸術関係の活動の屋号です。 FPAP 福岡の演劇等舞台芸術を支援するNPO法人です。最近のメインはほとんどココです。 九州地域演劇協議会 九州内の6つの地域演劇支援団体により設立。 FPAP職員の日々之精進 FPAP常勤職員がおくる赤裸々日報。 制作者は語る(fringe) 全国の制作者による注目のブログです。 昨日 今日 トータル にほんブログ村 スパム対策でトラックバックには、送信元記事にこのブログへのリンクが必要になっています。どうかご了承ください 最新のコメント
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2025年 10月 15日
◯すごいなと思ったところ ・Twitter感想は、作品を評価するものがとても多い。その点、いい芝居だったという評価でいいのかなと思う。 感想まとめ ・最近はなかなか見なくなった社会問題的なところに、正面から向き合おうという姿勢のある作品で、その志は、高く評価されるべきだと思う。部分部分で、リアリティのある上質な演技もあり、この点で評価するtwitter感想が多いのかなと思う。 ・装置がかっこいい。 平台をうまくつかって、リアリティのある装置に見えた。あれはうまい。箱馬の上に棚を置いているのだけど、箱馬と調和していて、あれもすごかった。 舞台ツラ面が斜めになっていなかったら、効いてなかったかもしれない。そこも、計算済みだろう。 パイプは前面もいるのかなぁと思った。視界を阻害しているだけで、演劇的な成果があったのかなぁ、、、 ーーーーーーーーーーーー 個人的には、クオリティという面で、以下のところは書き残しておきたい。3,000−3,500という設定であれば、クリアして欲しい。 ーーーーーーーーーーーー ◯ 全体的にシリアス調で作りたいのか、コメディ調で作りたいのかを絞れてないのは影響があったと思う。 シリアス調ではリアリティが重視される。コメディ調ならデフォルメが許されるし、その中で、本質を届けられれば良い。これがどっちもあったのは、作品のクオリティに影響しているなと思う。 ◯ スタートが、リアリティのある演技。重くじめじめした密室の圧迫感を会場内に充満させた。なので、そのあとにでてくるデフォルメの演技にはアウェーになってたように思えた。冒頭のリアリティの高さに対して、リアリティの度合いに差があり、作風の不統一は感じた。 役者の演技の方向性が、ばらけていた。 役者の演技の方向性については、以下でブログで書いたところだけども、これはある程度合ってないといけない。 ◯ 役者の技量には差があったように思えたが、その中で、役者は脚本や演出のオファーにはしっかり答えていたのではないかと思った。 ◯ 理不尽な抑圧を受けて、それにたいして言い返せなかったなどの経験のある人の心は打つ感じがする。そこが救済になると思うのだけど、自分に反省する点はないのか?とは思う。冒頭に刺激的なシーンがあったので、あれで感覚が麻痺する感じはあると思うのだけど。私は、そのシーンは縦の見切れの影響で見えなかった。 ◯ ・ああいう方向性の芝居だと、設定や会話の矛盾みたいなものがあったときにどうしても、私はそこで疑義を感じてしまって、距離ができてしまう、、、 ・澄川さんが、最初、重病人のようだ。あそこまでだったら、精神病と日野も認知してしまう。あそこまでは、きつくあたれない。最初は、重病人だったのに、その後に状況に合わせてノーマルにふるまうのはおかしい。これは演出の問題と思う。 ・演出、脚本の問題と思うけど、あの日に日野が澄川にあそこまでねちねちいうかなぁ。ストレスが積み重なってブチギレたらあそこまで言うかもしれないけど、あそこまでねちねち言うのが日常だったら、とっくに破局していると思う、、、 ・お茶をついだりするときに、日頃から、日野にあんな風に言われてたら、自ら進んでお茶を入れたりするはずないと思う。今日、はじめて言われたの?そんなわけないよね、、、 以前もおなじようなことを言われていたはずだよね?しかし、なぜ、お茶や氷を入れようとする? ・これを言ったらあれだけど、澄川さん、ちょっと散歩に行って、その時にビール買っていれば、良かったって話だよね。冒頭の重病感だったら買いに行けないと思うけど、日野さんを拘束したりとか、玄関に立ち塞がったりとかの動きを見ていたら、散歩・ビールは行けたでしょうよと思う。 ・作戦会議の時は、議論劇みたいになるんだけど、そこで議論が変な方向にいって、日野の無理な意見が、ふつうにとおっていくのはひっかかる。ほとぼりが冷めて脱出するでいいじゃん、などなど。変な論理が勝ってそっちの方にストーリーが進むと、脚本のクオリティには影響がでてしまう。 ・出入国管理官が入ってきたり、出ていったり、捕まえようとしたり、見逃そうとしてくれたりの行動は、動機というか背景が見えず、整理できてないように見えた。リアリティがないというか、これが、全体がコメディ調なら、いけたとは思う。 ◯ 上述のところの矛盾は、この作品の背骨になる部分だと思う。重要な部分ではないと言う意見もあるかと思う(だとしたらその理由は聞きたいが)。 ◯ 以下は、作品の根幹にとっては重要ではない部分。流せる部分。 ・澄川さんの隣にセマイさんが住んでいたとのことだけども、家賃はどれくらいのところなのか?(マンションの5階らしい) 澄川さんと日野さんは、同棲してた?それとも、たまに家にやってくる恋人? 日野さんは、プロジェクトとか言っているし、お二人ともそこそこの会社に勤めていて、中流程度の収入があり、それにみあったところに住んでいるとするなら、同じマンションにセマイさんが住めるの?と思う。 ・日野さんの、澄川さんを追い詰める言葉や暴力はほんとにひどいものだった。 おそらく、澄川さんが体調不良になって、おそらく精神科には通ってなくて、心療内科に通う程度で、澄川さんのことを心配して、「散歩くらい行こう」みたいに本人のためを思って言っていて、でもスルーされた不満はあるのだろうと思う。が、その不作為が1週間くらいのことだったら、あそこまで難詰するとは考えにくい。すくなくとも1か月は、言うことがスルーされ続けたんだろうなと思う。 もし、そこが見える形になっているとしたら、日野・澄川の見え方もだいぶ変わるだろうなと思う。 ・髪の長い部下役の男性だけど、ああいう仕事していてあんな風貌の人とかいることはまずないと思う。そうなると、そこにある種の意味合いが発生する。そこに演劇的な必然性があればわかるのだけど、それはなかった。そしたら違和感だけで終わってしまう。 ・出入国管理館の衣装があってない。スーツに着られているみたいなかんじで、これはリアリティを重視するならクリアしてほしい。本番前に期間をかけてしっかりと着こんで、ある程度体になじませてほしい。コメディ調なら、まぁ、スルーされる。 (以下、見終わって、時間をおいて気づいたこと。だから、作品の評価には影響しない。演劇というのは、基本的に、1回性のものであり、1回見ただけでわからないことの優先度は高くない。ただ、どこに気づくかは人による。) ○ セマイ、澄川、小谷の3人で話しているシーンだけ見れば、演技の方向性は許容内に収まっているように思えた。 ○ これは、個人的な好き嫌いだけど、澄川さんとセマイさんは配役が逆でも面白かったかも。 ◯ 日野が澄川に結婚しようとか、言うかなぁ、、、 指輪も準備してたけど、あんなかんじで叩いたりするかなぁ、、、 日野さん、サイコパスとすれば、あるかもだけど。 〇 セマイさんの過去のシーンいるかなぁ、、、 うー、これは、個人の好き嫌いの範囲か、、、 ○ セマイさん、戸籍買うの拒否るかなぁあ、、、命がかかってるんだっけ?(そこまではなかったんだっけ?) あのタイミングで、戸籍買うエピソードがぶっこまれたのは、個人的には、よかった。 〇 なぜセマイさんは日本がしゃべれるのか?政治的迫害を受けたのが事実として、なぜ難民判定ハードルが高い日本に来たのか?(難民で海外に行こうという人は、そういうところは知っていて当然のような) →セマイさんの国で、日本人医師の多いところで看護師として働いていたから、いつの間にか覚えたってことでいいか。前半と比べて後半は日本語の疎通が良好になるけど、これは演劇の特性上問題ない。いつまでもつっかえていたら、テンポが悪くなりすぎる。 みたかんじ、スムースにやり取りしてるけども、ある種のデフォルメが入っていると解すれば良い。 〇 思うに、演出上の問題はあったと思うけども、脚本上は、前半、中盤までは矛盾なくうまくいっていたように思う。そこで、幕引きさせていれば、小品ながら、脚本上のクオリティは高かったと思う。中盤、後半にいろいろな要素が出てきて、作品の厚みはましたけども、矛盾点がいろいろ出てきた。 しかし、その要素を残し、あの尺があって、ひっかかるところが気にならない範囲になってたら、さらに一段高みに行けるかなと思う。 演出の要素もあって、演出でうまく処理できていれば、脚本上何の問題もないように見えたのかもしれない。どっちの範疇になってくるかは、むずかしい。 繰り返すけども、役者は、脚本・演出のオファーをクリアしていたように思えた。 (以下、作品とは直接関係ない) 〇 悪者の扱われ方について 日野さん、サイコパスみたいになってたね。 個人的には、悪者には悪者のリアリティがほしい。主役を立てるために、わるものが必要なのは確かだけど、リアリティがないと、悪者にしたてられた側に同情してしまう。普通は気づかないかもだけど、それはどうなんだ?という疑問はもった。 いじめられっ子が、いじめる側にブチ切れて殴ったとして、殴るのは一瞬。しかし、その前に半年くらい陰湿ないじめを受けていたかもしれない。そこで、殴ったところだけ取り上げて、悪者にしちゃいけない。 これは、極端な例だし、好き嫌いになってくる部分でもあるが。 ◯ 澄川さんの病状について 澄川さんの冒頭のシーンは、あれは重度のうつ病で、あそこまでなら誰でも深刻さに気づくし、いたわる。 冒頭の演技は軽くして、発達障害圏と設定すれば、矛盾なくとおるようにできそう。普通に話すし、目の前のことは普通にやるけども、やるといったことを平気でやらなくてケロっとしていることはありうる。何度言われたこともなかなか治らない。コミュニケーションは普通なので、普通は気づかない。ならば、日野さんが、あそこまでいってもおかしくないし、「甘えだよね」というのも通る。 (その分、日野さんの悪者度は落ちるけど) ただ、そうすると、後半、キリッとし出して、難民申請の手続きを、がんばってやるところはおかしいのだけども、発達障害という自覚を持って、todoの管理に工夫をして、やるといったことをちゃんとやれるようになるということはありうる。 ◯ 難民問題について 難民問題について扱ったのも、すごいと思う。 日本はアフリカとかヨーロッパとかみたいに、地続きで、隣国に紛争があって・・・・みたいなことはないから、難民問題は政治的には相対的な重要性が低い。 昔ながらの硬質な方法が残っているのだろう。 ビザだってそうで、相互免除になってない場合、日本のビザを取るのはけっこうめんどくさい。 作品としては、難民認定のハードルを下げるべきという主張があったように思うが、イデオロギーの話としてみると、個人的には何とも言えない。 演劇作品としてみると、社会問題について認知する場を提供したわけで、功績だと思う。 (演劇作品で、社会問題について、完璧な解決策を出さないといけないわけではない) ーーー 今後も社会有用性が高い活動を、よりクオリティを高めた作品で、世に問うことを期待したい。 以上に書いたことも、演劇作品と同じように、読んだ人がそれぞれの根拠や論理で評価されることになる。 冒頭に書いたけど、Twitter感想は、作品を評価するものがとても多かった。そちらも必ず見てほしい。 (生成AIによる参考情報) うつ病・引きこもり・発達障害は、それぞれ別の概念ですが、表面的に似て見える部分もあります。整理してみましょう。 共通すること
違うところうつ病
引きこもり
発達障害
まとめイメージ
💡つまり、
うつ病の重症度と希死念慮の関係(一般的な傾向)
※ICD-10やDSM-5などの診断基準でも「重症うつ病(Severe Depression)」には、しばしば「希死念慮や自殺企図のリスク」が明記されています。 ポイント
「ちょっとした散歩もできない」レベルは、一般的な基準でいうと中等度〜重度のうつ病に該当することが多いです。 重症度の目安(うつ病の診断基準に基づくイメージ)
あなたの書かれた状態
これは**「中等度の後半〜重度」**のイメージに近いです。 実際には、
ポイント
発達障害で散歩ができなくなる背景1. 強い不安・感覚過敏
2. 二次障害(うつ病・不安障害)
3. 実行機能の困難(ADHDなど)
4. 引きこもり状態の併発
まとめ
💡もし「散歩すら難しい状態」が続いているなら、
by sailitium
| 2025-10-15 12:34
| 制作的なこと(演劇)
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