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福岡・九州地域演劇祭
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2023年 05月 15日
名前は見たことのある劇団。 コリッチで調べたら、この日に50本くらいの公演があった。 福岡なんかコロナの影響もあって、全然見られる数は少ないのというのに、、、やっぱさすがは東京だ。 これまで見たことのない劇団の芝居を見たい。将来性のある若手劇団を見たい。っていうところで、この作品を見ることにした。 この団体名、どっかでみたな、、、 って思えることは、数多い作品の中から見る作品を選ぶときにかなり重要な要素となる。 70分。 どういう芝居って言えばいいんだろう。説明が難しい。 あれが、現実にありうる出来事を特殊な手法で舞台化した作品であるとした場合、どういうことが起こっていたかというと。 ひとりの女性が主人公。その女性は母親をなくす。ついで夫を亡くす。 その女性の思い出を描いたストーリー。ってことになるのかな。 タイムラインはこう。 1)彼氏にふられて、ひとり旅のヒッチハイクする女性と知り合いになってそのまま旅行に同行する主人公 2)夫と新婚旅行に行く主人公 3)母親と旅行に行く主人公 4)子供の頃、離婚する前の父母と旅行に行く主人公。 作品のスタートは、1)から始まる。夫と二人で車に乗っている主人公が、ヒッチハイクの女性を拾うまでのシーン。ここはやや冗長な感。 そして、ヒッチハイクの女性と意気投合しちゃって、実際に旅行に同行したところから、この4つのプロットが同時並行的にすすんでいく。同時並行にすすむこともあり・重層的にすすむこともあり、1)のプロットかなと思っていたら、シームレスに違うプロットになっていたり。 この手法の特殊性が、この作品の最大の特徴なのだろうと思う。知らんけど。 だから話のつながりとか、展開とかで、演劇として作品上設定された世界観のルールがちょいちょい変わっているようにも見える。 出演者は6名(男女3名ずつ) 主人公とその夫は、ずっと一つの自分の役を維持する。他の4人も自分のメインの役を持ちながら、別の役をこなす。 演技は普通の演技。大げさな演技もないし、ことさらたんたんと話すわけでもない。セリフとセリフのあいだの間は、少し長い簡易。 大半の時間は、1)〜4)の旅行のシーン。ベトナムであったり、イタリアであったり。 夫の浮気に過敏な妻であったり、主人公のエピソードに主たる時間が割かれる。 最終的には、主人公の母親とヒッチハイクする女性が重なる感じで作品は終演する。 って、かんじ。 (見た人しかわからないだろうけど) こういう特殊な手法を取ることで、生まれる演劇的化学反応があることは、なんとなく理解する。観劇後感も良かった。 主役を演じた女性の好感の持てる雰囲気はこの作品の重要な核になっていたと思う。屈託ないかんじ、警戒感のない表情などが魅力的。 男性から見ると、けっこうわかりやすいかんじのめんどくさな女性なんだけども、主人公の夫は、たいていの場合、妻(主人公)の機嫌を取るための努力を惜しまない。 男から見たらそんな男いねーよになるんだけども、女性の作・演出からみた理想(とまではいわないが)の男性像なんだろう。私がめんどくさくても、私が嫉妬深くても、私をかまってね。的な。 (ちなみに、男性が作・演出の場合は、これと逆のことになる。演劇に限らず、漫画もかなりそういう傾向がある。映画はそういうのがあんまりないかんじがするね) 私は見ていないからわからないが、「あいのり」というTV番組が以前あったけども、それを彷彿とさせるというか、その番組と同じようなかんじの構造が、プロットに含まれていたようだ。その番組を知っている人と知っていない人で受け取り方に大きな差が出るような作品だったと思うけど、それは演劇作品の作品としての強度や芯のブレなさを不明瞭にする感じはした。 装置は簡素な感じ。パイプ椅子を多用。 シーンが進行中、役者が堂々と椅子の調整をする。その他のテクニカルに特筆するようなことはない。照明だけど基本的にはノーマル照明。主人公が夫が他の女性と話しているのをみて、暗く沈むところや嫉妬を顕にする心情を、照明で増幅する感じのシーンにしていたのは印象的。印象的と言うか明確な意図を持ってやってることが伝わってきた。 (でも、そこ浮かび上がらせることは、今回の芝居にとって重要かなぁ?とは思った) 個人的にはみれてよかった。実験的な手法で一定の演劇的成果を出している作品だと思えた。 けど、このつくりと器の大きさでで3,500円となると好事家を超えて広がっていくことは、ちょっと難しいのかなとは思う。まぁ、作る側もそんなことは狙ってないのだろうと思うけど。 個人的には、地球一周の旅の途中に経由した東京で見た作品。 旅行中の登場人物たちをふんだんに取り扱ったこの作品であったので、感慨深いものがあった。
by sailitium
| 2023-05-15 12:19
| 観劇して|感想・批評
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