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福岡・九州地域演劇祭
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2023年 01月 04日
カーテンコールは、初日からダブル出てたけど、小劇場で、カーテンコールがトリプルできて、そのあとも4回目を待つ拍手が鳴り止まないっていうの初めてみたわ、、、驚いたよ、、、 4回目でれなくて、ごめんなさい。 出演者はお見送りのために、お客さんの動線と隔離されたお見送りのためのエリアに移動してしまっていて、劇場にいなかったのです。 「もう、一回出てきてほしかった〜」って、つぶやいた方の声が耳に入ってきた。ほんとにごめんなさい。 バラシも順調にいって、打ち上げもしっかりやれた。2次会までいってしまって、私個人としても完全にうち上がった、、、 しかし、ほんとにいい作品を世に出すことができた。 去年のミギセカは、ほんとフルプロデュースって感じ。今回のかみがたりぬは製作の中核はZZBさんにお願いすることとなった。 去年ミギセカが終わって、このようにツイートしていた 制作力とか座組の運営力をある程度持っている劇団と組んで、劇団に製作費として十分な予算を渡すというようなイメージだ。 これに、ZZBさんから手が挙がったのが、今回の公演のスタート。 4月くらいから、企画が動き出したような記憶が残っている。 九州の7県、すべての県から出演してもらう。っていう企画構想はもっていた。そんな企画、多分、初だろうと思う。とてもいい形で実現してもらった。福岡・九州リージョナルシアターの冠に恥じない公演になった。 遠方からのご出演の方は、週末に稽古に参加みたいな感じで、ご負担だったと思う。 脚本やキャスティングや、制作面の協議をすすめながら、稽古スタート。 脚本・演出家の原付きで九州一周とか、ほんとうにご苦労様でしたって感じだし、各県からの出演、神話をテーマとか、ここまで「九州」な公演はほんとになかっただろうと思う。 今回、稽古場には3,4回いったくらい。顔合わせと重要なお知らせの時に伺った。あとは、ポイントとなるタイミングでの通しを2回。 ミギセカのときは、ほぼ全回いっていた。ほんとは、稽古場にいくのは2週間に1回位で、行くときは差し入れを持っていくみたいなのが、理想だったんだけど、理想に近づくことができた(笑)。 小屋入り期間は4日間。 1日目は、夕方くらいにさらっと覗く程度。タイムテーブル通り進んでいるのを確認して帰宅。 2日目は、ゲネを見て、演出といろいろ協議。 本番の3日目は、本番の3時間前に小屋入りして、そのあとはフルタイムで。 カーテンコールがめちゃくちゃ出て、すごいなぁと思ったけど、これも作品の方向性によるものだなと思う。 やっぱ、文学性の高い作品で、スパッとした終わり方にしていない作品だとそうはならない。個人的にはどっちも好きだ。 今回の作品は、エンタメ性が高い方向性なので、その方向性を最大限に活かすようなカーテンコールで、お客さんにも気持ちよく拍手してもらえて、とても良かったと思う。楽日は、客席でサイリュームを振り回しながら見れて、かなり楽しんだ。 --- 新感線、TAKE IT EASY!、ピスタチオ、暴走ちゃん を足して4で割ったような方向性の芝居だったと思う。 作品構成としては、古事記の神話を紹介しつつの古事記編纂を中心とした朝廷内の権力闘争劇(ライトなテイストで)。最終的には神話と舞台での現実が融合していく終焉。 最後のシーンは、新解釈の入ったヤマタノオロチ討伐のシーンだと思う。古事記の記載では酔っ払わせてオロチの寝込みを襲ってやっつける。戦闘らしい戦闘はない。のだけど、それじゃあちょっとあれだもんね。新解釈の入る余地は大ありだと思う。 古事記だとヤマタノオロチに食べられそうになったアレ(クシナダヒメ)を、ヤスマロ(スサノオ)が助けるという構成になってるわけだけども、クシナダヒメとスサノオは結婚するんだよね。 なんで、このあと、アレとヤスマロは、結婚したと考えることもできるね。 ちなみに、ヤマタノオロチをやっつけたときに、草薙の剣が出てきたので、劇中に出てくる2つの神器とあわせて、3つ目が揃うことになる。 舞が言葉になるっていう設定は、これ演劇的に成立するのかなぁってところは正直不安があった。まぁ、演出には絵が見えていて成立する自信があったんだろう。自分には見えていなかった。 まぁ、演劇は一つは大ウソをついてよいことになっているから、そういう設定です!って言いきって信じてついてきてもらうことができるし。実際のシーンを見たら、うまく成立させていたよね。そこから言葉への切り替えもスムースだったよね。見ている分には、特に引っ掛かりもなく、す~~って入っていくと思うんだけど(それを演劇的に成立していると言う)、脚本・演出・役者の演技・音響・照明・衣装が計算のもとに組み合わさって、それが成立する。 ---ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 塩原音楽・演劇練習場の大練習室が、実にいい感じの小劇場になっていたと思う。 客席数80席くらいの。 何もない大練習室は、反響とかちょっと演劇向きじゃないなと思ってたんだけど、今回くらい立て込んでみるととてもいい感じになっていたと思う。最後列で見たときに、役者の声があまりにもよく聞こえるので、PA使ってる?って、思ってしまった。実際には何も使ってなかったらしい。 甘棠館とぽんと比べると、交通の便は悪い。 西鉄とJRのダブルアクセスってアドバンテージはあるけど、駅から歩いて12分くらいはかかる。 塩原でやるとして、楽屋をどうとるのかってのは問題。楽屋が劇場と離れていて、お客さんに見つからずに舞台裏に移動するのが難しい。早めに待機すればいいんだけど、そしたら、その後トイレとかに行きにくくなる。ここはぽんはとてもよい。甘棠館と塩原は弱い。 ぽんは、大雨が降ったときに、客席内で轟音がなってしまうようになったし、最近の気候変動でその頻度は上がっているだろうってかんじで、ディスアドパンテージ。塩原も手放しでおすすめするわけではないけども、ひとつの選択肢にはなったかなとは思う。
by sailitium
| 2023-01-04 12:55
| 制作的なこと(演劇)
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