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福岡・九州地域演劇祭
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2022年 04月 05日
北朝鮮と韓国が、卓球で合同チームを作って世界選手権に挑むっていう話。女子チームが話の中心。実話を基にしているとのこと。 最初は、両国の若い卓球選手の不仲をメインにしながら、ラブコメ風なところもあって、みているお客さんの心の扉を広く開けていく感じ。 他にもコメディ風のところもあるけど、そんなところも伏線になって、最後には見事に回収されていく。 ほんとにいろんなところにちょいとした仕掛けがあって、それがすげえ回収されていって、王道ストーリー。なんども唸らされた。 予算の問題かと思うけど、時代考証的に少々、手抜かりに見えたところがあったり、BGMの作為性がやややりすぎ、、、?なところがあったりするけど、全体のストーリーの太い流れはしっかりと流れていく。 とにかく脚本・ストーリーがすごい。 私は、韓国という国はやたら日本に突っかかってくるので、あまり好意は持ってない。 (ただ、韓国には何度も行って、団体とか個人として親切にされたことは多くて、そういう方には、恩義をかんじている。) まぁ、けど、作品は素晴らしくて、最後に中国チームと戦う韓国チームを、手を叩いて応援したね。 あと、日本の映画とかと違って、美男美女ばっかりじゃなくて、ある種のバランスが取れているところもすごく良いと思う。 日本の映画だと、基本、美男美女しか映画に出ない。あとはお笑い芸人か伝統芸能関係とかだ。しかし、この映画では、普通感のある人が大半なところもすごく良かった。 そりゃ、主役の人は松たか子クラスの人だったけども。 ラスボス的に、中国のトップ選手がいて、北朝鮮と韓国の合同チームがそれを倒すって終盤。出番は少なかったけど、演出のフォローとかない感じで、ほぼ縁起だけで説得力のあるラスボス感だった。 この作品が成立する背景に、北朝鮮と韓国の関係性っていうのは重要な位置を占める。その下地がないと、この映画の面白さはおそらく減少するんじゃないかと思う。で、それを一定程度理解できるのは、日本くらいしかないんじゃないかと思う。 (当事者国は除く) 脚本が素晴らしいと思うけど、それはその環境を活かしたということはある。 演劇性を突き詰めるってのももちろん素晴らしいことだと思うけども、一般のお客さんとの距離感を重視しながら作品を作るっていう立場があるとして、そういう人とのこの映画の脚本技術についていろいろ話したいなってマジで思ったよ。
by sailitium
| 2022-04-05 12:26
| テレビドラマ・映画
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