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福岡・九州地域演劇祭
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2020年 01月 20日
久留米シティプラザで、コトリ会議「セミの空の空」見てきた。
同時に、アンテナが合うか合わないかの芝居で、受け取れる人が少ない芝居だなと思った。 ちなみに、以降、手放しでべた褒めばかりしているわけではないので、そういうのが苦手な人は読まないでくださいね。 まず作品の外形をざざっと。 冒頭から、「二酸化炭素」という単語だけを言い続ける女性。 ((補記)*正確には、幇助者じゃなくて、「夫」とのこと。そういえば、最初にユキコが「二酸化炭素、二酸化炭素」と話しかけていたのは、「夫」的な関係にあるように見える男性だった。そのへん、明確に伝わる感じではありませんでしたが、ご指摘を頂いて考えると、確かに「夫」だったかも。ご指摘に感謝申し上げるとともに、補記しておきます。) そして、遮断器を思わせる大きな装置。 蝉が地上に出て一週間ほどで死んでしまうということ、2つ目の月に照らされることが死を暗示するなにかであるという世界観。 普通の人は、自殺することは悪いこと。っていう価値観があるから、 「なんで、この人は自殺しようと思っているんだろう。そこに納得行く理由はあるのか」 ということに、どうしても引きずられるだろうと思う。 ユキコがなんで死にたいと思ったのか、とかは、今回の作品では重要ではない。 そういう人には、アンテナが合う部分があり、受け取れるものがあったのかもしれない。 照明はほぼ暗い。部屋で豆電球一つつけているくらいの明るさといったら伝わりやすいかと。 舞台は近未来。人間の作り出した二つ目の月によって夜がかき消され、誰もが疲れを感じなくなった世界。そこでは、人間は人間でなくなり、生死の境も、人とセミの区別もあいまいどころか見えやしなくなります。これがこの『セミの空の空』の設定で、なんだか突飛な印象もあるのですが、しかしこれは近未来に投射された現代社会の縮図というべきでしょう。 二つ目の月は社会の持つセラピー的な構造全体のメタファーであるはずです。明るい昼へ向けた沈黙と惑溺の時間を二つ目の月は解消してしまいます。まるでその世界には闇など存在しないかのように。 (引用終わり) ----ツアーするほどの、作品価値はないんじゃないかと冒頭で書いたし、そこは変わらないんだけども、とは言え、興味深い作品を見たなという感じはしている。 ストーリー・ドラマでの感動はないし、見終わっての「人間って、そういうものかもしれないなぁ。」っていう人間性への回帰もない。 なんか、どっかに連れて行ってもらったというカンジもしない。 という批判が、もし、あるとして、これには明快な反論はできないんじゃないかという気がする。 しつような単語の繰り返し、、(二酸化炭素.etc) 内容ではなくて、技巧に強い関心がある。 (ちなみに、どうでもいい関心だと思う)。 伝わる人に伝わればいいや。という割り切った姿勢でも無いカンジだ。伝わるのかどうかにも関心がないようだ。 (おわり) ほかはともかく、ここだけは結構、自信があるぞ。 (まぁ、ああいうとりとめもないストーリーだから、最後せめて、そういうかんじの終わりにして、一抹の満足感を持って帰ってもらいたかった。って言われたら制作的には妥協するけども、、、、) それができたら、非常に良い仕事だ。 アフタートーク(バックステージトーク)によると、久留米シティプラザからの声かけだったらしい。 公共劇場は、市民の半歩先を行くべきみたいな言葉があるが、2,3歩先をいっている感じがする。 っていうのが、多くの公立劇場の動態。 ○ あなピグモ捕獲団に似てる コトリ会議は、どんよりした曇り空みたいな方向性のスタイリッシュさだから、そこは違うけども。 あと、 あなピグモ捕獲団は、やっぱ、世界とか社会と抗うというか、あるいは愛そうとしている感じがあって、そこは全然違うけども。 ちょっとしたセリフのセンスや、煙に巻き方なんかは似てる感じ。 でも、最後には力強く、線路は続くよどこまでもを歌って、力強く生きていこうというカンジの芝居だった。
by sailitium
| 2020-01-20 12:36
| 観劇して|感想・批評
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