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福岡・九州地域演劇祭
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2019年 12月 06日
作品を批評とかする時に、難しいことは色々あるけども、文章がどうしても上から目線になってしまうところが難しい。
だいたい批評する側は、作品の全体のことはわかっていない。目についた一部のことについて書いているだけだ。 以下、わかりやすい例えになるかどうかわからないけど。 Aさんが、5科目のテストをうけて、全て80点をとったとしよう。 一方、Bさんは、ぜんぶ50点だったとしよう。 このとき、Aさんが、間違った問題をたまたまBさんは正解していたとする。そして、Bさんはその問題について、Aさんを偉そうに批判したとする、、、、 だいたい、批評・批判というのは、こういうBさんの誤りをおかさざるを得ない構造にある。 Bさんが、その矛盾を理解していたとしよう*。しかし、文章としてはそうなってしまう。よっぽど、注意して書かないとそうなるし、よっぽど、注意して書いてもそうなってしまう。 それと、自分で自分の言葉や論理に酔うというか、難しい言い回しを使ってみたり、独善的な論理を積み重ねてしまったりする。 そこまで、できるのはそれなりに頭のいい人なんだろうけども、どちらかというと社会の害になっていることがあり、才能を無駄遣いしているといえる。 *だいたいのBさんは、自分がBさんであることに気づいてません。 批判するのはいいが、じゃあお前がやれよっていうのは、的外れなことではあるけど、Bさんには、そんなふうに言いたくなるのも、仕方ない。 これを回避するには、Bさんが、Bさんであることを自覚していることがひとつと、Bさんが、そのことが伝わるように書いている必要がある。 それと、Aさんにもそれなりの理解力や度量が必要。 個人的にみて、BさんがBさんであることを自覚し、その上で言葉を選んで、批評していると見える人でも、誤解を受けるようなことがある。 なので、書き方はほんとに難しい。 その点で言うと、ただ褒めている方が、よっぽど楽である。 と、言ってしまいたいが、そうでもない。 だいたい、褒めるほうが楽って軽視して言う人は、褒めるのが苦手だ。褒める部分を見つけるのがヘタだ。全体の作品の印象が悪いと、それにひきづられていい部分を見落としてしまったりする。 いいところを見つけて褒めるのは、けっこうスキルが要るのだ。 そういう適正な褒めは、実際に活動している人のモチベーションを上げるので、けっこう社会の役に立つ。 「役者殺すには物はいらぬ、、、」とか、褒めそやすことへの警句みたいなものがあるが、これは半分は本当で半分は嘘だ。「豚もおだてりゃ、、、」という言葉もある。褒められて伸びる場合もある。 批評しようとなると、的はずれな批判とかしちゃうと、反論されて、自分が恥をかくことになるから、それなりに調べ、論理構成なども検証しないといけなくなる。 まぁ、だからそれぞれの難しさがある。
by sailitium
| 2019-12-06 12:37
| 劇評・批評について
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