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福岡・九州地域演劇祭
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2019年 05月 07日
ベトナムで水上人形劇を見た。
ほんとは、小劇場なのを見たかったんだけど、言葉がわからないからね。 素直に、観光客向けの伝統的なやつを。 日本で言うと、浄瑠璃を想像してもらえば近いんじゃないかと思う。 特徴的なのは、その名の通り水上舞台でやってることだ。 これは、ほんとに水の上。 その水面を地上面と見立てて、いろんな人形は動き回る。 水の中に沈んでしまえば、あっというまにハケることが出来る。(すごい!(笑)) 人形の大きさは、高さ30cmくらいかなぁ。時々、長さ数メートルのドラゴンみたいなのがいた。 尺は50分、にぎやかで愉快な感じだけども、多様な人形が暴れているだけだから、ストーリー性が弱くて、大人が見て面白いかというと、やはりそんなに面白くはない。 8,9割くらい客入りだったと思う。途中で帰る人が3組で5名くらいか。 劇場は、こんな感じ。 上手と下手には、現地の楽器による生演奏。 最初は2,3体くらいの人形だけど、最高では20体くらいでてくる。 全体を流れる明確なストーリーはない。 人形が何をやるかというと、暴れまわったり、マスゲームしたりとか、そんなかんじ。 最終的には、出て来る数とか、神様的な動物の派手な人形がでてくるとかの飽きにくい構成にはなっている。 あれを、どうやって動かしているのか、非常に興味深かった。 結局人が動かしているんだけど、どこからどう動かしているのか。人も水の中に潜って、細い鉄の棒みたいなので水中から操ってるんだろうか、とか考えながらみる。 6体でワンセットになっているような人形もある。細い鉄の棒みたいな感じだったら、干渉しないようにしないといけないし、、、 みたいな興味を持てたから、個人的には面白かったけど、これはやっぱり舞台芸術としては「小おもしろい」ですね。 水上を地面にみたてて、いろいろやるんだけど、これはベトナムの独自の文化なのかもしれない。 ベトナムって、メコンデルタの泥のような川とか、泥のような地面とか、船上での生活とかが歴史的に続いていて、地面と水面が、概念的に親しいものなのかもしれない。 おそらくテーマ的なものもある。 最初のチョウチョの戯れのシーンから始まって、鳥の神様みたいなのが戯れた後に卵がでてくるシーンがあったりした。 メコンデルタの恵みを受けながら、子供は遊び、踊ったりして暮らし、こうやってわれわれは代々この地で、生き続けてきたのだ。 みたいな、ことになるんだと思う。 セリフや言語は一切なかった。 しかし、そうなるとストーリー性というところで、どうしても制約が出てくる。 タイで見た舞台も、そうだった。 劇場はこんなかんじ。古いけど、温かい感じのする劇場でした。愛され、大切に使われてきたんだなぁといういんしょうをうけました。 ものすごい、小劇場的な感じの舞台をテレビでやってました。 (続く)
by sailitium
| 2019-05-07 12:57
| 観劇して|感想・批評
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