記事ランキング
検索
リンク
福岡・九州地域演劇祭
プロフィール たかさきの簡単プロフィールです。 PINstage たかさきの舞台芸術関係の活動の屋号です。 FPAP 福岡の演劇等舞台芸術を支援するNPO法人です。最近のメインはほとんどココです。 九州地域演劇協議会 九州内の6つの地域演劇支援団体により設立。 FPAP職員の日々之精進 FPAP常勤職員がおくる赤裸々日報。 制作者は語る(fringe) 全国の制作者による注目のブログです。 昨日 今日 トータル にほんブログ村 スパム対策でトラックバックには、送信元記事にこのブログへのリンクが必要になっています。どうかご了承ください 最新のコメント
最新のトラックバック
カテゴリ
全体 ●コメント前に FKRT 制作的なこと(演劇) 広報・宣伝、具体的な制作のアイディア チケット料金、動員 福岡・九州・地域の状況 観劇して|感想・批評 --------- トークの司会、企画の作り方 作劇のこと・テクニカルのこと 戯曲WS・戯曲のこと #復路のない旅 演出家、演出WS・セミナーのこと 制作者のこと 劇評・批評について 事務的な仕事をする上で 役者/演技のこと 劇場のこと 稽古場について 演劇祭について 芸術文化環境、一極集中、道州制 10年前なにがおこっていたか 釜山・韓国のこと 沖縄のこと ●企画 制作講座・勉強会 福岡・九州地域演劇祭 九州演劇人サミット ブラッシュ 大学演劇部合同公演 TAM 観劇ディスカッション DDシアター リンクP PmP パネルトーク 火曜劇場 東京物語 ステージスタッフWS LRT アゴラインターンシップ 環境の演劇WS ネットセミナー Meets! 2007(札幌福岡) 鐘下さん カラフル 世界劇場会議 一人芝居フェスティバル 指定管理者のこと FPAPのこと かげながら ●その他 Mac、PC、スマホとか 食べる、飲む、外食する ダイエット・運動 本を読んで 小ネタ、近況 さくてきな視点で(非演劇) 商品とか企画のネタ(非演劇) テレビドラマ・映画 #新型コロナ 腰痛 ライフログ
ブログジャンル
|
2018年 06月 13日
思うに、うまい具合に4つの条件が重なったから、今回の北朝鮮の政策転換ができているのだろうと思う。
1) 金正恩氏が就任して、そんなに長くないこと ・長くないことで、過去のしがらみに囚われにくい。 ・拉致問題は、自分は知らないと言いうる ・これまでの首領様と比べて、そんなに悪事に手を染めていない 2) 金正恩氏が就任して、短期間で、権力構造をほぼ完全に掌握できたこと 党や軍にとっては、デメリットでしかない、核放棄や宥和政策を取ろうとしたら、ふつうは暗殺される。 暗殺されて、金正男氏が担がれる。 この権力闘争をよく勝ち抜いたと思う。 この短期間で、権力掌握しようと思ったら、悪事にも手を染めないといけなかっただろう。 3)タイミングよくトランプさんだった。 ほんとにラッキーだった。 ふつうのアメリカの大統領だと、国務省の玄人外交の制約で、問題は進まなかった。 外交は、素人のほうが玄人の方より結果を収めることもありうる分野。 素人外交だけど、交渉の経験は豊富で、けっこうスタンドプレーがスキなトランプさんでよかった。 4) タイミングよく核とミサイルが開発できた。 核とミサイルがなかったら、アメリカは交渉に乗ってこない。 北朝鮮は、核を持ってなくても人口1000万人のソウルをいつでも火の海にできる能力を有する。 これは、アメリカでも阻止することができない。 なので、数十年と膠着状況が続いてきた。 このバランスが壊れたのは、核とミサイルの開発。 これがなかったら、膠着状態が続いていた。 相手の虚をつくタイミングで完成(可能性も含め)したのもよかった。 ほんとは、核開発に手を出さないほうがよかったんじゃないかと思うけど、そしたらいつまでも豪遊できたはずなんだけど、もう先代がやっちゃってるんで、どうしようもない、、、 ○ 拉致問題 日本にとって拉致問題は、非常に重要な問題だが、国際社会にとってはそうではない。 しかし、かなりの好機だ。 金正恩氏の顔を潰さない形で、今回の融和に伴う莫大な経済援助を申し出れば、可能性はあるんじゃないか、、、 ○ 信じられるか。 もう、ここまできたら金正恩氏が世界を欺いて、なにかやってかます必要がない。 もし、なんかあるとしたら、屈辱的で一方的な条件をアメリカが突きつけたときくらいだろう。 ハルノートの時みたいに。 そしたら、北朝鮮はちゃぶ台返しをやるだろう。そして、アメリカの情報操作で、いかにも北朝鮮が無理に暴発したみたいな風にみんな思わせられるだろう。 過去に日本がアメリカにやられちゃった手だ。 その意味で言うと、アメリカのほうが信用できない。 〇 一回の会談ですべてが全部解決するわけではない。 金正恩氏の勝利という声もあるけど、的外れ。 融和政策をとることに、彼のメリットは何もない。その方向で行くことが、もう自己犠牲の敗北を選んでいる。 金正恩氏個人で言うなら、今まで通りでよかったわけですよ。どうせ、アメリカは手を出せないし、豪遊生活を続けることができた。北朝鮮から出る必要がなかった。 この融和に彼のメリットは何もない。今、ただ、暗殺される危険性が増しているだけ。そして、長期には、自分の地位もなくす可能性がある。 金正恩氏が、民を苦境から救おうとして、そのために暗殺される危険や自分の地位の没落を覚悟して、自己犠牲を払っている。という解釈がもっとも有力なんじゃないか。 ほかにあったら教えてほしい。 現代の平和な民主主義的な価値観からすると、到底容認できない人物だけども、そこで思考停止せずに、世界の歴史的な価値観から見ると、世界史に残るクラスの仕事をすることになりそうだ。 日常の価値観では、評価できない。
by sailitium
| 2018-06-13 12:40
| さくてきな視点で(非演劇)
|
Trackback
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||