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福岡・九州地域演劇祭
プロフィール たかさきの簡単プロフィールです。 PINstage たかさきの舞台芸術関係の活動の屋号です。 FPAP 福岡の演劇等舞台芸術を支援するNPO法人です。最近のメインはほとんどココです。 九州地域演劇協議会 九州内の6つの地域演劇支援団体により設立。 FPAP職員の日々之精進 FPAP常勤職員がおくる赤裸々日報。 制作者は語る(fringe) 全国の制作者による注目のブログです。 昨日 今日 トータル にほんブログ村 スパム対策でトラックバックには、送信元記事にこのブログへのリンクが必要になっています。どうかご了承ください 最新のコメント
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2018年 06月 08日
(素人と玄人って言葉の選び方よくないですけど、悪気はないのでご寛容を、、、)
演劇公演のいわゆる評価で、素人と玄人の評価は明らかに異なる。 だいたい以下のようなところが、ポイントになってくるだろうと思う。 (経験) ・年間10本以上見ているか ・これまで100本以上見ているか ・みたものの感想や批評に対して、批判を受けることも十分にあり得る形で公表しているか ・役者やスタッフの経験があるか (姿勢) ・その作品が目指す方向を理解しようと努めているか ・作品の一部分だけではなくて、全体を見ているか ・好き嫌いとクオリティを分けて考えているか いわゆる審査形式のもので、著名な演劇関係者が審査員に選ばれることがあるが、そういう人は、これらの条件をほぼクリアしている。 役者の経験がないと、役者の演技をちゃんと評価できないという研究結果みたいなのがあって、やっぱこの辺は経験がないとむずかしいところだ。 これらの条件をすべて満たしている人は、世の中にほとんどいないのかもしれない。が、8割以上を満たしている人なら、そんなに少なくはない。 演劇公演は、いろいろな要素がある。 たとえば、演出の仕事を上演作品から読み解くのは玄人であってもかなり難しい。演出の仕事の評価と言いながら、実際には作品全体の評価になったりする。 一方、戯曲の評価は、かなり精緻に行うことが可能だ。 そして、この場合、玄人と素人の差はかなりはっきりする。 素人の人気投票と玄人の合議で結果が同じと言いうことも十分にありうる。しかし、その根拠をどこまでしっかりと打ち立てられているかという点で言うと、大きな差が出る。 多くの戯曲賞では、一定のボリュームのある講評が公表されるが、素人にはなかなかそこまで掘り下げて書くことは難しい。 そして、玄人になると難しいのは、自分の評価軸にこだわりすぎて、素晴らしい作品を素晴らしいと認めることができなくなるということだ。 これがままある。 こんな作品は許せないとか、認められないみたいな発言を聞いたこともある。 それと、これはいわゆる劇評家とされる人に多い印象だけども、作品全体を見ずに、一部分に特化した劇評になることがある。 劇評家と呼ばれることを避け、ライターと呼ばれているような人のほうが、この点は全体のバランスが取れていることも多い。 地方紙の新聞で、読み手のことも考えて、作品全体の森もしっかりみているような名批評をみたこともある。専門家じゃないほうが、バランスよく評価できるということもありうる。 (批評・劇評というよりも、「感想」「作品紹介」といったほうが近い感じはしたけども。) それと、その作品をそのまま受容して、好意的に評価するというのが、玄人には結構難しかったりする。が、素人の人は、これをすんなりやれる。そして、結局作り手にとって励みになるのは、素人の人のそういう感想であったりもする。 どっちが役に立っているのかはよくわからない。 役割が違うんだろうと思う。 その役割がうまくフィットしなかったり、誤解されていたりしたら、うまくいかないこともあるのかもしれない。 直接は関係ないですけど、これをよんで考えたことです。 書けなかったTGR2017の総括 ~明日のために植える林檎-1 http://kai-hokkaido.com/stage014/
by sailitium
| 2018-06-08 12:51
| 制作的なこと(演劇)
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Comments(3)
Commented
by
こまね
at 2018-06-10 10:36
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おっしゃる事、判ります。
リンク先も拝見しましたが、つらいですねぇ・・ 表現者は、作品を社会に出す以上、何謂われても、無視されても、敵視されても 受容するしかないと想うんですが・・ 別件:ハンドルもあれなんで、そろそろtwitterフォローしても、よろしぃですか? →問題がありましたら、即ブロックしてくださいませ。
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Commented
at 2018-06-10 10:38
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented
by
sailitium at 2018-06-11 12:48
>twitterフォローしても、よろしぃですか?
はい。全然問題ないです。恐れ入ります。 >表現者は、作品を社会に出す以上、何謂われても、無視されても、敵視されても 受容するしかないと想うんですが・・ 確かに一理ある考え方ですよね、、、 考えをまとめてみたくなったので、改めてブログで書いてみたいと思います。
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