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福岡・九州地域演劇祭
プロフィール たかさきの簡単プロフィールです。 PINstage たかさきの舞台芸術関係の活動の屋号です。 FPAP 福岡の演劇等舞台芸術を支援するNPO法人です。最近のメインはほとんどココです。 九州地域演劇協議会 九州内の6つの地域演劇支援団体により設立。 FPAP職員の日々之精進 FPAP常勤職員がおくる赤裸々日報。 制作者は語る(fringe) 全国の制作者による注目のブログです。 昨日 今日 トータル にほんブログ村 スパム対策でトラックバックには、送信元記事にこのブログへのリンクが必要になっています。どうかご了承ください 最新のコメント
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2018年 01月 19日
今、福岡で言うと、チケット代が前売り2500円とかで、こりゃーお客さん100人きてないよね、、、、
という公演が、増えていている感じがする。 金額と動員で、グラフを作ってみたら、そういった公演が一番が多いかもしれない。 それで、そのいったゾーンでやっている劇団が、その先、動員を増やしていったという話をここ20年位聞いたことがない。 2500円で100人くらいの公演をやってしまった劇団の95%はそれ以上は伸びないという法則があるようだ。 この前、よく芝居見ている人たちで話したけど、2500円になると友達を誘うことがほぼほぼ不可能になるそうだ。1500円なら、それは十分に可能だし、それくらいなら友達の分も自分が買ってあげてもいいくらいの金額だ。 (芸能人出ている場合は除く) そんな単純な計算にはならないけど、前売1500円で200人来るのと、前売2500円で100人来るのと、どっちが得なのかと考えてみたら、答えは明らかだ。それとその劇団が大きくなるためには、だれか持ち上げてくれる人の出現が必要で、動員100人と動員200人を比べてみれば、単純に考えても、その可能性は2倍変わってくる。 これは15年前の調査になるけど、福岡や北九州で、チケット代がどれくらいなら見に行くか、みたいな調査だ。 http://www.fpap.jp/inform/report/honsuu.pdf 月1本見る人、それ以上見る人、ほとんど観ない人などに分けた調査だ。 この表をどう解釈するかは、いろいろあると思うけど、 月1本は、年間で10本以上見る人だから、これはけっこうな演劇好きだ。ほとんど観ない層に注目が必要だ。 ほとんど観ない層にとって、話題になっているような公演なら3000円まで出していいが、そうじゃない場合は2000円までなら出せるくらいに読むのが適当なところだろうと思う。 昨日も書いたけど、これが東京ならば、演劇マニアや表現活動をやっている人がたくさんいるから2500円とかでも300人とか見に来てくれると思う。しかし、福岡ではそれはやっぱり厳しいということは、もう証明されていると思う。 (東京だと、こんなかんじらしいです。それくらいの価格でも、話題作を続けて500超えとかあるみたいです。) 2500円で、ふらっと見に行って、そこそこ面白いくらいだと、もう見にいかないよね。めちゃくちゃ面白かったら、また見に来てくれるだろう。 それで、いまいちな感じならこれは演劇嫌いをつくるよね。 演劇嫌いを作ることのマクロ的な効果は、大したことないものではあると思うけど。 すでにその価格を設定していたら、金額を下げるのは難しいと思うけども、勇気をもって額を下げたほうが、劇団の可能性を確実に高めるだろうと思う。 チケット料金を決めるのは主催者であって、個別の例についてどうこう言うものではないです。念のため。
by sailitium
| 2018-01-19 12:36
| チケット料金、動員
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Comments(1)
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