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福岡・九州地域演劇祭
プロフィール たかさきの簡単プロフィールです。 PINstage たかさきの舞台芸術関係の活動の屋号です。 FPAP 福岡の演劇等舞台芸術を支援するNPO法人です。最近のメインはほとんどココです。 九州地域演劇協議会 九州内の6つの地域演劇支援団体により設立。 FPAP職員の日々之精進 FPAP常勤職員がおくる赤裸々日報。 制作者は語る(fringe) 全国の制作者による注目のブログです。 昨日 今日 トータル にほんブログ村 スパム対策でトラックバックには、送信元記事にこのブログへのリンクが必要になっています。どうかご了承ください 最新のコメント
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2018年 01月 10日
昨日のブログからの続きです。
著作権法とか知的財産に関する法律に対する批判で覚えているものを昨日いろいろかきましたが、自分的に演劇と関連があって、問題視したいのは次の批判ですね。 ◯ 創造活動を萎縮させる 著作権関連法に配慮しすぎて、さまざまな創作活動が萎縮してしまうという指摘を聞いたことがあります。 これはSNSの発達も大きいですね。なにかあると、著作権法違反じゃないか?みたいなツッコミがすぐ入ってくる時代になりました。 この萎縮で失われているものは、目には見えないので、実際にどれほど萎縮しているのかという部分の評価は難しいところではあります。 宮崎県の三文オペラ公演中止は、著作権関連法に配慮して公演中止にした例といえるでしょうね。アウトなのかセーフなのかはっきりせず、著作権者と名乗る会社からの通知に従って公演中止にしたと。 結局、著作権的にどうだったんでしょうかね。 (2018年12月10日現在でも、はっきりしてないようです。) 創作者が生きているなら、脚本使用料を払うというのはまだわかりますが、亡くなっているのに、脚本の使用に対価が発生するっていうのは不自然な話ですよね。 これは、共感が得られないかもしれませんけど。もし法律のない自然状態で、人間のニュートラルな常識で判断すれば、不自然なことだと思うだろうと思います。 もともとの趣旨である、「新規なものの創作を阻害しない」というのも関係ありませんし。 それなのに、さぁ、死後50年経って、パブリックドメインになるから、自由に使えるようになるぞ!!って、なんかおかしな話ですよね。 脚本のような著作物は、公表後5〜10年が保護期間で作者が亡くなったら自由に上演できるってことでいいんじゃないですかね。著作物の売上なんて5年経ったら、もうほぼ打ち止めでしょう。 その方が亡くなったらその方の脚本がどんどん上演されるということになるかもしれませんが、その方を偲ぶという意味でもいいんじゃないでしょうか。 TPPで日本の劇作家が、保護期間の延長に反対したのは記憶にあたらしいところです。 アメリカが期間延長を要求するのは、それで国が儲かるからです。これまで生み出した文化や知的財産で、なるべく不労所得がもらえる期間を伸ばしたいってのは国益にかないますから当たり前っちゃー当たり前ですけどね。 しかし、この萎縮の問題は、劇団を旗揚げするような若い人たちにとって、ハードルが大きいですよね。 多分20年前はあんまり労力を割かなくてよかったことに、労力を割かないといけなくなる。その分、本体の演劇公演に費やせる労力が減ってしまう。 公的な劇場とか大きな劇団とかだと、法律的なこともちゃんと調べてやれるんでしょうけど。 いきなりアメリカで申し訳ないですが、アメリカとしては、そうやって日本が創作をどんどん萎縮してくれたら、その分、自分たちの文化を売れるから有利なわけですよ。 別に、アメリカの陰謀とはいいませんけど、確たる証拠もなしに「それ、著作権的にどうなの?」みたいに、TWITTERとかで指摘しちゃうと、小規模で新たな創作について萎縮していくことになるので、自分の首を絞めるし、結局、アメリカの利益に加担することになるんじゃないかと思います。 アメリカ様の思う壺、、、ですよね。 「森のくまさん」騒動からJASRAC問題まで……著作権10大ニュースで考える、情報社会の明日はどっちだ? によると、「裁判所の著作権侵害の基準は結構高く、世間がパクリと感じるうちのかなりの割合は違法とはならない」とのことです。 これはニュース記事の話なので、演劇公演に関するところで同じ感じなのかどうかはわかりませんが、裁判ではセーフなのに必要以上に萎縮している場面は少なくないでしょうね。 著作権者が著作権法に守られていないような権利を過剰に主張する場合は、これを罰するみたいな規定ができればいいんですけどね。 そうしないとふっかけを抑止できないですからね。 今は、なんでも言うてみよう。いうのはタダだ。みたいな事になっていて、とりあえずはふっかける。そして、それが萎縮を産んでますからね。そういう感じの規定を作るのは難しいでしょうけど。 それと、弁護士さんなんですけど、弁護士さんも法律職ですから、このグレーゾーンをなるべく減らすように頑張って欲しいところですね。しっかりした事例集みたいなのができて、誰でも調べればわかるみたいになっちゃうと、仕事がなくなっちゃうから、そこまでは言えないのかもしれませんが、、、 ◯ 終わりに 演劇の脚本でいえば50年とかは保護し過ぎで、5~10年位にして、あとは著作人格権に注意しながら、上演は自由にし、自由に二次創作できるようにした方がいいんじゃないかと思います。 利用は無償、クレジットは明記、改変部分も明記するということにする。 そうしたほうが創作の可能性は拡がります。創作者の意欲も奪わない範囲だと思います。 原作:◯◯ 脚本:×× (原作の◯◯のシーンについては、カットしています。) みたいな感じで。 それで、上演についても許可制ではなくて通知制でいいんじゃないかと思います。改変部分をどこまで明記するかについては、原作者の意向を尊重すると。しかし、上演は妨げられないと。 私は、演劇の脚本は公共物だと思っています。なので作者が恣意的に上演を妨げる権利を持っているシステムについては、感覚的にはおかしいと思ってるんです。法律でそこまで保護する必要があるのかなと。 もちろん、制作者として作品の上演をするときは、法律を遵守することは言うまでもありませんし、多少の勉強はしております。 音楽もカラオケで歌う分には発表から10年くらいは、一曲いくらか取ればいいと思います。しかし、演劇で、チケット料金が3000円未満の演劇公演なら、音楽の使用も事後通知制で上演料も無償でいいんじゃないかと思います。 旗揚げするような劇団が、使用する曲を事前に確定して、利用許可をとるってのは、ほんんと大変なんですよ。なら、公演するなみたいな意見もありますが、これは、建前をいくら並べても解決しない問題です。 そういう、細かい運用をするのは技術的に難しい面もあるかと思いますけど、そういう運用をすることで、著作権関連の法律は功罪でいう罪の部分を減らせて、功の割合が多くなって本当にいい法律になると思います。 著作権関連の法律は、日本国内だけの話ではないですが、日本人が日本で作ったものを日本人が日本で上演するようなときは、TPPの基準とは違って大幅に緩和すればいいんじゃないでしょうか。 これは、国内作品を国内で上演する時の話なので、外国の著作権には影響もなく、国内の立法だけで可能なことだと思います。 そうやって、日本国内だけの話にはなりますけど、著作権関連の規制を緩和して、今んの萎縮要因をなくして、若い人の小規模な創作活動をどんどん活発にしていったほうがいいんじゃないですかね。 そうしたら、日本国内だけの話にはなりますけど、文化的にどんどん創作が活発化する。そうすれば、そこから、すげぇものが生まれる可能性も上がって、海外に輸出できる文化が増えていく。 国益にもかないます。 ちなみに、知的財産に関係する法律の本旨については、まったくそのとおりだと思いますし、現行法を遵守しなければならないことはいうまでもありません。 誤字脱字やおかしなところは、コメントしてもらえると幸いです。だいぶいろいろ調べましたけども、誤っているところがあるかもしれません。ただ、全体としての趣旨には影響ない範囲には収まるんじゃないかなと思っています。 (関連ブログ) とあることに萎縮して、50年後に誰も脚本を書く人がいなくなっているというストーリー http://sakuteki.exblog.jp/24748256/
by sailitium
| 2018-01-10 12:45
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