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福岡・九州地域演劇祭
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2017年 09月 11日
先週、北九州で上演があって、あとは九州内で2カ所の公演がある。 この作品は、少なく見積もっても、九州で数年に1作出てくるかどうかの作品だと思う。また、受け取るために特定の環境にある必要があるというか、いわゆる見る人を選ぶ作品でもない。ある程度の年齢以上なら、だれでも受け取るべきものを受け取れる作品だ。 それで、ここまでの作品になったら、これは、九州内3か所ではなく、少なくとも九州7県の全県でツアー公演してほしいと思う。 これは、自分が演劇プロパーだから、他の分野との比較の視点なしに演劇推ししているわけではない。 脳内客観に努めて考えたけども、控えめに言ってもそれくらいはあっていいと思う。 東京でできた作品を受け入れるということではなくて、九州という地域で生まれた優れた作品を九州に生きる人たちに見てもらうことは、単に優れた作品を見る以上の効用がある。 シビックプライドの向上にもつながるし、地域アイデンティティの形成にも寄与する。 九州でそのような優れた作品は、そんなにたくさんうまれるわけではないので、こういった作品が出たときには、ぜひより多くの地域で公演してもらった方がいい。 そして、これは劇団の努力不足ということがいいたいわけではない。 どちらかというと九州内の公共劇場の方かなと思う。 とはいえ、それぞれの公立劇場を一つ一つ見た時に、そんな演劇に意識が高かったりとか、予算に余裕があったりするところばかりではない。 またこういうパブリックセクターって、基本的には新しい仕事をすることをとても嫌がるんだよね。それは、公共がやることについて異常なまでに監視されて、揚げ足取りみたいなことでも対応しないといけないという環境のせいでもある。 パブリックセクターって、基本的には法律で決まって義務になっている事しかやらないと思っていたら、ほぼ正しい。 がんばっている公共劇場は、基本、首長が気合いがはいっていて、長期にわたってそれが続いている所だけだ。市長なり知事なりが気合いが入っていて、あーせい、こーせい言われると、そのときはがんばるという仕組みなんだよね。 劇場法が出来たけども、あれは法律の枠組みとしては「がんばっている自治体があるなら応援するよ」って枠組みだから、フツウの自治体にとってはあんまり影響はないんだよね。 それで、あんまり現実的な解決方法とは思えないけど、やっぱ九州を単位とした公的なアーツカウンシルがあって、そこが各県の公共劇場に指示するような形で、受け入れを半ば義務化して、予算も割り振って公演するしかないんだろうなと思う。最初はね。 (パブリックセクターは義務になればそれなりにしっかりとやる。義務化されないとやらない。) もし、そういう作品が、九州7県で上演されれば、九州の一体感みたいなものが少しは出てくると思う。これは他地域で生まれた作品を受け入れるだけではそうはならない。 そして、その一体感は、これから経済的には縮小していくしかない地域で、それでも生きていく上での励ましの要素の一つになると思うんだよね。 かく、公立劇場がバラバラの作品をやるよりも、年1本くらいはそうした視点の作品の上演があった方が、よりよい税金の使い方になると思う。 カズクンくらいの作品は、九州7県の全県でツアー公演されるくらいの時代になればいいのにと思う。 /
by sailitium
| 2017-09-11 12:51
| 制作的なこと(演劇)
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