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福岡・九州地域演劇祭
プロフィール たかさきの簡単プロフィールです。 PINstage たかさきの舞台芸術関係の活動の屋号です。 FPAP 福岡の演劇等舞台芸術を支援するNPO法人です。最近のメインはほとんどココです。 九州地域演劇協議会 九州内の6つの地域演劇支援団体により設立。 FPAP職員の日々之精進 FPAP常勤職員がおくる赤裸々日報。 制作者は語る(fringe) 全国の制作者による注目のブログです。 昨日 今日 トータル にほんブログ村 スパム対策でトラックバックには、送信元記事にこのブログへのリンクが必要になっています。どうかご了承ください 最新のコメント
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2005年 12月 29日
結論から言うと、ここ10年くらいでもっとも成果のある年であったのでは?と考えています。とりあえず思いつくままに羅列します。
・ピクニック主催による東京物語 ・ぽんプラザホール火曜劇場1~3月、11月~12月 ・ギンギラ太陽'sパルコ劇場進出 ・北九州芸術劇場×飛ぶ劇場全国6カ所公演 ・SAKURA前線、モナコ公演 ・劇団GIGA山田恵里香さん、演出コンクール優秀賞受賞 ・将来性のある劇団の旗揚げ(ガラパ・無倣舎) ・ロングランシアター企画の開始 ・九州演劇人サミットの開催 ・NGT(北九州芸術劇場)の開催 ・ヨーロッパ企画、ニットキャップシアターの公演 ・演劇専用劇場開設の情報 ・ぽんプラザホール、ゆめアール大橋指定管理者に移行 5年後、10年後に振り返ったときに2005年が転回点であったという考察があるいは成り立つかもしれません。 北九州芸術劇場がしっかりとした経済基盤の上にいろいろな事業をやっていることはかなり大きく、福岡への舞台芸術振興効果も日を追うごとに大きくなっているようです。 ワークショップも増えてきました。最初は行政が主体だったので、その堅牢性を活かし質の高い講師を低廉な参加費でという環境を実現していましたが、今年くらいから玉石混合状態への傾向を示しているようです。これは「拡がる」ということとセットなので仕方ないことではありますが、受講する側にも一定の見る目が要求されてきたと言うことでしょう。 12月26日の朝日新聞の朝刊の地方欄で「文化・芸能 記者が見た05年」というコーナーがあって、福岡・九州の2005年の振り返りをしているところで、FPAPがちょっとほめられてました。これは実にうれしいことです。 あと、財団が「コンテンポラリーダンスの振興」という側面から誉められてましたね。福岡も地域団体のコンテンポラリーダンス公演が増えてきたようで、うれしいことです。小劇場系の演劇とコンテンポラリーダンスはなんかいろいろと共通点があるようですね。お客さんもかなりかぶっている感じですし。 財団の企画といえば、ニットキャップの公演が記憶に残ってます。いいところをもって来てくれたなぁーという印象です。受賞歴があって呼びやすかった部分もあると思います。ああいう地域の表現者の刺激になるようなところを呼んでもらうのは実に良いことです。演劇公演の招聘ってけっこうお金がかかるので、FPAPではちょっと手が出ないし、これからの財団の招聘公演に期待したいです。 とかなんとか書いていたら、松田さんのAAF戯曲賞のニュースも入ってきました。 来年もいくつかの企画が既に動いているでしょうし、西鉄ホールで地域の団体が公演できるような機会も出てきそうです。 すそのは確実に拡がってきているようです。中堅どころのレベルアップと、トップ近辺に位置する団体がいかに継続してレベルの高い公演を継続していけるようになるか、というところが今後の課題になってきそうです。これにはもうしばらく時間を要するでしょうが、一歩一歩がんばっていきたいものです。
by sailitium
| 2005-12-29 19:17
| 福岡・九州・地域の状況
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