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福岡・九州地域演劇祭
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2017年 04月 25日
三国志60巻を先週末に読破した。 ebook-japanがキャンペーンをやっていたのだ。 軽い達成感がある。 20年ぶりくらいに読んだような気がするけども、なんか、諸葛亮孔明の弱点に目がいくようになった。 三国志の中では、孔明のファンで、それは今でも変わらない。かわらない。けども、孔明は「後進を育てる」というところが苦手だったのだなと思う。 孔明は、軍師(参謀)として有名*だが、実際には行政官としての能力のほうが高かったという。 (*漫画の三国志は、三国志演義という実際の三国志を脚色したものであるからそれは差っ引かないといけないにしても。) その行政官としての後進は、蒋琬(しょうえん)費禕(ひい)楊儀(ようぎ)の3人。だけど、呉の孫権に「なぜ、そんな大したことのない人を使っているのか」と言われたとのこと。 大きいのは、武将の後進。 ろくな武将を育てていない。後半の方なんか、ほとんど降将ばかりでたたかっている。 姜維を見出したけども、馬謖でチャラだ。 孔明が玄徳に使えてから、なくなるまで30年位あったのだけど、その間、ろくな武将を育てていないし、見つけていないってことじゃないか。 孔明が作戦家としてすごくて、俺の作戦どおりやれ、余計なことはするなみたいなかんじだったから、武将が育たなかったのだと思う。 あと、劉禅の帝王教育に完全に失敗している。 また、孔明は自分の子供の育成は失敗したとまでは言えないが、孔明のライバルである司馬懿仲達は、軍略では孔明に勝てなかったが、子供はやたらめったら優秀だった。 多分、官僚型のタイプで、のびのびと人になんかやらせて、人を育てるというタイプじゃなかったんだろうなと思う。 こんなのを全部やれるのは、人間業じゃない。なんで、三国志の中で一番好きな人は変わらない。トータルで言えば、孔明の総合的な能力は、圧倒的にすごい。 /
by sailitium
| 2017-04-25 12:59
| 小ネタ、近況
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