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福岡・九州地域演劇祭
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2017年 01月 11日
韓国にも日本と同じように、政府系の芸術文化助成の制度がある。日本よりも充実した制度であると聞いている。良く引き合いに出されていると思う。 ところが、韓国では政府が反政府的な団体やアーティストのブラックリストをつくって、そこには助成を出さないようにしていたらしい。 韓国文化体育相「文化界ブラックリスト」について謝罪-Chosun online 朝鮮日報 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/01/09/2017010902504.html こんなこと日本政府では思いもつかないだろう。現に、反政府的な方向性な芝居をやっている団体でも助成金を取っている。 たとえば民間の団体なら問題ないと思う。 たとえば、民間がやっている助成(たとえばセゾンとか)があったとする。その民間団体に批判的なことを言っている団体には、一切助成をする必要はないと思う。 大企業でも同じだ。 トヨタとかの大企業になれば、なんらかの芸術助成を制度として持つが、こちらもトヨタに批判的な芸術団体には、助成する必要はないと思う。したいのなら勝手にすればいいと思う。 しかし、政府がこれをしていいかとなると話は別だ。そこは明快な線が引ける。政府というのは国家・国民のためにあるものであって、その反政府的な芸術団体も国家の一員であり、その批判を封じてはいけないからだ。 その批判が頓珍漢なものなら、批判への批判はしていいと思う。意見への批判を受けることは意見を言う以上逃れられない。 なので、民間の団体とは比較にならない。 これは地方政府であっても同じだ。 たとえば、県の助成金があるとして、県政に批判的だからといって、助成に差をつけてはいけない。 なんで、話は変わるが、日本に批判的な国にODAなんか出さなくていいと思う。しかし、政府に批判的な県にそれを理由としてお金を出さないなんてことは良くない。 それで、一応、韓国っていうのは日本と同じく、「経済活動の自由」「民主主義による政治」を標榜している国なんですよ。 大まかに言えば、その看板に偽りはないと思うが、一部分ではそんなこともあっている。 しかし、日本では政府はそんなことをやろうなんてことは思いもつかないだろうと思う。世帯が小さいだけに、あんがい、地方自治体の方が危ないかもしれない。 日本もそうならないように注意が必要なんてことは思わない。それは、遠い遠い現実であって、今からそんなことに注意する必要はないだろう。 まったく無関心でいいとは言いません。 日本の周囲にある国といえば、韓国、北朝鮮、中国、台湾、ロシア、アメリカの6カ国くらいだ。共産圏では当然発言の自由はない。韓国も上記の通り怪しい。となると過半数の国では芸術表現に不当な制約があるということは事実として留意していいんじゃないかと思う。 この点、日本はいい国だと思う。 芸術表現に不当な制約は、多少はあった方がそれがモチベーションとなることもあるので、適度な制約はあった方がいいのかもしれないという意見もあり、一理はあると思う。 ちなみに、ほんとうになんでも自由にできるような世の中になって、なんの不安もなく、生きていけるようになったら、人は芸術活動なんかやらなくなるのではないかと思う。 ----- 2017年9月追記 東京新聞 「国批判の番組に国から賞」 文化庁職員「受賞いかがか」 http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017090990070732.html こういうことがあって。 文化庁の職員の一人ぐらいも、こういうことを言えないとなると、その組織は終わっていると思う。 そこで、意見を10−0にしたがる気持ちがよくわからない。 9−1とか8−2とか7−3ぐらいがちょうど良いということはいろいろあるけども、これもそうした事例だと思う。 10−0じゃなかったことで、反対意見を言った人を吊るし上げようとしているのだけども、それはおかしいと思うね。
by sailitium
| 2017-01-11 12:34
| 制作的なこと(演劇)
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