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福岡・九州地域演劇祭
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2016年 11月 07日
モノクロラセン「宅見宗一の穏やかな黄昏」をみての感想。
100分。会話劇。 全体としては佳(よ)い作品だったかなと思う。 チケット料金20-22は高いと思えたし、コアの魅力に欠けるような気もするけども。 1960年前後に小学生だった宅見宗一の生涯を書いた作品と言って良さそう。 力道山に熱中する小学生から始まって、日本のエポックメイキングとなった出来事を年表的に説明し、その背景に生きる宅見宗一の風景を描く。 芝居の始まりは現在20年ほど前。寒々とした家庭に嫌気が差す主人公。そこに現れた悪魔。悪魔は人生をもう一度やり直させてやるという。 力道山に熱中する小学生に戻る主人公。結局は同じ人生を繰り返して、寒々とした家庭にたどり着いてしまう。 しかし、そこで悔い改めその先の生き方を変える主人公。 娘も幸せな結婚をし、妻と二人で田舎の老後を迎える主人公。 という100分。 装置、照明、音響のテクニカルワークは、主張も強すぎずかといって抑えすぎるでもなく作品世界に忠実な仕事をしている印象。 役者が様々な役に扮するために使われた衣装は、舞台奥の板を組み合わせたパネルのようなものにどんどんとかけられていく。時代の地層のようなものをイメージしたのであろう。 舞台最前面と客席の間の光沢のある木材の床面が見えていた(フローリングみたいなやつ)。 これは照明を反射するので目立つ。お客さんの視野に入ると、集中力をわずかながらではあるが削られるんだ。パンチを貼って欲しかった。 ぽんプラザでの公演で、スタッフがいいところは必ず黒パンチを貼っている。演出も劇場に入って、こういうところに気づくかどうかは、最重要じゃないにしても、できれば押さえておきたいところだ。 役者の演技は抑えめの演技。 一人で何役もこなし、宅見宗一の周辺を生きた人物となる。 役者へ与えられた負荷は高い*ものではなかったが、全体的には淡々とした演技で、こなれているというか大きなスキはみあたらなかった。 *バリバリ動けとか、高い身体能力や演技力を要求されるとか、力強い演技で観客を魅了しなければならないとか、非常に複雑な人間の内面を観客に伝えるとか、そういうの。 終盤持ち直した*感があるが、前中盤は、年表を読んでいるような芝居に見えて個人的には魅力を感じられなかった。 *持ち直したというよりも方向性の話かもしれない。前中盤は、こういう時代にこういうことがあったという説明的な部分が多かったように思うが、後半は、その割合が減っていって、家族の会話に重点が置かれた。 主人公の人生がその時代の人々を代表するような設定として書かれているので、やむを得ない部分もあるのかもしれないけど、ステレオタイプというか表層的に描いていくことに終始してしまって掘り下げが弱かったように思えた。 (力道山に熱中 → トイレットペーパーを慌てて買いに行く周囲 → 浅間山荘事件に釘付け → バブルで地上げの仕事でウハウハ → リストラにあう → 仕事ばかりで家族を振り返られず家庭崩壊) 作者の家族背景が色濃くでた作品なのかなと思う。主人公の娘が結婚するところなんかはありきたりかもしれないけど、やはりいいシーンだ。人生やり終えた的な感じで、夫婦で黄昏にいるというのもいいシーンだ。 このシーンについては、作者の体温というか、ここを書きたいんだというのがあったように思う。さわやかな観劇後感だった。 /
by sailitium
| 2016-11-07 12:34
| 観劇して|感想・批評
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