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福岡・九州地域演劇祭
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2016年 09月 26日
演劇脚本の基本は、ストーリー性とドラマ性であるみたいなことが書きたい。
しかし、こういうと 「いや、今更、そんな当たり前のこと言われても、、、」 とも言われそうだし 他方、 「いやいや、そんなことないよ。それは古い見方だね」 とも言われそうだ。 いやいや、どっちやねんと。 世の中いろんな意見があっていいが、それを集約した所で、比率や割合を用いたモデルに落ち着くことはできるはずだ。 映画・小説・漫画でいうと、普通に触れることができるそれはほぼストーリー性/ドラマ性に多くを依拠している。 それらはストーリー性/ドラマ性が優れていることで、成り立っている。多分数値化すると平均で8割*は位はそれに依拠している。 (*数字は、相対的なものとしてみてください。以下同じ) 思うに、70-80年代の小劇場系の演劇の作品は、ストーリー性/ドラマ性が今よりも重視されていた。 自分が見た範囲で言うと、唐十郎、野田秀樹、鴻上尚史であっても一定の割合での ストーリー性/ドラマ性への依拠があった。 これを数値化すると、平均で5,6割くらいはそれに依拠している つかこうへいでいうと7,8割くらいは、 ストーリー性/ドラマ性に依拠している。 多分、これらの人たちは、 ストーリー性/ドラマ性の基本みたいな下地ができていて、その上で、演劇的ななにかをどう積み重ねていくかみたいなところだったのだろうと思う。 それで、この上に積み重ねていく部分が重視されるあまり、下地や土台であるストーリー性/ドラマ性が軽視されるようになったんじゃなかろうか。これは、演劇専門家の目を意識し、大衆の目をあまり意識しなかったと言えると思う。 漫画でも、昔「やおい」という言葉があって、ヤマもオチも意味もないということなんだけども、現代の演劇でもそういう作品が増えている。 ちなみに、漫画の場合は、「やおい」的なものであっても、その愛好家のボリュームが演劇と違うから、一定のマーケットは成立する。 それで、個々の作家がどういう作品を書くのかということは個々の作家が、自由に決めればいいことなんだけども、集合体として俯瞰してみたときに、作品が偏っているとして、それが大衆や市場を無視しすぎているとしたら、それもどうなのだろうと思う。 やっぱりストーリー性/ドラマ性の誘引力というのは相当に強くて、これを活用できてない芝居は、やっぱり厳しい物である事が多い。たまに、わけはわからんけどスゴかったという芝居があるから、話しがややこしくなるが、それは例外みたいなもんだと思う。 やはりストーリー性/ドラマ性が、演劇脚本の基礎であって、ここをしっかり押さえないと芝居はやっぱりオモシロくならないと思う。結局、やりたいことやるしかないから、ここで何いってもしょうがないけども、ストーリー性/ドラマ性を重視して勉強する割合が総体として増えるといいなと思う。 とはいえ、ストーリー性/ドラマ性のみ重視した作品ばかりになるとこれはこれでおもしろくないけれども。 まぁ、演劇と全然関係ない分野でいきている人にとって、フツウに触れられる演劇って、商業演劇であって、これは8割はストーリー性/ドラマ性に依拠しているわけだけども、、、 ・
by sailitium
| 2016-09-26 12:44
| 戯曲WS・戯曲のこと
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