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福岡・九州地域演劇祭
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2015年 11月 26日
これは、この稿の中においての定義に過ぎないけど、ちょっとおもしろいかなとおもって。 ここ1年くらいで、アトリエを構えたみたいな話が複数件あった。あと、昔になるけど、手作り劇場みたいな話も聞いたりとか。あとはアトリエ劇研の話とかもあり、一定の方向からのノックが続いて、ふと。 アトリエっていうのは、閉鎖的であっていいけど、(小)劇場はそれじゃダメだ。 みたいな話。 言葉の定義の言葉あそびみたいになっちゃうけど。 劇場を持ちたいっていうのは、よく言えばまっとうな、悪く言えばありがちな目標というか夢だったりする。自分たちが自由(好き勝手)に使える場が欲しくなる。 けど、劇団とかの表現団体に近いところが、劇場をつくって持つと、それはたいてい閉鎖的になる。 閉鎖的って、単語を使うのはちょっと不公平だな、、、う〜んどうしよう、、、 ※世の中の事は何でも、いいようにも言えるし、悪いようにも言える。そこをわざと印象の悪い言葉を使うことによって、悪い印象を与えようとする事は、基本的には不公平な事である。上の文章で「まっとうな」「ありがちな」ということを対比させたけど、これがどっちが一方だったら、そっちのほうに結論を持って憩うみたいな話だ。TWとか新聞とか、ほんとこういうのが多いので、気をつけよう。 悪気はないのだけどその劇団の色が強くなりすぎて、他のいろんな劇団がそこを利用しにくくなる。みたいなことだ。そこの劇場でやる=その劇団の系列にはいっちゃうというわけではないのだけど、劇団が運営している色が強い劇場の場合は、どうしてもそういうニュアンスが出る。 その色の強さをどう考えればいいのか、、、みたいなことを考えたい。 逆に、無色透明無味無臭だと、劇場としての面白みが何もない。ノージャンルの貸し館オンリーの多目的ホールなんかはそんな感じだ。 劇団がそれを作ると、色が強くなりすぎて、その劇団と強い友好関係になるところだけが使うようになり、劇場というよりもアトリエ化する。 仲間内のプライベートなスペースになる。 悪く言えば蛸壺化だろうし、よく言うならば梁山泊化、微妙なところでサロン化なんかどうだ。 本来創作というか芸術というのは、プライベートなものだ。作品が生まれる場は基本プライベートであるべきだ。なので、アトリエが閉鎖的というか、プライバシーが守られる空間であるのはいいことだと思うんだよね。 で、その結果でて来た作品に、力があればそれはパブリックなものになっていく。 劇団が、劇場を作ってうまくいくのは、劇団がその劇場を、一定以上のレベルで手放した時だと思う。手放すというか、他の団体が使う事が増えてきて、自分たちが好き勝手に使えないようになってきたなぁ、、、みたいな時だと思う。 はじめて他の国から世界チャンピオンが出た時、国技は国際競技になったと言える。という言葉があるが、そんなかんじだ。 アトリエは、表現団体が作ったほうがうまくいくというか、表現団体が作るしか無いが、劇場は、表現団体じゃない団体が作ったほうがうまくいくんじゃないかなと思う。劇場運営へのこだわりは必要だが、いろんな表現を受け入れるためにはそこにこだわりすぎてはいけないのだろう。 この一般論には、相当の自信があるが、もちろん例外を探す事は可能だろう。 最近、小劇場というか、アトリエに関するトピックがいろいろ入ってきて、そんなことを考えた。
by sailitium
| 2015-11-26 12:57
| 制作的なこと(演劇)
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