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福岡・九州地域演劇祭
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2015年 10月 25日
昨日、楽市楽座「バードフラワー」をみた。 この劇団みるのは2回目だ。 この劇団は、親子3人の劇団。 今年は5月にツアーを開始して、日本全国を回りながら、30ヶ所以上で公演する。12月下旬までのツアーで、その間、基本旅の途上にあるとのこと。 大阪に自宅があるらしいが、そこにいる期間のほうが短いことになる。 なぜ、そのようなことをやっているのか、そのモチベーションはどこにあるのかなど、興味深いというか理解が難しいところがある。 人づてて聞いたところによると 「どこまで、できるのかやってみたい」 とのことらしい。 自分の疑問の回答にはなってないけど、でも自分個人としては納得できるものだった。 これも人づてで聞いた話だけど、主宰のかたは、国家とか政府とかの存在を否定する思想的立場にいるらしい。そういうのは無いほうがいいと思っているらしい。 前回見た時は、その作品中に、政治批評みたいなところがあった。これは現政権を否定していて、たとえば他の政党ならいいのだろうか?みたいなことを、劇団を知っている人に聞いてみたら、上記のような回答が返って来た。政府とか無いほうがいいと思っているようだと。 アナーキスト(無政府主義者)だ、、、、 こどもさんはいま中学校3年生とのこと。 5年前からこのツアーやってるってことは、、、学校行ってないってこと、、、、? で、やっぱり行ってないらしい(正確にはいかせてないというべきか)。 国家や政府否定であれば、自然な結論だ、、、 旅公演のライフスタイルや、作品性も含めて、ホントにアナーキストだ、、、 アナーキストといえる人を自分は初めて見た。 一般に、無政府主義というのはかなりの危険思想だ。アラブには、「一日の無政府より百年の圧政の方がマシ」というのがあるほどだ。無政府になると、内乱が発生したり、無法地帯になったりして、難民化したり、人が殺されたり、飢え死にしたりする事が多い。それよりも、自由のない圧政のほうがマシみたいな意味。 こういう旅公演が出来ることとか、治安の維持とか、無政府主義であることとの矛盾はゼロではないと思う。が、おそらくそれは小さな問題にすぎない。 人生というのは旅の途中のようなもので、多くの人はその旅の途中に命をなくす、、、みたいなフレーズを見たことがある。 それをリアルでやっている。 「生活の中心に演劇を置く」「演劇LOVE」といった、演劇との関わりを表現する言葉を聞いたことがあるが、楽市楽座の場合はなんと言えばいいのだろう、、、 これを考えながら昨日寝たら、ゆめうつつに「色即是空 空即是色」という言葉が浮かんできた。 「人生即演劇、演劇即人生」(人生は演劇であり、演劇こそが人生である) または 「全即演劇、演劇即全」(全ては演劇であり、演劇こそが全てである) とかかな、、、 前回見た時は、そこまで考えずに見たからあれだけど、今回はこの劇団について、ちょっと調べたり聞いたりする機会があって、その上で見たのだけど、この演劇に帰依した人生・身体その生き様には感動せざるを得ない。 家族、人生、表現、主張、旅、生計 この6つの要素が、ほぼ重なっているような感じだ。 それと、こういう生き方って、演劇以外で出来るのかなと考えてみた。 吟遊詩人とか、流しの楽団とか想定してみたけど、これは、演劇しか出来ないんじゃないかという気がする。 水上生活者も想定してみたけど、いくつか抜け落ちる。 日曜ビッグバラエティ - 発見!予想外家族 - 2012.7.29 テレビ東京系列局 OA 家族3人だけの劇団「楽市楽座」で、特集されていた。 これはバラエティだから、ソフトに味付けされているが、そんなほんわかしたものでもないでしょうよ、、、という気もする。 2年前に見た時のブログ。「金曜の夜に天神北の須崎公園で楽市楽座をみて」 今回のブログとの変化が激しい(笑) 前回は遠くでぼんやりと見た印象。知って考えることによって深化した。 そう、前回見た時は、たまたまお米を持っていて、投げ銭とともに、お米を差し出したのだった。芝居の雰囲気にはすごくあってると思うんだけど、実際上はご迷惑だったんじゃないか、、、みたいなことも、、 知り合いには、粋なプレイと評されたし、この番組見ると自炊してるから良かったかな、、、とも思うけど、やっぱ現物はかさばるから、避けたほうがいいな、、、 差し入れで、ドーナツばっかりになっちゃうみたいな。 続く(明日公開)
by sailitium
| 2015-10-25 12:29
| 観劇して|感想・批評
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