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福岡・九州地域演劇祭
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2015年 02月 20日
公立の劇場のレストランやカフェは、あんまり美味しくないところが多いんじゃないかという仮説がふと湧いてきた。
普通レストランをどこにするのかといえば、そのレストランにいってみて実際に食べ、雰囲気とか味とか料理とかで決めるだろう。 しかし、公共劇場のレストランは多くの場合、入札で決まっているんじゃないか? つまり、賃借料をいくら出せるのかとか、安けりゃお客さんも喜ぶみたいな指標で選ぶとか。 味や雰囲気で優れたところにすると言っても、そんなんで決めると、「お前個人の好き嫌いだろ」と文句が出る余地があるので、文句が出ないようにやることを重視している組織だとその選び方でやるのはなかなか難しい。 が、それだといいレストランがくることはない。 そして、そんなレストランの決め方をしている公立劇場は、おそらく芝居の作品選定も、おんなじような決め方しかできない。 結局、それは本当にお客さんのことを考えてるわけじゃないんだよね。ただ、文句を言われたくないってだけで。組織の体質というか価値観がそこを重視していたら、やる気のある一個人ではどうにもならない。 なんで、レストランが良ければ、「わかりやすく説明しやすい指標」ではなく、「審美眼を重視した指標」で決めるべき部分をきめられる公共劇場なので、そういうところは芝居もいいんじゃないかなという仮説。 まぁ、仮説なんでね。(笑) (おまけストーリー) 東京みたいに都会じゃないから、舞台芸術文化のために公金を使う必要はあるが、行政は劇場の運営が下手だし、ブランドイメージという概念が理解できないし、審美眼が発揮できない。なのでハードをつくったり、毎年の運営費でお金は出すが口は出さないようにするのがいい。 運営は、民間に任せよう。となるのがベスト。 指定管理者も制度としてはまずくて、運営が5年とかでコロコロ変わると劇場としての継続性がなく、ブランドイメージも一貫しないから、そうならない形式にしなければならない。 これが理想だ。 ってここまで書いて、それは博多座のことだなと気づいた。
by sailitium
| 2015-02-20 13:28
| 制作的なこと(演劇)
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