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福岡・九州地域演劇祭
プロフィール たかさきの簡単プロフィールです。 PINstage たかさきの舞台芸術関係の活動の屋号です。 FPAP 福岡の演劇等舞台芸術を支援するNPO法人です。最近のメインはほとんどココです。 九州地域演劇協議会 九州内の6つの地域演劇支援団体により設立。 FPAP職員の日々之精進 FPAP常勤職員がおくる赤裸々日報。 制作者は語る(fringe) 全国の制作者による注目のブログです。 昨日 今日 トータル にほんブログ村 スパム対策でトラックバックには、送信元記事にこのブログへのリンクが必要になっています。どうかご了承ください 最新のコメント
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2014年 10月 31日
先日の大学演劇部の話に続いて、今日は高校演劇部についての話。
福岡に限った話ではあるけど。 10年前とかは、福岡の地域演劇シーンは高校の演劇部から出てきた劇団が、全盛なかんじだった。 毎年のように、高校の演劇部から劇団が生まれていたと感じられる程だった。 理由は明白。 高校の演劇部が合同公演をしていたからだ。 合同公演がなくなって、高校演劇部から劇団が出てこなくなった。 全国大会で優勝した久留米附設は、筑後地区だけども、そこから類推するに筑後地区に限らず、福岡の高校演劇のレベルは一定のたかさにはあると思われ、地域の芸術文化の水準を高める人材は少なくないのではないだろうか。 だけど、今は、スムースに地域で演劇をつづけるコミュニティに入っていける機会がない。 同年代で、ホーム感のある受け皿が必要だ。 やる奴はどんな状況でもやる。みたいな意見もあるかもしれないが、そういう北島マヤクラスのテンション100%のヤツしかやらなくていいみたいな意見は、乱暴すぎる。 さすがにテンション30%の奴は入ってくるなと思うけど、70%の人にはぜひ来て欲しいし、入ってくればそこで演劇の楽しさと出会えるもんだと思う。 それと、やはりその地域の劇団の数というのは、その地域の演劇文化のレベルの高さに影響する。 もっと強く言っても良さそう、直結すると言ってもいいくらいだ。 基本的には、正弦分布のバラつきになるので、数が多い方が、トップレベルの質も高くなる。もちろん例外もあるが、例外の範囲で一般論を修正するほどのことはない。 あと、たとえば福岡で劇団の数が、今の1.5倍に増えたら、キャパ150-200位のいい劇場が勝手にできるだろうしとか、そういう環境の方が勝手に良くなってくれる。 *いきなり1.5倍になることはありえないけども。 まとめると 1)ここ10年位、高校演劇部を母体とした劇団が生まれてこなくなった 2)優秀な人材もいるだろうに、地域にとって文化的な損失だ 3)高校演劇部の合同公演が復活すればこの問題は解決される 4)関係者やその辺との接点がある人は、あちこちでその必要性を訴えてほしい。
by sailitium
| 2014-10-31 13:43
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