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福岡・九州地域演劇祭
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2014年 04月 16日
市民劇では、演劇性が高い作品ほどクオリティが下がる。という法則を発見した。
この場合の演劇性とは、脚本の文学性や役者の演技などを指す。 そういったものの割合が高いと、芝居のクオリティは下がる。群舞・群唱を多用してそういったものへの割合を下げるとクオリティが高くなる。みたいなことがいいたい。 (市民劇、キャパ500-1500とかの中・大劇場でやるのを想定しています。) 以前、群舞・群唱を多用し、役者は決め台詞的な少数のセリフに絞るような舞台を見たことがある。クオリティという点ではとてもレベルの高い舞台だった。 脚本や役者が中心にあるというより、テクニカルスタッフの仕事ぶりや、群舞群唱が作品の主要素となっていた。 純然たる演劇作品というかんじではなかった。万博とかで見たライブパフォーマンスと台詞劇の中間くらいにある感じだった。 市民劇でクオリティを上げようとしたときに、非常にうまい構成だなと思った。 テクニカルもプロだと思うが、演出もプロ中のプロというかんじの仕事だった。 一方、脚本の文学性や役者の演技に比重があると、一般市民の演技力にはやはり限界がある。劇団の人でも一般市民と変わらない人はいるが、できる人がいる割合はやはり高い。 それでも、本当に技能の高い俳優というのは、劇団でも一握りだから、大きな劇場ではやはり難しい面がある。 それで、小劇場ではあまり出番がないけど、市民劇ではPAのできが非常に重要だと思う。 1)セリフが聞き取れるというだけでなく、聞こうと努力しなくても自然に耳に入ってくるような音量であるとか、 2)スピーカーを多用してBGMの質感がとても立体的であるとか、 3)できれば、セリフの位相が取れていて、リアリティがあるとか この辺ができているととても有利だと思う。 もっといえば、もっとも重要な要素なんじゃないかと思う。 ただ、市民劇はクオリティという目標はあっても、そこへの優先度(どれだけのものを犠牲にしてでもやるか)は、高くないので、あんまり論じても意味はないかもしれない。 自分がクオリティという要素に、強い関心があるというだけで。
by sailitium
| 2014-04-16 12:50
| 制作的なこと(演劇)
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