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福岡・九州地域演劇祭
プロフィール たかさきの簡単プロフィールです。 PINstage たかさきの舞台芸術関係の活動の屋号です。 FPAP 福岡の演劇等舞台芸術を支援するNPO法人です。最近のメインはほとんどココです。 九州地域演劇協議会 九州内の6つの地域演劇支援団体により設立。 FPAP職員の日々之精進 FPAP常勤職員がおくる赤裸々日報。 制作者は語る(fringe) 全国の制作者による注目のブログです。 昨日 今日 トータル にほんブログ村 スパム対策でトラックバックには、送信元記事にこのブログへのリンクが必要になっています。どうかご了承ください 最新のコメント
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2013年 06月 21日
これまで、FPAPでは戯曲ワークショップをいろいろやってきた。
初心者向けと経験者向けにわけて、初心者向けは1,2日の短期とかで。経験者向けは長期の期間で5,6回くらいで一本書き上げることを念頭においてきた。 とはいえ、内容については講師である劇作家におんぶにだっこの状態で、講師の個性や興味が反映されるものだった。 たとえば偉大な劇作家でも、この人には経験者向けの戯曲WSはいいけど、初心者向けは無理だろう。みたいなこともあるように思う。 野球選手で言えば、バッティングの指導を長嶋監督に受けて「グッときて、パァーーンだよ」とか言われて、経験者はそれで開眼することがあるかもしれない。が、初心者はそういう感覚的なことを言われても、なかなか上達は厳しいものがあるだろう。 でも、すでに5,6本位書いたことある人を対象とした長期のWSとかは、それでいいのかなと思う。技術的な面もあるけど、それ以上に先輩劇作家の書く姿勢とかものの見方とかそういうところなのかなと思う。 それで初心者向けの戯曲ワークショップだけど。 初心者向けのWSについても、ほぼ講師におんぶにだっこの内容だったのだけど、これまでいろんな劇作家のWSをみていて、ある程度こういうルートですすめていくといいんじゃないかというのが見えてきたという部分もある。 これまで講師の個性や興味に9割頼っていたとするならば、それを5割くらいにして残りの5割は初心者向けのカリキュラムをちゃんとつくって、誰がやっても変わらないような部分がないといけないのかなという気がしてきている。 これまでの戯曲WSの内容をふまえ、講師と協議もしながらその内容を作成していっている。それで良い内容になれば、これまでその都度その都度、オーダーメイドで内容を考えてくれた講師の方々のおかげだと思う。 初心者・未経験者のための戯曲ワークショップ「書こうぜ、せりふっ!」参加者募集 http://www.fpap.jp/gikyoku/2013/ (おまけ) それと、もう、世の中で一般的になっているから言って良いと思うけど、初心者向けの戯曲ワークショップについては、FPAPが行う他県の劇団の受け入れ公演との相乗効果についても念頭においている。 たとえば、今度の非常口の福岡公演をFPAPはいろいろとお手伝いするが、その劇団の劇作家に新人向けの戯曲ワークショップの講師をお願いできないか。みたいなふうにだ。 もちろん劇作家としての受賞歴とか受賞歴が無いのが不思議なくらいの活動実績とか、講師としての個性の向き不向きとか、他にも検討すべき要素はあるが、それらのピースがうまく組み合わされば、とても前向きに検討する。 学校の先生にしてもそうだと思うけど、初等教育では策定されたカリキュラムの割合が大きくて、大学とかだとほぼ教員の個性と興味とかになっていく。 この例えで言うと、自分は学校の先生ではないし免許も持ってないが、零細学校の経営者の立場に近いところにはあるとは思っている。
by sailitium
| 2013-06-21 12:02
| 制作的なこと(演劇)
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