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福岡・九州地域演劇祭
プロフィール たかさきの簡単プロフィールです。 PINstage たかさきの舞台芸術関係の活動の屋号です。 FPAP 福岡の演劇等舞台芸術を支援するNPO法人です。最近のメインはほとんどココです。 九州地域演劇協議会 九州内の6つの地域演劇支援団体により設立。 FPAP職員の日々之精進 FPAP常勤職員がおくる赤裸々日報。 制作者は語る(fringe) 全国の制作者による注目のブログです。 昨日 今日 トータル にほんブログ村 スパム対策でトラックバックには、送信元記事にこのブログへのリンクが必要になっています。どうかご了承ください 最新のコメント
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2012年 06月 06日
4月27日「小劇場のロングランと言うことについて小考する」の続きです。
現実的な話から言うと、商業的精神に乏しい小劇場演劇でのロングラン公演や他地域巡演については、一般的にカンパニー外からのなんらかの財政的支援が必要であり、それなしでは才能が疲弊してしまいやすい。 ということが、これまでの実例からいってほぼ証明されたな。と思う。 もちろん、一発花火的にやるならばこの法則の適用できる範囲は減るけれども。 これは、地元の劇団が他地域公演するときも同様だ。 制作的な側面で、器をこれまで以上に広げるときは、そこに何らかの支援があることが望ましい。 もちろんそれは、それにふさわしいコンテンツをカンパニーが持っているときや、期待できる時の話である。そのクオリティはちゃんとみなければならない。なぜならばそこが、その作品が発表会レベルのものなのか、他地域でも評価されうる市民の財産となりうるものなのかの境目だからだ。 名刺代わり公演はまだいいと思うが、記念公演・想い出づくり公演・いったはいいが相手にされてない公演では弱い。行った先での交流以外での芸術的な面での評価を得てない場合もやはり厳しい。 作品の評価で、行った先の空気をどれほど動かせたかということになると思う。その辺が「甲子園の一回戦勝てる」というところになる。 端的に言えば、ダメな作品にお金を出してはいけない。ということだ(ハイ指向の場合)。そうならない仕組みは常に考え続けなければならない。 地域の支援団体としては、地域のカンパニーが成長して成功してくれることを願っているだろうし、それはほぼ公益にかなう。支援団体が公共性の高い団体であれば、そういうカンパニーの支援は義務性を帯びてくる。 地域のカンパニーは基本的に民間の団体だからいつまでも支援しているというわけにはいかないだろう。普通は3年、ながくても5年くらいが限界だろう。 ーー たとえば韓国は国策として舞台芸術をやっているし、日本も完全な営利企業である自動車産業を支援した。今は、新幹線システム輸出において、官民一体となって海外市場に売り込むという話になっている。 この辺の、民間が栄えることがひいてはその土地のプラスになるのだが、特定の団体を応援しているように見えることによる批判もあるだろう。極端にふれず、バランスよい活動が出来るのがよいし、批判する側も良識を持った判断が必要だ。
by sailitium
| 2012-06-06 12:48
| 福岡・九州・地域の状況
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