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福岡・九州地域演劇祭
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2005年 08月 14日
この日は、ぽんプラザホールでHoleBrothers「LILAC」をみた。西方沖地震で公演中止になった公演の、復活再演。その分練り込まれているだろうというヨミで楽しみに観劇した。いつも通り感想は直接で。自分用の備忘で自分用キーワードだけメモ書き(*1)(キャッチボール、ストーリー性、非現実性の少なさ、特徴としての露悪的表現、Wの明かりが動くように→光源見えない方が、器、箱庭)
公演終了後、2階で茶話会。小劇場系の芝居を初めて見るという女性2名と芝居の話をする。2人の公演の感想はけっこう良いかんじで、小劇場系の芝居は一般の人には受け入れられないのではないか(とくにHoleBrothersは公演の特徴として意図的に露悪的表現を多用するので)と思っていただけに、なんかちょっと光差し込む的な思いする。 といっても、この女性2人の感想を一般化出来るかどうかは別問題だが、高崎の中で一般化に一歩近づいたのは間違いない。 登場人物の役の名前には、必ず色が入っていて(例:緑川、白石・・・)衣装はそれぞれ役名の色を基調としたものになっていた。個人的にはそれがわかりやす過ぎてどうかなと思ったが、と同時にそれくらいの方が小劇場系を見慣れていない人にはストーリー理解の手助けになるという効果もあるな、とも思った。 茶話会では「主役がはっきりとしていない芝居なので、衣装の色が役名の把握につながりストーリー理解の手助けになった」という感想があったので、これくらいのわかりやすさ(難しさともいうが)がスイートスポットになるのかもしれない。ちなみこの場合の「主役がはっきりとしていない」というのは新劇系の演劇と比較しての話だろう。相対的に見れば「主役がはっきりとしていない」というのは確かにそうだ。小劇場系見慣れていれば、「主役がはっきりとした芝居」という受け取り方になるかもしれない。これは言葉の定義の問題なので、このへんで。 小劇場系を初めて見るという方と、公演のお話をするのはたいへんためになった。公演を見るときは、まったくの高崎的感想と別バージョンで、小劇場系演劇観劇を趣味にしていない人の感想と両方を持つようにしているが(例:上記衣装の感想とか。といっても、演出している人なら誰しもそれくらいは普通にやってることなのでそんなに特殊なことではないです。)この両方の感想を区別して、それぞれを正確に持ち、あるいは矛盾する感想を矛盾なく共存させることは、制作者としてはとても重要なことだ。この点高崎はまだまだ努力研鑽が必要なのであるが、どちらか一つだけの見方で公演を分析するのは制作者としては片手落ちといえるかもしれない。(ほかの立場の人は全く関係ありません。)(*2) 以上のような点で、小劇場系演劇観劇を趣味にしていない人と公演の話をするという機会は重要と言える。同様の機会を今後も持っていきたい。 さて、みなさんお楽しみ、バドガールのいるビヤガーデンの件ですが、ちょっと長くなっちゃったので、明日に譲ることとします。(つづく) (*1)全くの自分用です。これだけキーワード残していれば、あとから振り返ったときに芝居の内容をほぼ思い出せるというか、30分位しゃべれるというか、記憶の再現のためにパンフを買うみたいなものですね。 (*2)「小劇場系演劇観劇を趣味にしていない人」という表記はその制作者の考えによって、ほかの立場に置き換えられることも考えられます。
by sailitium
| 2005-08-14 12:21
| 観劇して|感想・批評
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Comments(2)
Commented
by
yuki
at 2005-08-17 00:18
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日曜にyさんと一緒にお邪魔したながいと申します。yさんがブログに昨日のことが書いてたよって見せてくれました。ありがとうございました。ライラックは、おもしろかったのですが現実味に欠けると思いました。あいちゃんの中絶はきっと理科の教師に違いないって見てたら初恋の黒岩君だったので、拍子抜けしました。きよみがピュアだと思ってやった罪をかぶる行為は、あいちゃんの「やってない。」という言葉を黙殺するもので、どちらかというと醜いものだと思います。なんて、感想は「演劇」とは関係なく、演出家に伝えるべきことですね。そういう思想の相違とお芝居の面白さは違いますもんね。
ちなみに高崎さんとの相性は100%でした。。。でも本気にしてもらえないって。また、私の彼はバドガールと仲良くとった写真を持っているどころか、自分がBud Guyになって(衣装を着て)居酒屋に行き、お店の人に迷惑がられた写真もあります。やっぱり私の意見は一般化できませんね。 何事ものめりこめないタイプで勉強したりはしないと思いますが、また、お芝居見に行きたいと思います。初対面なのに、お茶まで頂きありがとうございました。またお会いできるといいのですが。
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Commented
by
sailitium at 2005-08-17 12:29
ながいさん、コメントありがとうございます。
ながいさんの芝居の感想はそこまで含めて「おもしろかった」ということだったんですね。そこまでちゃんとみてもらえば、劇団もうれしいだろうと思います。 バドガールと仲良く撮った写真はかなりうらやましいものがありますね。近いうちにまたお会いしましょう。
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