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福岡・九州地域演劇祭
プロフィール たかさきの簡単プロフィールです。 PINstage たかさきの舞台芸術関係の活動の屋号です。 FPAP 福岡の演劇等舞台芸術を支援するNPO法人です。最近のメインはほとんどココです。 九州地域演劇協議会 九州内の6つの地域演劇支援団体により設立。 FPAP職員の日々之精進 FPAP常勤職員がおくる赤裸々日報。 制作者は語る(fringe) 全国の制作者による注目のブログです。 昨日 今日 トータル スパム対策でトラックバックには、送信元記事にこのブログへのリンクが必要になっています。どうかご了承ください 最新のコメント
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2012年 02月 20日
18日、土曜日は松田さんの戯曲ワークショップの最終回。最後は成果発表。それぞれがインスピレーションを得たエリアに着目しての都市日記fukuokaをプレゼン。
みんなのプレゼンがちょうど一時間くらいで、これがなかなかにおもしろかった。 もちろん、ストーリー性やドラマ性が明確で、ひごろ演劇をみない人にもたのしめる。という種類のおもしろさではない。 自分のこの企画への関わりに支えられている部分がある。各人ができるかぎり耳を澄まして受け取ったなにかを、テキスト化し立体化する。その過程で、ふくらむものなくすもの。その機微的なところやプレゼンされた内容。 それと、各人の都市日記を連続してみることで、福岡というまちのある種の集合無意識というか、劇作家達の切り取った複数の風景写真の連続が都市像を示す映像となって伝わってくるような感覚を覚えた。 成果発表のトップバッターは、熊本から福岡にくるバス車中を題材に始まったことにも、ストーリー性を感じた。 松田さんが、これ再演したいよね。とおっしゃてて、自分もそのような思いになった。 あ、それと、ブログにこんな風に書いていたけど、そこは大きくは変わっていない。 翌日(昨日)は、東京デスロック観劇。 こちらは、自分にとってはなかなかすごい作品だった。凄烈というか。ぅおー、すげぇーな!という感想。 5,6種類くらいの曲と、曲にあわせてのある程度定まったふりつけがあり、それを繰り返したり。85分中、70分くらいをしめていたかな。 セリフは2,3カ所で、時間にして5,6分くらい?音楽の占める割合が大きかったのも特徴かも知れない。 ジャンルでいえば、コンテンポラリーダンスに近いかも。 こちらも、ストーリー性やドラマ性が明確な万人受けしやすいタイプの面白さとは違うおもしろがさがあった。 自分の客観視点的なバランスで言うと、1,2割のお客さんが感動し、2,3割のお客さんが楽しめ、5,6割のお客さんをおいていった。という読みなのだけど、今回の客席は、楽しめた人の率が高かったようだ。自分もラッキーだった。運不運のことだろうと思う。 「最初は難解に思えたが、同じ事を何度繰り返すんだろうと、数え始めるところから楽しめた。」というアフタートークでの観客の感想があったが、それぞれ自分の引っかかりを持てるところをさぐって、みていたようだ。 大量消費社会・高度文明社会、そこから来る人間疎外。言葉にしちゃうと20%も拾えないような気がするけど、そんなところなのだろうか。 楽しんでも、もがいても、誰ともつながれていない(ダンサー、物理的接触なし)みたいな。消費の飽食の中から出てくる表現のように思えた。 自分も、なんとなく自分なりの引っかかりを見つけて楽しめた。 こういう作品が出てくる背景とか、この作品の社会的意義とかを考えてしまい、他国で評価されるのもわかるような気がした。 そうそう。それと、アフタートークの雰囲気が、これをわからないといけない。たのしめるようでないといけないとなってしまったようにみえたけど、それはあまり幸せなことではなかったかも知れない。誰のせいでもないんだけど、たまたまの4つの質問がたまたまに続いてそうなったのだろうけど。 楽しめなかった私が間違っているのかなぁ。みたいな人もいるのではないかと推測した。 そのような人がでちゃうことは、多分あまりうれしくないことだと思うので。 ■
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by sailitium
| 2012-02-20 12:23
| 観劇して|感想・批評
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Comments(1)
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翌日、テトラポット見に天神でて北九州芸術劇場客席に、つくまでの間に2人に「再/生」評判いいですねーと、言われた。このブログ見てのことかどうか分らないけど、ふたりとも第一声的な所で、そんな感じで、なんでみてるんだろうとおもうけど、珍しいことなので、特に記す。
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