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福岡・九州地域演劇祭
プロフィール たかさきの簡単プロフィールです。 PINstage たかさきの舞台芸術関係の活動の屋号です。 FPAP 福岡の演劇等舞台芸術を支援するNPO法人です。最近のメインはほとんどココです。 九州地域演劇協議会 九州内の6つの地域演劇支援団体により設立。 FPAP職員の日々之精進 FPAP常勤職員がおくる赤裸々日報。 制作者は語る(fringe) 全国の制作者による注目のブログです。 昨日 今日 トータル にほんブログ村 スパム対策でトラックバックには、送信元記事にこのブログへのリンクが必要になっています。どうかご了承ください 最新のコメント
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2011年 06月 18日
無倣舎のゆめみるきかいをみた。
過去二回の公演はまじですごくて、度肝を抜かれるクラス。 今回は、観客からお題を貰っての、即興演劇パフォーマンスというかんじ。実験劇。60分ほどの芝居で、お題は全部で7本くらいお客さんからもらったとかかな。途中で隣りに座ったお客さんと歓談するタイムもある。 鑑賞性という点は、重視していないのだろうと思う。 チケット料金も安価だし、くうきプロジェクトっていうのは、実験も重視している方向性のように思えるのでぜんぜん構わない。どんどんやってほしい。 個人的には、過去に度肝を抜かれたのは演出家の感性による部分が大きかったと思う。なので、演出家の感性がたたきつけられるような舞台が観たかった。 (これは個人的な好き嫌いの範囲の意見) 今回の演出家が興味を持った手法は、自分の理解力が十分ではないのでわからない面があるが、 「他者のいろんな経験・風景、観客同士の会話からピックアップされる経験・風景を、役者等の感性や身体を通すことによって再現してみる。多くの(7くらい?)の経験を舞台化し、混交してみることで、あらたななにかが生まれてくるのではないだろうか。」 というところにあるのではないかと推測している。 今回、役者の知り合いの観客が多くて、即興をみているときの、知り合いだからこそ分かる内輪受け的な笑いが出るシーンが多くて、上記の演出意図(推測の範囲だが)があるとして、それがちゃんと伝わりうる成果として表現されていたのか、丹念に見て取れなかったのが残念だった。 とある折込のチラシを見て、くうきプロジェクトにプロジェクトの芸術監督の役職が設定されていることを知った。 相当な芸術的実績のある人(アゴラの平田さん、王子の玉山さんクラス)の自薦か、おなじく相当な実績のある人による選考以外の芸術監督はなんちゃってだと思っていて、その濫発は芸術監督の肩書きの権威性を落とすから、演劇シーンにとってマイナスだと思っていたが、時代もここまで進化してしまえば、その立場にこだわらなくてよさそうだ。 そのうちPD・POも濫発されるのかなぁ。
by sailitium
| 2011-06-18 11:32
| 観劇して|感想・批評
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