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福岡・九州地域演劇祭
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2010年 05月 01日
会場で出た質問や、どこかで聞いた質問へ勝手に想定問答をかいてみました。こういう質疑が行われたわけではありませんが、勝手に想定問答。
作成途中です。 意図を誤解しているところも少なくないと思います。Aは誰かの意見を書いていたり、高崎の回答案だったり、いろいろです。 Q 劇場外の様々な場所で、地域に相応の小さな芸術活動が多く行われ、それを振興した方が良いのではないか? A 一理ある。が、どちらを優先すべきか?どちらにより総合的に大きな効用があるかを考えたときに、継続活動が保証されにくい小規模活動の団体よりは、継続活動が保証された拠点を中心にした方が、可能性が高い。 Q 劇場法ができると、劇場付きの劇団しか、劇場を利用できなくなるのではないか? A 少数の劇場付きの劇団で全利用日を使うのは難しいだろう。 A 大都市には民間劇場も多く、活動場所がなくなるということは考えにくい A 地方の公共劇場は稼働率が低いところが多く、地域の劇団が利用できなくなることはないだろう 対策案 → 地域の実情に応じた、貸し館利用率を設定すれば対応出来そう Q 現在の助成制度がなくなったり縮小したりすると困る。 A 平田試案では縮小しないと表明 A 現在の助成制度は、中央の団体に集中している。これがいくぶんか縮小しても、地域間格差の緩和につながるなら全国民にとっていいこと A 全体のパイが増えることで、助成団体経由でなく、劇場経由で芸術団体への適正報酬が支払われればよいのでは。買取公演も増えるのではないか A 助成制度が縮小しても、それ以上の予算が劇場法により確保できれば、全体のパイは増える。そうすれば実演芸術に関わる人は増え、国民全体にとってみればいいこと Q なぜ、法律で定めないといけないのか? A 公共の施設の運用については、法律で定める必要がある。 A 法律で定めることで、継続した活動を可能にする予算が確保される。 A 法律で定めることで、国民の代表者の議論を経ることになり、国家的な方針ということができる。 Q 地方の劇場は、交通の便などからも本当に地域文化の創造の中心に成りえるのだろうか。 A 利賀村や鳥の劇場の活動を見れば、十分に可能であることが証明されている。それ以前に、中央一極集中・地域間格差の是正へのなんらかの具体策が緊急に必要。 Q 国の舞台芸術への補助金って、観客=国民がより安価で質の高い舞台芸術を鑑賞できるようにすることが最大の目的 A その通り。地方と比べたときに大都市ではそれは達成されていると考える。地方で、鑑賞環境を整備するためにも、劇場法のような制度があった方がいい。地方の劇団はプロフェッショナル化が難しく、劇場を拠点とすることには合理性がある。 Q 芸術活動を、国が決めないといけないのか?国のためにならないといけないのか? A 芸術文化の振興が国の責務であることは、もう議論をする段階は過ぎている。国は何らかの事業を行う。が、国が行うべき振興活動と、個々の芸術団体の自由闊達な活動は基本的には別個のもの。国がどう振舞おうと、芸術団体の表現活動の自由は憲法で保障されている。民主主義の根幹部分であり、考えうる将来に変わることは考えにくい。 Q 劇場法ができて、多様性が損なわれると困る A 多様性とは、なんの多様性か、明確にしないと議論が進まない。 Q 法制化で芸術に対する縛りが生まれないか? A 具体的に、どのような縛りを恐れているのか、明確にしないと対応の方針が説明できない。 たとえば劇団の創作活動に干渉されると困るということか? 表現の自由は憲法で保障されており、行政もかなり気を使っている。マスコミやネットで多様な意見が行われていることを考えると、杞憂に近い
by sailitium
| 2010-05-01 13:32
| 制作的なこと(演劇)
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Comments(2)
Commented
by
米屋@芸団協
at 2010-05-04 14:24
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少しずつ、ひっかかるところがあります。
一点め。 >Q 劇場外の様々な場所で、地域に相応の小さな芸術活動が多く行われ、それを振興した方が良いのではないか? >A 一理ある。が、どちらを優先すべきか?どちらにより総合的に大きな効用があるかを考えたときに、継続活動が保証されにくい小規模活動の団体よりは、継続活動が保証された拠点を中心にした方が、可能性が高い。 規模が小さいということは、多様なニーズに対応しているか、という点が一点あります。小規模集団の多くは、いってみれば専門店です。デパートを整備することで、デパートが専門店から商品を仕入れることで、結果的に専門店の商品もデパート経由で流通させようというのが、劇場法のメインの考え方です。もちろん、直接専門店を支援した方がいい、という場合もあり、という提起ではあります。が、問題なのは、専門店のクオリティの判断。アマチュアがフリマで出すレベルのものか、老舗が代々継承してきた味か、ベンチャーなのか、といったことが一緒くたにされていてはいけないでしょう。だから、個別集団が応募できる場合は、目的別支援プログラムが必要となるわけです。
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by
米屋@芸団協
at 2010-05-04 14:27
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>Q 現在の助成制度がなくなったり縮小したりすると困る。 制度を変えることの必要性は感じていますが、縮小は断固、ナシ! 実演芸術が世の中に必要なんだと訴える芸術関係者が弱気な発言をしないよう、がんばりましょう。 (O氏が時々口をすべらせて劇団経由はなくなる、と言ってしまうのは、小規模な、会計処理が自前でできないような劇団には、という限定付と解釈しましょう)
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