記事ランキング
検索
リンク
福岡・九州地域演劇祭
プロフィール たかさきの簡単プロフィールです。 PINstage たかさきの舞台芸術関係の活動の屋号です。 FPAP 福岡の演劇等舞台芸術を支援するNPO法人です。最近のメインはほとんどココです。 九州地域演劇協議会 九州内の6つの地域演劇支援団体により設立。 FPAP職員の日々之精進 FPAP常勤職員がおくる赤裸々日報。 制作者は語る(fringe) 全国の制作者による注目のブログです。 昨日 今日 トータル にほんブログ村 スパム対策でトラックバックには、送信元記事にこのブログへのリンクが必要になっています。どうかご了承ください 最新のコメント
最新のトラックバック
カテゴリ
全体 ●コメント前に FKRT 制作的なこと(演劇) 広報・宣伝、具体的な制作のアイディア チケット料金、動員 福岡・九州・地域の状況 観劇して|感想・批評 --------- トークの司会、企画の作り方 作劇のこと・テクニカルのこと 戯曲WS・戯曲のこと #復路のない旅 演出家、演出WS・セミナーのこと 制作者のこと 劇評・批評について 事務的な仕事をする上で 役者/演技のこと 劇場のこと 稽古場について 演劇祭について 芸術文化環境、一極集中、道州制 10年前なにがおこっていたか 釜山・韓国のこと 沖縄のこと ●企画 制作講座・勉強会 福岡・九州地域演劇祭 九州演劇人サミット ブラッシュ 大学演劇部合同公演 TAM 観劇ディスカッション DDシアター リンクP PmP パネルトーク 火曜劇場 東京物語 ステージスタッフWS LRT アゴラインターンシップ 環境の演劇WS ネットセミナー Meets! 2007(札幌福岡) 鐘下さん カラフル 世界劇場会議 一人芝居フェスティバル 指定管理者のこと FPAPのこと かげながら ●その他 Mac、PC、スマホとか 食べる、飲む、外食する ダイエット・運動 本を読んで 小ネタ、近況 さくてきな視点で(非演劇) 商品とか企画のネタ(非演劇) テレビドラマ・映画 #新型コロナ 腰痛 ライフログ
ブログジャンル
|
2009年 07月 07日
その存在が当たり前すぎて、言語化出来てなかったが、芸術文化環境として最も前提となり重要なのは、経済的に豊かであることと、平和で治安が良いことなんだなぁとやっと言語化出来た。
世界レベルでみてみると、その日の食べ物に困っていたりとか、政情不安で芸術文化どころじゃないという国も少なくないだろう。 人はパンのみに生きるにあらずとはいうが、やはり大半の人間は衣食足りて礼節を知るだ。 そうかんがえると、今のこの国の環境は、いろいろあるがやっぱり良い環境で、社会であるとか、このような環境にもってきてくれた先人への感謝を新たにする。 この環境が本当に当たり前のように続くのか、不安を覚える。 某党が選挙公約案で10年後の一院制を掲げたようだ。 実現するのかどうかは、わからないが、大賛成だ。 これは、費用のことから言っているわけではない。 浮いた費用で、議員の政策秘書をどんどんやとうようにすればいい。そうやって議員の政策能力を高めた方がいい。 大半は政治経済のスペシャリストになるだろうが、なかには芸術文化のスペシャリストを雇う議員もいるだろう。 一院制が素晴らしいと思うのは、この国がいま適正な意思決定が出来なくなっているように思えることだ。これは政治家だけではなく、官僚も学者もマスコミも国民も全員の責任だ。 そこは立場とか役割とか義務に応じた責任がそれぞれにある。当然自分にもその責任がある。 おそらく、複雑になりすぎた利益構造が、場当たり的、局所最適の考え方になってしまって、広い視野での判断を出来なくしてしまっている。 この国の意思決定の方法をもっとシンプルにした方がいい。 小沢さんとか、鳩山さんとか、厚生労働省の局長の不祥事とか、あれは、統一意思ではないにしろ、民主党政権を恐れた官僚が、民主党にダメージを与えようとしているという意見があって、それが本当かどうかはわからないが、すくなくとも利益構造が複雑になって、まったく動きが取れなくなっているところまできている証左のように思える。 二院制の良いところも色々あるが、現在の状況を考えると、じっくり慎重に考えて不作為に陥るよりは、多少判断の誤りがあっても、国としていろんな意見に広く耳を傾け、合理的に広い視野で適時適切に意思決定出来る仕組みにした方がいい。 一院制になると、政治家の力が弱まるのでは?という意見もあるかも知れないが、むしろ逆だと思う。国会の権限自体は変わらないのだから、政治家一人あたりの責任はより重くなる。 政策秘書が充実すれば、官僚との政策能力の格差も今よりは緩和されるはずだ。
by sailitium
| 2009-07-07 12:30
| 芸術文化環境、一極集中、道州制
|
Trackback
|
Comments(3)
Commented
by
東内拓理
at 2009-07-08 21:14
x
私は、一院制には大反対です。私は日本の二院制の特色が大変気に入っています。
「任期は短いけど、権力が強い。何かあれば任期内でも解散して、その時点での民意を即問える」衆議院。 「任期が少し長めで途中解散もないので、ドラスティックな変化をしない代わりに、権力は弱い。」参議院。 この2本が両立することは、臨機応変さと、極端な変化を押さえる、大切な柱であり、おそらく、日本の安定と平和の根幹を成していると思います。 政治・経済の利益構造が複雑になっていることに、二院制であることが原因の一旦であるとは思えないですし、因果関係もまったく想像がつきません。 「一院制になっても、利益構造は複雑なまま」となるリスクの方が高いのではないかと思います。(続く)
0
Commented
by
東内拓理
at 2009-07-08 21:14
x
高崎さんのおっしゃる「浮いた費用で〜(中略)〜なかには芸術文化のスペシャリストを雇う議員もいるだろう。」というのも、私にはあまり現実感のわかない話です。「浮いた費用で…」と「カネの算段」を気にする議員が、本当に『カネをもたらさない芸術文化のスペシャリスト』を雇うのでしょうか?
私は、『芸術文化に理解がある議員』を世に送り出し、その議員の回りに『議員の意向(芸術文化の発展)を推し進める政治経済のスペシャリスト』を配置させるほうが、よほど現実的ではないかと思います。
Commented
by
sailitium at 2009-07-09 12:39
スタッフを雇うがどうかはメインでないので、省きます。
>政治・経済の利益構造が(中略)まったく想像がつきません。 政治の意思決定の構造が複雑化するので、政治・経済の利益構造も複雑化します。 >「一院制になっても、利益構造は複雑なまま」となるリスク 現状維持ならば、それはリスクとはいいにくいかもです。 現状、国としての明確な意思決定が出来ているかどうかという問題意識からこの話はスタートします。明確な意思決定が出来ていると思われるのであれば、スタートが違いすぎるので、そこからの話になるかなぁと。 とはいえ、詳細は話は専門家でないと適正に議論することは難しいでしょうね。 私も、概要レベルで話していますし。 この直感には自信がありますが。水掛け論ですね。
|
ファン申請 |
||