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福岡・九州地域演劇祭
プロフィール たかさきの簡単プロフィールです。 PINstage たかさきの舞台芸術関係の活動の屋号です。 FPAP 福岡の演劇等舞台芸術を支援するNPO法人です。最近のメインはほとんどココです。 九州地域演劇協議会 九州内の6つの地域演劇支援団体により設立。 FPAP職員の日々之精進 FPAP常勤職員がおくる赤裸々日報。 制作者は語る(fringe) 全国の制作者による注目のブログです。 昨日 今日 トータル にほんブログ村 スパム対策でトラックバックには、送信元記事にこのブログへのリンクが必要になっています。どうかご了承ください 最新のコメント
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2009年 02月 23日
言わずもがなですが、ネタバレあり。
地域にいることの閉塞感、隣近所や親戚が世代を超えたつきあいをしていること、甲子園に出場した地元校が地域のある種の希望や影響となっていること、対立軸としての東京のおき方など、実に上手く表現出来ていると思った。 終盤でいくつか、いいシーンがあって(緑と陽子、緑と父親)このシーンを見れたのは、良かったなぁと思う。見に来て良かったと思う。 脚本は新人戯曲賞の最終選考までいっているから、クオリティは備えていると思うのだけど、終盤の方でやや乱れたようにも見えた。 (シーツを取り出すとか、妹が飛び込むとか、最後のショートでてくるとことか、妹戻ってくるところとか) この部分は、演出上でうまく処理出来ればいいのだろうが、実際どうやればいいのか、答えは見つからないのでないものねだりなのかも知れない。けど、そこを超えないと、他都市公演に耐えるクオリティには届かないというのもあるのかもしれない。 あとは役者や音・照明のパフォーマンスがやはり作品の求める水準に達してなかったかも知れない。この部分については、福岡の平均的なレベルを超えるところには至っていないと感じた。もうちょっと小さい箱でやっていたら、よかったのかもしれない。 「アルカス演劇さーくる」という団体名にさーくるが入っていることや、チケット料金が1000-1200円なので、個人的には満足したし、楽しめた。 福岡で1500-1800ならちょい高い気もするけど妥当なところか。それ以上の料金だとそれは他都市公演が視野に入り始めるクオリティだと考えているので、その設定だと自分だと酷評になる。 この芝居、基本的にはリアリズムで作っていくべきだと思うのだけど、それは人によって見方が違うかも知れない。 役者で言うと、飛ぶ劇の葉山氏の技量はやはり飛び抜けていたと思う。葉山氏クラスの力量を全員が持っていないと、成立しない芝居だろうと思う。つまりリアリズムでつくっていって、客席の最後列までなにかを届けられる演技力という意味で。 もちろん職業俳優に近い葉山氏のレベルをサークルの役者全員に望むのも違うと思うし、演劇へのかかわり方は多様であって、集団としてどういう所を目標にしているかを基準としてみるべきだと思う。そのような時、芝居には光るものがあったし、一人一人の役者は輝いていた。いい芝居だったと思う。 スタッフや関係者もがんばっていると感じたし、様々な制約の中で舞台化を実現したことを素直にリスペクトする。 観劇後、田原さんと森さんに個人的な感想を少し話す。ラスバスの時間もあって10分位。 ほんとうはまるまる一晩位話せると良いのだけどなぁ。 帰りのバスはトイレが付いているので、ビール850mlを飲みながら帰福
by sailitium
| 2009-02-23 12:47
| チケット料金、動員
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