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福岡・九州地域演劇祭
プロフィール たかさきの簡単プロフィールです。 PINstage たかさきの舞台芸術関係の活動の屋号です。 FPAP 福岡の演劇等舞台芸術を支援するNPO法人です。最近のメインはほとんどココです。 九州地域演劇協議会 九州内の6つの地域演劇支援団体により設立。 FPAP職員の日々之精進 FPAP常勤職員がおくる赤裸々日報。 制作者は語る(fringe) 全国の制作者による注目のブログです。 昨日 今日 トータル にほんブログ村 スパム対策でトラックバックには、送信元記事にこのブログへのリンクが必要になっています。どうかご了承ください 最新のコメント
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2008年 01月 17日
千年王國のご一行は、1月10日(木)に福岡入り、金曜日に仕込みゲネ、土曜に初日、日曜に楽日とバラシ、月曜に搬出して宮崎へ出発というスケジュール。
金曜、土曜、日曜とゲネ本番を観、そして千年のみなさんと飲み歩くという生活を送った。(ちなみにご一行はこれに加えて木曜も深夜まで飲んでいる。) なんというか楽しい、日々だった。 その宴会のひとつで、福岡の女優さんから、プロフェッショナル化していない、福岡と同規模の都市の演劇人が、ここまでやっているのかと大変励まされた。という主旨の言葉があって、印象に残っている。 東京の劇団で福岡公演をする劇団も、必ずしもすべてがプロフェッショナル化しているわけではないが、その違いは見えにくいということもあるだろう。福岡と同規模の都市で活躍するカンパニーの成果を目の当たりにすることで、その辺が明確に伝わってくるということは当然あり得るだろう。 地域の演劇環境は、さまざまな文化資源が集中する首都圏と比べると、総合的にやはり不利だ。首都圏で成功するために1万人に一人の才能と努力を要するとするならば、地域ではさらにレアな才能と努力が必要となるだろう。 ギンギラ太陽'sや飛ぶ劇場の成功は、そのまま跡を通れるわけではないが、道がないわけではないという事実を少なくとも示している。 今回、もうひとつ興味深いことは、こりっち舞台芸術アワードでのランキングである。 2007年に公演があったイナダ組、飛ぶ劇場は地域の劇団として共に高い評価を得ている。残念ながら札幌ではまだこりっちが観客層にひろまってないと聞くなかで、イナダ組の評価の高さは福岡の観客層からの評価であるとみることができ、ここがたいへん興味深い部分である。 こりっちの評価がより注目されるようになるかどうかは分からないが、こりっちで高く評価されるためには、単一の地域だけではなく、地域での公演を成功させなければならない。みたいになるとすごくおもしろい。 こりっちの場合、お気に入りの劇団以外はみないという人はアワードでの評価層に入りにくい。いろんな芝居を幅広く観ていて、その感想を「口コミ」する積極的な観客層が評価層になる。 こりっちのシステムが商業演劇よりも、小劇場系演劇に重点があるのは、今回のアワードの結果でもあきらかであり、地域間格差や商業非商業演劇間をフラットにしていくという点で、こりっちの果たした役割はかなり大きいのではないかとカンジている。
by sailitium
| 2008-01-17 12:32
| Meets! 2007(札幌福岡)
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