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福岡・九州地域演劇祭
プロフィール たかさきの簡単プロフィールです。 PINstage たかさきの舞台芸術関係の活動の屋号です。 FPAP 福岡の演劇等舞台芸術を支援するNPO法人です。最近のメインはほとんどココです。 九州地域演劇協議会 九州内の6つの地域演劇支援団体により設立。 FPAP職員の日々之精進 FPAP常勤職員がおくる赤裸々日報。 制作者は語る(fringe) 全国の制作者による注目のブログです。 昨日 今日 トータル にほんブログ村 スパム対策でトラックバックには、送信元記事にこのブログへのリンクが必要になっています。どうかご了承ください 最新のコメント
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2007年 03月 08日
明石書店から出版されている「指定管理者制度とNPO」(著者:柏木宏)というのがあるのだけど、この中で一章をさいて、ぽんプラザホールとゆめアールについて取り上げていただきました。
この本の良いところは、指定管理者制度のスタートから、実際の事例までに触れてあり、しかもその事例が公表用の表面的な情報にとどまらず、運営上の問題などにも触れていることで、実際の指定管理者制度が一望できるというところです。 NPOサイドの視点も十分に備えていて、指定管理者制度にからんでNPOの方がまず手に取る本としてかなりいいと思います。 個人的に、事例編での他のNPOの指定管理者制度運用上の事例はたいへん勉強になりました。やっぱどこも大変よね、でもがんばってるんだよね、自分もがんばらなきゃ。と素直に励まされました。他の事例で取り上げている人と抱き合いたいくらいの感覚でした。まぁ迷惑でしょうけど。 と同時に、行政の担当である福岡市文化振興課の同制度の運用が他都市と比較して優れていることへの幸運と感謝も再認識したところです。 他の事例では行政サイドの問題によりNPOが苦闘している例もあるのだけど、自分の感覚としてはほとんどそういう記憶が無くて、これは相対比較の上で、福岡市の文化振興課が優れていると言わざるを得ません。もしかしたら自分が楽天的で、なんでも好意的に受け止めているだけというサザエさん的なことなのかもしれないですが。 (もちろん、もっとこうした方がいいよっってこともたくさんあって、それは今後も一歩一歩、信頼関係を築きながらやっていけたらと) 去年の7月に、大阪市立大学教授の柏木さんが取材にお見えになったのですが、取材でお答えしたことなどが盛り込まれています。当然、FPAPが指定管理者として抱える問題についても触れられています。数年後指定管理者の選考があるので、すべてしゃべってしまうわけにはいかないですが、それでもギリギリのギリギリまでお答えした感じです。 高崎の協力したことは、FPAPの一事例に過ぎないのではありますが、他の地域の行政やNPOの同制度のよりよい運用に繋がるのならば、これ以上の喜びはありません。 で、この本の出版に絡んで、でてきた話があるのですが、それはまた後日。 指定管理者制度に基づいて、NPOも指定管理者に指定されるようになった。公の施設の管理運営を開始している以上、単に制度上の問題を指摘するだけではなく、NPOが指定管理者として、どのように公の施設の運営にかかわっているのかを調べ、管理運営における成果と課題を分析し、制度をよりよいものにしていくために、NPOによる公の施設のマネジメントのあり方を提示する。 目次 第1部 事例編(東京都新宿区・環境学習情報センター―市民参加型のセンター運営を標榜 福岡県福岡市・ぽんプラザホール、ゆめアール―文化芸術の発信基地と地域での育成を二つの施設で 埼玉県草加市・児童クラブ―NPOと運動の両輪で学童保育を推進 兵庫県尼崎市・女性・勤労婦人センター トレピエ―提案する側からセンターの事業で思いを実現する立場に 東京都八王子市・長池公園―公園の管理とコミュニティづくりの融合 愛知県名古屋市・なごやボランティア NPOセンター―コンソーシアムによる運営の実績と課題) 第2部 制度編(指定管理者制度とは NPOの現状と指定管理者制度 指定管理者制度の課題とNPOの事業展開) 第3部 マネジメント編(NPOによる指定獲得へのマネジメント) この本をアマゾンから買う。
by sailitium
| 2007-03-08 12:40
| 指定管理者のこと
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Comments(1)
Commented
by
terimakasih
at 2007-03-08 13:57
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読んでみたいので、早速購入予定です。
田中弥生『NPOが自立する日』日本評論社、2006年 これも参考になりますよ。
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