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福岡・九州地域演劇祭
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2006年 10月 31日
以下のブログでのやりとりへのトラバです。
fringeブログ 膝ブラック >>荻野さんの論調は報酬に寄り過ぎていますし、 これは、『13歳のハローワーク』の「舞台俳優」と「劇団員」の説明がほぼ 「報酬」の切り口でしか見ていないので、必然的にそうなるかと。 >>広田氏の論調は充実感に寄り過ぎている上に、 「ハローワーク」で採用されなかった価値観に照射しての話しだから 必然的にそうなるかと。 お二人とも総合的な評価としては、バランスに富んでいると私は受け止めています。 しかし、ブログって議論しにくいですね。 コメントにすればいいのか、トラバにすればいいのか・・・ (メインのメルアドもスパムが増えるので、あまり登録したくないですし・・・) こういうのは掲示板の方がいいですね・・・ ---- >そもそも私は「13歳」と「大人の制作者」という二つの読者層を >はっきり切り離すことなどできないと考えているからです。 >13歳が誤解をする危険がある文章なら、大人の制作者が読んでも誤解が >生じる危険性があるでしょう。文章そのものが誤解を招く表現を持っている >のであれば、どの年齢層に対して誤解が生じても不思議はないはずです。 ここは一つの分かれ目のようですね。 「大人の制作者」の大半は13歳の中学生とは違う以下の特性を備えています。 ・平均年齢25歳くらい。少なくとも成年以上 ・職業経験がある(アルバイト含む) ・実際に演劇の現場に携わっている。 これは、私は「13歳」と「大人の制作者」を切り離すことができる根拠になると思います。しかしながら広田さんの説明にも一理あり、かつどちらも成り立つもののようです。ただしその割合は、私の感覚では8:2位になります。 私は制作者向けに直言した荻野さんのブログも、13歳向けに報酬ではない価値があるとした広田さんのどちらの内容も大変共感できるし、まったく賛成です。また、言葉の定義から議論がずれたとはいえ、事実認識とか問題意識で、少なくともお二人の考えは8割一致しているように思います。 >>『13歳のハローワーク』の問題点は、「報酬という共通のモノサシ」で比較 >>しきっていないことじゃないのか 手を打ちたいくらいに同意します。 私は広田さんの行間のこの主張を見落としておりました。 ---- >>現代社会は、先鋭的な演劇を基本的に必要としていない。だが、劇団の数は異様なほど多いし、劇団員になろうという若者は後を絶たない。 これなんか言葉の定義でどうにでもなるんですよね。 「劇団員になろうという若者は後を絶たない。」→「現代社会は、先鋭的な演劇を基本的に必要としている」とも言えるんです。 要は言葉の定義です。経済性という面で解釈していくと、この人の言いたいことが 正確になります。 この人が言う「現代社会が必要としている職業」っていうのは「それに関わる 人が、生計を立てられるような職業」ってことなんですよね。 なので、 「現代社会は、先鋭的な演劇を基本的に必要としていない」は 「現代社会は、先鋭的な演劇を、それに関わる人が生計を立てられるような職業として成立させていない。」ということなんです。 (これなら、ほとんどの方は異論がないと思います。) この稿の説明には、アートとか文化に対する理解は微塵もない。 アートや文化が人がいきる上で、必要不可欠という常識的な歴史認識があれば、 「劇団員になろうという若者は後を絶たない。」→「現代社会は、先鋭的な演劇を基本的に必要としている」 という結論にならざるを得ないんです。 この稿を書いた人は、その点で偏っていると思います。 そして、広田さんはその偏りを指摘したということだろうと思います。 で、こうまで書くと、アートとかにかすりもしないような、極めてクオリティの 低い、表現行為までもこの言葉の傘に入ってくるわけですね。 ここにも言いたいことがありますが、機会があればということにします。 -------- そんなわけで、私の結論としては、 お二人の主張はともに有意義だし、共感できる。エリアが違うだけで共存できる。 という所にしたいと思います。
by sailitium
| 2006-10-31 11:35
| 制作的なこと(演劇)
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