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福岡・九州地域演劇祭
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2020年 07月 17日
いまいろいろアーティスト支援の助成金があるけど、一番申請しやすいのが、「文化芸術活動の継続支援事業」だ。
昨日のブログでは、個人で申請するケースについて考えたけど、こんどは団体で申請するケースについて考える。 結論からいうと、、、 地方でやっている劇団で、クオリティの高い芝居をやっているが、それで喰ってるわけじゃない、でもいろいろ厳しい、、、 っていう団体を助成するものにはなってない。 基本的には、法人化しているか、税金の納付が視野に入っているクラスの団体とか向けだ ┐(´д`)┌ 申請書類に財務諸表っていうのがあって、これが法人化してない劇団には、ハードルが高い。 プロ化してない劇団で、公演ごとの決算はちゃんと作っていたとしても、年間の団体としての収支を財務諸表でまとめている団体なんか、ないよ。 家計簿形式ではダメで、複式簿記をやらんといかんし。 たぶん、数でいえばほとんどが東京の団体になると思う。つまり、ほぼ東京の団体のための助成になってしまっている。 ーー この助成については、個人で申請する場合と、法人で申請する場合と考えてみたけど、いずれにせよ東京に非常に手厚い助成システムになってるんだよね。 まぁ、団体でいえば、それで喰ってるような団体を優先して支援せんといけないのはわかる。 個人についても、他に仕事を持っていて生活の安定を持ちつつ余技でやっている地方の役者は、別に対象にしなくてもいいと思う。それで食っている役者を優先して支援せんといかんのはわかる。 しかし、役者活動を人生の中心においてバイトしながらがんばっているような人は、ちゃんとフォローしてくれよって思う。 プロ化してはないけど、人生の中心に劇団をおいて活動しているような劇団はちゃんと支援してよって思う。 あとは、助成の活動対象範囲や助成の趣旨がよくわからん。 このよくわからんは、自分が勉強してないからわからないのではなくて、それなりに募集要項を何度も読んでみて、いろいろ考えたが、合理的な趣旨がかんじられん。 という意味。 「感染対策を行いつつ、直面する課題を克服し、活動の再開・継続に向けた積極的取組等に必要な経費を支援」とあるが、何をやってほしいのか、何に対して助成したいのか?その結果どうなってほしいのか。 取り組み例を見ても、趣旨と比較して、間尺にあわない例が多すぎるし、文化芸術の振興を図るという目的につながる感じがしないものもある。 でもね、善意的に解釈するよ。 「補助金」や「給付金」じゃなくて、「助成金」という枠組みで、出来ることはこんなもんだよね。なんとか支援したいっていう思いからスタートしていることは間違いないと思うよ。そのために頑張ってくれた。 でも、助成金という枠組みしかとれなかったから、制度としてはぶかっこうな形になったんだよね。 別にこれは、内部情報には一切接してなくて、公表情報だけで判断しているから、遠慮せず書きますよ。 (なんか、内部情報とか聞いてたら、ここまでは書かないかもしれないけど。ルール違反になっちゃうから。) でもね、時間の制約もあるだろうが、組織としてもっと考え抜けば、もっといい形はあったと思うよ。 そして、地域間の格差を助長するような形にもならなかったと思うよ。
by sailitium
| 2020-07-17 12:26
| 制作的なこと(演劇)
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