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福岡・九州地域演劇祭
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2019年 06月 17日
(人工知能とシンギュラリティは、演劇をどう変えるかから続いています。)
人工知能が発達して、シンギュラリティを迎えたとして。 人工知能が発達していくと、そのうち自分より優れた人工知能をプログラムできる人工知能がうまれるらしい。 そうなると、不眠不休でプログラムが動き、人工知能の発達は加速されっぱなしになって、人間なんかとても追いつけなくなってしまう。 みたいなことを最初に書いた。。 そんな時代がやってきたとして、装置や照明といったテクニカルはどうなるのか、考えたくなったので、考えてみた。 【音響】 多分、一番はじめに人工知能に置き換わられそうなのは、音響かなと思う。 選曲とか編集とかオペとかは今でもすでにパソコン的な作業が多い。脳内作業とパソコンを相手にやるしごとはAIに置き換わられやすい。いろんなテクニカルで、一番最初に人工知能に置き換わられそうだ。 しかし、デスクワークではない仕事は、人工知能に置き換わりにくい。たとえば、スピーカーやマイクを仕込んだり、配線の作業をしたりとか。こういうのは人間が体を動かしてやるしかない。 しかし、劇場のありもののスピーカーを鳴らすだけの音響なら、けっこうすぐに置き換わってしまいそうだ。 【照明】 照明も危ないだろうと思う。 照明については、通常、仕込みとかでけっこう体を動かすしかない作業がある。こういうのがあれば人工知能には置き換わりにくい。なんだけども、未来の劇場は、ムービングの照明が十分にたくさんつってあって、そのうちの半分くらいを使えば、十分に足りるみたいなことになっていたとする。 そうしたら、吊り込み・配線といった仕込みの作業がまったく必要ない。 その劇場機構の進化は、人工知能とは関係ないけども、その環境が整ったとしての話ね。 そうなったら、人工知能が全部やってくれる。プランからオペまで。 演出家が、こんなかんじのイメージだ。と伝えたら、それで、全部やってくれるところまでは行きそうだ。 もしかしたら、おなじ芝居を役者はそのままで、別の照明や音響のプランでみることができるようになるかもしれない。 たとえば前半のステージは青年団風の照明・音響、後半のステージは新感線風の照明・音響とかね。 (わかりやすくするための例えですので、) これは、これでみてみたいカンジがする。 【装置】【衣装】【小道具】 装置、小道具、衣装の製作は、これは人間が手作業で作り込むしか無いし、舞台に設置したり動かしたりしないといけないから、シンギュラリティが来ても、そんな影響は受けないだろうと思う。 プランは人工知能が考えてくれるかもしれないけど、それを手作業で現実のものにする技術がなかなか難しい。 あと、これは人工知能と関係ない分野だけど、装置について言えばホログラフィの技術が進化してきたら、どうなるかわからない。 今でも、ホログラフィで3次元の物体を見せる技術があるけども、それがまじで進化して、質感なんかも含めて、それっぽく見えるようになったら、例えば、装置は一新するだろう。 今でも、プロジェクションマッピングが舞台装置を代替している場面があるわけで、それが3次元でちゃんとみえるとなったら、その時は、装置もだいぶ置き換わるかもしれない。 まぁ、それでもやっぱ舞台上の高さとかは必要だから、平台を組んだりする作業はやっぱり残るのかもしれない。 舞台が30センチ四方刻みで、自由に上下するような舞台機構がそなわれば、また話は別だけども、それは上で書いた照明設備の進化よりもお金がかかりそうだから、当分は来ないだろうな。 ホログラフィーの技術が圧倒的になり、ほんとに人間にしか見えないようになったら、演劇も流石に厳しいかもね。このときは、映画と同じようなことになってしまう。 しかし、その場合でも、マイクつかわない肉声の感じは、人間のボディの組成も再現しないとなかなか難しそうだから、もっと時間は掛かりそう。 となると、マイクを使わない肉声の小劇場は、最後まで生き残れるのかも、、、 やっぱり将来、演劇が天下を取る時代が来るね、、、、なかでも、小劇場系の演劇が。 2100年と予測していたけど、もっと早いかも。 (おしまい)
by sailitium
| 2019-06-17 12:49
| 制作的なこと(演劇)
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