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福岡・九州地域演劇祭
プロフィール たかさきの簡単プロフィールです。 PINstage たかさきの舞台芸術関係の活動の屋号です。 FPAP 福岡の演劇等舞台芸術を支援するNPO法人です。最近のメインはほとんどココです。 九州地域演劇協議会 九州内の6つの地域演劇支援団体により設立。 FPAP職員の日々之精進 FPAP常勤職員がおくる赤裸々日報。 制作者は語る(fringe) 全国の制作者による注目のブログです。 昨日 今日 トータル にほんブログ村 スパム対策でトラックバックには、送信元記事にこのブログへのリンクが必要になっています。どうかご了承ください 最新のコメント
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2018年 02月 14日
劇作家協会のやっている「月1リーディング」の内容がとても良かったので、FPAPでも「ブラッシュ」というタイトルで、同構成の企画をやっていたところだ。 今まで3、4回くらいやったと思う。 (ブラッシュについて書いたブログたち→http://sakuteki.exblog.jp/i49/) これは、役者さんに手伝ってもらって、脚本を公開リーディングする。そして、お客さんも交えて意見交換する。という内容。 これは、これで、面白いと思ったんだけど、どうにも最近手応えを感じなくなってきた。 大雑把に言うと、戯曲に対する意見が、印象批評で表面的なところで終わってしまうなという感じがしてきていた。 思うに、ある程度の力を持つ作家(戯曲賞とかで言うと最終候補に残るのが2回以上あるくらいの力)が、ブラッシュアップを図るなら、公開リーディング形式のものが一番いいかなと思う。 基本的には、ちゃんとかける人だ。 脚本全体を流してみたときにお客さんに与える印象を確認したいとか、最終的に戯曲のバリを落として整えるという作業を行う上で役に立つ。 しかし、そこまでいってない人の場合は、このやり方では効果がうすいんじゃないだろうか。 たとえば、脚本の構成に少し手を入れたほうがいいという正解があったとする。具体的には、この後半のシーンの情報のうち20%くらいは、前半と中盤におくようにするみたいな。 公開リーディングと意見交換の形式では、そこを作家に伝えて、共有するのはまず不可能だ。そこまでは堀り下げられないし、お客さんも多くて、他にもいろんな意見が出るから、そこに重点を置けない。 たとえば、司会の人がそこで立ち止まって、「ちょっと今の部分を深めましょう。今のご意見皆さんどうですか?」とか聞いてみて、みんなが賛成するようなら、重点化がなされ正解の共有ができるだろうが、そういう進行は難しい。 (なんで、だいたいそのあとの飲み会とかの延長線でフォローがあったりする) 掘り下げたり、具体的なテクニックを伝えたりするためには、いちいち立ち止まって、作家の意図を確認したりしながら一つの話題に絞って同じ人が何度もやり取りする必要がある。 これは、大人数ではまず無理だ。すぐに議論が拡散してしまう。 つまりは、少人数でやる必要がある。 脚本が与える印象を知りたいなら公開リーディングがいい。 それ以外の目的、、、、たとえば技術を磨くとかスキルを身につけるとか、よりよい脚本にするために具体的な改善のヒントを得るとかだったら、少人数でやる必要がある。そしてそれはメンバーを考えないといけない。 みたいなことを考えて、「ブラッシュ改」という企画をやってみたんだけど、これはかなり良かったんじゃないかと思う。上で書いたようなことがだいぶ達成された感じがしている。 もちろん、やり方で改善の余地も多々見つけました。 やってみたい人がいたら、喜んでやるのでご一報を。 (続くかも) 劇作家が集まってやる戯曲の勉強会に近いといえば近違ういんだけど、それとはちょっと意識的に変えている部分があります。
by sailitium
| 2018-02-14 12:36
| ブラッシュ
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