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福岡・九州地域演劇祭
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2017年 10月 16日
演劇公演の批評について、作品の批評と人格の批評は別のものである。そんなに感情的にならずに受け止めようという意見がある。
基本的には賛成だ。もっともなことだと思う。 けど、作品って、つくる人の人格がかなり強く反映されているものだ。 たとえば、料理を考えてみる。料理とその人の人格はかなり分けやすい。演劇の作品と比べるとだいぶ分けやすいと思う。しかし、分けやすいと言っても人格が反映される部分もある。 ラーメン屋で、「おやっさん、このラーメンまずいッス」って言ったら「2度とくるな!」と言われるだろうと思う ラーメン屋でもそんなくらいだが、演劇作品で言えば、作品と人格の一体性はさらに高い。かなり高いだろうと思う。 演出だけやってるとか、役者だけやってるとかなら、またちょっと話は変わる。 そういう立場なら、演劇作品のコアになる脚本に対する客観性をもっているだろうから作品の批判を冷静に受け止められるだろう。 そんなこんなで、作品と人格の一体性は高いので、そこを批評されるとやっぱ辛いものがある。 小手先で書いているなら、そんなこともないだろうが、普通はやっぱりきつい。 作品で勝負するというのはそういうリスクを伴っているものであり、触られると痛い怪我した部分を表にさらして歩いているようなものだ。 それと、もう一個。 作品で勝負するのは上述のとおり辛いものだが、公演で勝負するのもそれなりに辛いものだ。 この場合の公演とは、だいたい広報とか動員のことを指すと思ってもらったらいい。 動員を得るための努力を一生懸命やって、それでも入らないとなったらやっぱり辛い。 それと、作品作りについては、一人の頭から発したもので、出来上がるものをある程度統制できるが、動員を得るための努力となるとそうはいかない。 不本意なこともあるし、頭を下げたくない相手に頭を下げないといけないこともあるだろう。 作品のPRの方向が思ったものと違うもので、展開されてしまうことだってあろうだろう。 これはこれで、辛いものだと思う。 動員100前後だとこの辛さがほぼない。300前後からでてくる。 最近、サークル的な公演、ホームパーティ的な公演が増えてきたような気がする。 サークル的な公演、ホームパーティ的な公演がどういうものであるか http://sakuteki.exblog.jp/25917774/ サークル的な公演、ホームパーティ的な公演だからといって作品作りで手を抜いているとは思わない。 しかし、公演で勝負するというつらさは経験していないと思う。 作品が最も大切だけども、公演で勝負する辛さにも打ち勝てないと、動員1000人とかを達成するのは100%無理だ。 動員の目標を500人に落としたとしても90%は無理だ。 300人に落としたら、60%くらいかな。 作品は500超えるくらいの力があるけど、公演で勝負する事を避けていてそこに達していないみたいな例も少なからずあるだろうと思う。 /
by sailitium
| 2017-10-16 12:32
| 制作的なこと(演劇)
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