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福岡・九州地域演劇祭
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2017年 09月 19日
連休を利用して、 1)劇王Ⅺをやってる長久手、2)地方で作品を作って東京で公演するという「ala Collection」の10回目を製作中の可児市のala、3)10回目になる、鳥の演劇祭10に行ってきた。
だいたいどれも10年。 10年熟成された3種類のワインを味わってみたかんじだ。 (こんな比喩したくないんですけど、どういう見学旅行だったのか、わかりやすいなと思って、、、) 昨日9月18日。台風が通過した翌日も、山陽本線の在来線ダイヤは乱れていて、名古屋から鳥取に行けたのはラッキーだった。
名古屋から新幹線で岡山付近まで出て、そこから在来線特急の「いなば」「はくと」で鳥取まで行くという流れだ。 やっぱ、公式にアナウンスしてないみたいだけど、特急列車との接続については、JRも優先して考えているだろうと見込んで、考えたルートで勝利した。 たいしてダイヤが乱れなかった新幹線はすごいな。ヨーロッパの在来線にのっける方式だとこういうとき弱いよな。でも、この重複化はものすごいコストかかるし、もう哲学の問題だな、、とかどうでもいいことを、、、、 話がそれた。 劇王のホームタウンディシジョンあるいはチャンピオンデシジョンについてだ ホントかどうか知らないけど、ボクシングでは判定になったら必ずチャンピオンが勝つという話しを聞いたことがある。 あと、サッカーとかではホームのチームに有利な判定が出やすいとも聞く。 それが、良くないといいたいわけじゃなくて、そういうのがあるのが勝負の世界だし、その要素を取り込んで企画というものは面白くもなるし面白くなくもなるみたいなことだろうと思う。 自分がやるなら、公平公正な判定が出るように努めるが、それがいい企画につながるかどうかは別の話。 劇王は、その辺の要素をうまい具合に取り込んでいて、企画の個性につながっているなぁと思った。 劇王の決勝は、3ブロックに別れた予選を勝ち抜いた各地域からの作品と、前回王者の平塚さんの作品の4作品が上演される。 前回王者は、予選を免除されて、最初から決勝に進出する。 予選はだいたい100人を超えるお客さんが見に来ていた。決勝は180人くらいだ。60ー80人くらいは増えている。 決勝の平塚さんの芝居は、すごくウケていた。イメージ的には50-60人位はよく笑っている人がいたように思う。 平塚ワールドを見に来た人たちだなと感じた。 それで、決勝の投票は以下の通りだ。
この辺のことから観客の内訳を推測する。いろいろ見に来ている人100人、平塚ワールドを見に来ている人60ー80人と推測すると、けっこう帳尻があいそうだ。 つまりチャンピオンが有利だ。 ちょい、話し変わります。劇王は上演審査じゃないという話を聞いたけど、あれは上演審査という事でいいと思います。上演審査だけど、表彰される対象は劇作家という仕組みだと思います。 自分が見たところでは、中国地方の職員室の芝居が、演劇作品として優れておりスキもなかったように見えた。が、北海道の熱血滑舌芝居もシチュエーションコメディの要素があり、さらに役者の健闘に拍手したくなるような芝居だった。平塚ワールドの作品も不条理の魅力がある。 方向性が違う部分で優れたこの3作品。どれかが頭一つ抜けているという感じではなかったと思う。 となると、前回チャンピオンが勝つという構造になるのだと思う。 他地域から来て劇王で勝とうと思ったら、頭一つ抜けた作品を作らないといけないということが言えそうだ。 頭一つ抜けた作品で、審査員票をなるべく多く集めて、チャンピオン有利な観客票では、チャンピオンに勝てないまでもチャンピオンの圧勝はなんとか食い止める。 そんな票読みになるのだろうと思う。 20分の短編作品だから、本公演となりうるような60分超えの作品とは、やはり比べられない。そりゃー長編の方が当然いい。なのだけど、それでもどれも20分という制限に、いろいろなアイディアや技巧を注ぎ込んでいて、どの作品も見事なものだったと思う。 でも、実は、全国大会になって年数もたつし、本公演に迫るようなクラスのものがあるんじゃないかと密かに期待してたけど、これはさすがにムリな要求でした、、、
by sailitium
| 2017-09-19 12:34
| 観劇して|感想・批評
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