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福岡・九州地域演劇祭
プロフィール たかさきの簡単プロフィールです。 PINstage たかさきの舞台芸術関係の活動の屋号です。 FPAP 福岡の演劇等舞台芸術を支援するNPO法人です。最近のメインはほとんどココです。 九州地域演劇協議会 九州内の6つの地域演劇支援団体により設立。 FPAP職員の日々之精進 FPAP常勤職員がおくる赤裸々日報。 制作者は語る(fringe) 全国の制作者による注目のブログです。 昨日 今日 トータル にほんブログ村 スパム対策でトラックバックには、送信元記事にこのブログへのリンクが必要になっています。どうかご了承ください 最新のコメント
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2017年 08月 15日
劇団ZIG.ZAG.BITE 「青春ピンチヒッター」を見てきた。
いろんな感想の言葉があるけども、福岡で久々に動員1,000人狙える劇団が出てきたなという感想が一番最初に言いたいです。 3年以内に達成する確率が10%、5年以内に達成する確率が15%というところ。それ以上かかるか達成できない可能性が80%といった当社比数字が思い浮かんだ。 芝居の方向性がエンターテイメント性が高いことはもちろんだけども、劇団として外に開いていこうという姿勢をものすごく感じる。 (手堅く、内を固めるというのももちろんあり。それだと動員は増えにくいけども、継続性は高まる。) 今回の公演は、ほとんどプロデュース公演みたいに、いろんなリソースの協力を得て、公演を作り上げていた。 これ言うのはカンタンだけど、ほんと大変なんだよね。芝居をつくるよりも、いろんなリソースに集まってもらって、最後まで一緒に進んでいくってほうが大変だったりする。 そこは、ほんとすごいと思った。 ここ数年くらい、ライトな公演だったりとか、少数の出演者による公演だったりとか、広く社会に知らしめる広報をあんまりやってない公演の割合が増えてきたと感じるだけに。とくに。 それで、作品についてだけど。 もちろん粗は少なくないけど、それ以上に魅力となるところが大きい。 なんか、客席、湧いてたもんね。 TWの感想を見ても、おもしろい!とかすごい!とかいう感想ツイートばっかり目に入って、逆に面白くないくらいだ(笑)。 しかし、ちょっとくらいは、未完成の部分へのツッコミもあっていいんじゃないかと思う。こういう感想ツイートの傾向もちょっとどうかと思う。批判的なツイートしちゃいけないみたいな風潮とセットだ。 ちなみにtwitterの感想は、こんなかんじでちょっと差っ引いてみています。 「Twitterの感想から、その芝居のクオリティや器を察するために必要なフィルター」 http://sakuteki.exblog.jp/21952713/ あのクラスの作品をつくるととなると、役者もスタッフもかなり頑張らないといけない。なのだけど、なかでも、演出がすごいと思った。 まず、役者のでハケとか立ち位置とか、いろいろなアイディアとか、照明・音響絡めての演出とか、かなりエンターテイメントとして成立していたんじゃないかと思う。 あと、チケット料金を1500円-1800円にしていることも大きい。 この金額で、この芝居なら、動員はまだまだ伸びる余地があると思う。これで2500-3000とかだったら、もう伸びる余地はないなと思う。 今回の公演は県の外郭団体の助成が入ってるけども、それがこのチケット料金に出来た理由ならば、この助成はいい仕事してる。動員1000人の劇団の萌芽をつくった。 地方都市で、動員1000人の劇団があることは、地域に大きなメリットをもたらす。ガラパを見ていたら一目瞭然だ。 で、かんじんの作品だけど、今のままだと1000人の動員がある芝居にはなってないと思うけど、芝居もまだまだ伸びる余地があるかんじがする。今後、それくらいの芝居をつくれる力は十分にあると思う。
by sailitium
| 2017-08-15 12:42
| 観劇して|感想・批評
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