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福岡・九州地域演劇祭
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2017年 07月 10日
UPSIDEDOWN「プランB」がおもしろかった。前売1,000円、当日1,200円。尺は60分ちょい。
去年の8月に第3回公演で、今年の7月に第7回公演だからすごいハイペースだ。 柿メソッド全開芝居 学園モノなんだけど、やや古風な単語のセリフとか、必殺技使えるところとか、擬音いうとことか、その他の演出や役者のパフォーマンスなどなど、 かなり柿喰う客メソッドに拠った作品だった。 それで、芝居も面白かった。 柿喰う客メソッドはすごいなぁと思った。 脚本演出の方の才能と柿メソッドがいい出会い方してる例だなと思えた。 (他にも新劇的なメソッドとか、つかメソッドとか、青年団的なメソッドとか、鈴木メソッドとかいろいろあります。) ストーリー的には、学園ラブコメで、主人公の女の子が劣勢を跳ね返して、学園で大人気の男の子と結ばれるみたいな話。 女の子がお下劣なことを言うシモネタも多くあるんだけど、これはNGな人もいるかもしれない。けど、だからといってそれやめたら、肝心の作品の魅力がなくなるよね。そういうお客さんはごめんなさいでいいでしょうね。 この路線で突っ走ってほしい。 この前ブログで書いた「現代演劇の価値観的に良いとされる脚本に備わっている3つの要素のうちの3つ目について」については、なさそうで、ありそうなんだけど、展開がおもしろいので、そんなことはどうでもいいというか、どうでもいいかな。 あと、でてる役者さんが良いよね。 ルックスの平均値が高い。シュッとしててかっこいい男の子とか、かわいい女の子の割合が高い。 (客演さんも多かったようなので次どうなるかはわからない) 別に個人的には、芝居が良ければそういうのは、どうでもいいが、 これは、けっこうなアドバンテージ。 こういうカンパニーが、力をつけていって、動員もどんどん伸ばして、福岡・九州の演劇シーンをどんどん引っ張っていってほしいなと思った。 その可能性は十分にある。 ーーー (以下、つまらんことも書いています。 いいことばっかりかいてないです。) 旗揚げ劇団とか、けっこう見てるし、良い芝居作ってるところならたいてい噂は入ってくるんだけど、ここはノーチェックでしたね。 チラシ見て、とても、期待できないな、、、みたいな感じで見に行ったら、けっこう面白かったぞ、こりゃラッキーみたいな。 よくわからないけど、大学演劇部由来の劇団なのかな? チケット料金がまだ安く抑えられているところも強みだと思う。 動員が500人を超える前に、チケット料金が2000円を超えると、その劇団の動員はもうそれ以上は伸びなくなるという法則があって*、動員が100-300あたりで、2,300円とかの設定しちゃうと、ほぼ終わりなんだよね。動員的には。 *もちろん例外はあります。 もちろん、荒削りなところはあるけど、そこをなおそうとしても、単に小さくまとまって、文句も言われないけど、面白みもない劇団になっちゃうので、どうやったら良いところをもっとよくできるかっていう加点方式で頑張っていくと良いかもしれない。 とりあえず、この方向性なら、滑舌とストップモーションによるキレのある動きの習得はやって損がなさそう。 あと、ルックスのいい人が多いし、チラシはもっとかっこよくしてほしいなぁ。役者のファンができやすい芝居でもあり、その辺の強みをうまくいかしてくれたら、化けてくれるかも。 ちょっと、要件つけ過ぎか。 各学年7クラスあって、3学年で21人とすると、各クラスの男子定員は3、4名、とか、どうでもいいこと、考えた。 プランBというタイトルは、あんまり効いてなかったかも、、、このハイペースなら、先にタイトルが来ることもよくあるから、しかたないかもな、 これ、土曜にみてたら、リピートしたかも。 演劇でリピート観劇とか、1回しかしたことないけどね。 /
by sailitium
| 2017-07-10 12:44
| 観劇して|感想・批評
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