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福岡・九州地域演劇祭
プロフィール たかさきの簡単プロフィールです。 PINstage たかさきの舞台芸術関係の活動の屋号です。 FPAP 福岡の演劇等舞台芸術を支援するNPO法人です。最近のメインはほとんどココです。 九州地域演劇協議会 九州内の6つの地域演劇支援団体により設立。 FPAP職員の日々之精進 FPAP常勤職員がおくる赤裸々日報。 制作者は語る(fringe) 全国の制作者による注目のブログです。 昨日 今日 トータル にほんブログ村 スパム対策でトラックバックには、送信元記事にこのブログへのリンクが必要になっています。どうかご了承ください 最新のコメント
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2017年 06月 21日
でかい公共ホールだと、3年から5年で異動という行政系の鉄壁の人事ローテーションがあって、せっかく研修したことや学んだことが、活かされないということが多いみたいなことを昨日書いた。 それで、専門人材としての職員の育成が難しくなっている。 自前の人材がダメなら、外から呼ぶというのも一つの案だ。 公共ホールや自治体の文化振興財団では、いわゆるアートマネージャーの経験がある人を雇い入れることが多い。 多くの場合は、3〜5年位の期限のある契約だ。こういう人は、いくつかの地域を渡り歩くことによって、制作的な仕事を切れ目なく続けることができる。 今、こういう人たちが、いわゆる「専門家」と呼ばれている。 東京が主に人材を輩出しているのだけど、しかし、これもけっこう難しいのは、その地域の実情を知らない人が結構多いことだ。 それで、全員が全員とは言わないけど、「私は、東京という優れた文化のところでやってきた自分は地域のことなんかことさらに勉強する必要は感じてませんが、なにか」っていうテンションなんだよね。 全員が全員とは言いませんよ。 余談になるけど、他地域から来た新聞記者の人は、その地域の実情を知ろうとする熱心な人の割合が多い。 喉が痛くなるまで、いろいろ聞かれたことが何度もある。 そんな上から目線のつもりはないと思うんだけど、虫の目線で勉強しようみたいな人はやはり多いとは言えないだろうと思う。 昔、日本がアメリカとの戦争に負けて、占領されたとき。その時の占領軍が日本の文化とちょうどそんな距離感だった。 「優れた文化でやってきたアメリカ人は、文化的に劣った日本のことなんか、ことさら勉強しなくてもわかっている。」 というテンションだった。 で、そういう人は3年とか5年くらいの期間で、他の地域にいっちゃうから、その地域であまりいい成果を残すことはできないという悪循環になる。 それで、そういう専門家と呼ばれる人であっても勉強熱心な人で最低3年、そうじゃない場合でも5年はかかるのだろうと思う。 その地域の実情も踏まえて、良い企画をやれるようになるためには。 ちなみに、前提を省略していたけど、専門人材としての制作系の人は、どれだけ良い企画を立てて、その地域のシーンを前進させたかということが最も重要な評価要素になる。 それで、やっぱ10年はいるんじゃないかと思う。専門家とよばれる人材であっても。 10年は無理としても、7年くらいはあるといいんじゃないかと思うけど、ここでもやっぱり、岩盤規制の人事ローテーションが出現してくる。 唐突なようだけど、北九州芸術劇場は、初代の館長職の方は開館前からこの劇場開設に携わっていた。それでトータルでは10年以上は関わられたんじゃないかと思う。 これは岩盤規制を突破して、かついい結果も出した辞令だと思う。 けど、トップの話になるので、これまでの話しとはつながらんか、、、、 (関連ブログ)
by sailitium
| 2017-06-21 12:25
| 制作者のこと
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