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福岡・九州地域演劇祭
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2017年 03月 24日
先日のシンポジウムで、四国学院大学にどういった講師を招くかみたいな話の中で、 「東京の人を呼んでもしょうがない」みたいな話があった 。 でも、これは解説が必要で、そんな悪い意味で使われていたわけではない。 地域と東京という両軸をたてて議論する時に、時に、東京に対する不公平な意見がなされることがあって、それに対して自分は批判的だ。 たとえば、いちアーティストが東京での活動に絶望したとして「この地は終わっている」みたいな発言をしたとする。それを引用するのは構わないが、印象としてそれで全てを評価するような言い方は、不公平だと思う。 それで、良くないのは、地域で頑張っていこうとする人は、こういう言説に乗っかっちゃうんだよね。 要は良い芝居を作っていけるかどうかなので、理性的ではない評価でモチベーションを上げたとしても良いんだけど、自分にはどうにも引っかかる。 それで、 役者のワークショップ、演出のワークショップ、脚本のワークショップ、制作のワークショップと4つのワークショップを考えた時に、地域差が最も大きいのは、制作のワークショップだと思う。 他のワークショップは、日本のどこに行ってもそんなにやることは変わらないかなと思う。 なかでも戯曲のワークショップは地域差が少ないものだと思う。 制作の東京だと、だいぶ分業化されて、専門化する。 広報として使えるツール、見込み観客のいる場所、チケット販売のツールなどなど、まったく環境が異なっている。 「東京の人を呼んでもしょうがない」みたいな話があったのは、この文脈の中での話だ。 制作の実務的なワークショップとか講座で言えば、自分としては頷ける。 地域の演劇の制作講座と言うなら、東京ではなく地域でやっている制作者を呼んだほうがいいと思う。 しかし、たいていの場合、情報の広がり方を考えると、著名な人はたいてい東京にいるし、ある程度、著名でなければ企画のインパクトに欠けるという面もある。 10000人動員した劇団●●の制作者が!!!みたいな文句はやはりインパクトがある。 今は、地域にいるけども、東京に行って活躍したいという人を生み出していきたいときは、やはり東京の著名な人を呼ぶのがいい。話しは壮大で夢もある。 文化庁の動向みたいなことになったら、ほぼ、東京から呼ぶしかない。 けど、地域の制作の実務面を伸ばそうとか、役者で分業するためのノウハウとかいうことを考えたら、それでは難しいかもしれない。 制作ワークショップの成果としてどういうものを求めているのか、そのワークショップをやる前と後で何がどう変わっていたいのか。ここをしっかりと考えるのが、スタート地点ということになるのだろう。 と、当たり前の結論で終わってしまった。
by sailitium
| 2017-03-24 12:35
| 制作講座・勉強会
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