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福岡・九州地域演劇祭
プロフィール たかさきの簡単プロフィールです。 PINstage たかさきの舞台芸術関係の活動の屋号です。 FPAP 福岡の演劇等舞台芸術を支援するNPO法人です。最近のメインはほとんどココです。 九州地域演劇協議会 九州内の6つの地域演劇支援団体により設立。 FPAP職員の日々之精進 FPAP常勤職員がおくる赤裸々日報。 制作者は語る(fringe) 全国の制作者による注目のブログです。 昨日 今日 トータル にほんブログ村 スパム対策でトラックバックには、送信元記事にこのブログへのリンクが必要になっています。どうかご了承ください 最新のコメント
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2016年 12月 22日
制作も初心者の頃、自らのスキルを磨いていくとやれることは拡がるし、その成果が見えるのは実に楽しい。問題はその次の段階だ。
初心者から中級者に行くにあたって、主宰もしくは演出の無理解とどう戦うのかという問題が生まれてくるんじゃなかろうか、そしてそこを乗り越えられるかどうかが、中級者になれるかどうかの壁になるんじゃないかという仮説が降ってきた。 制作の合理的な提案が、制作的なセンスのない演出家や代表に却下されてしまうということはままある。 センスのある主宰は、こういうことやりたいんですけど、、、っていったら、その言葉から勝手に色々こっちが考えていることあるいはそれ以上のイメージを膨らませてふたつ返事でオッケーが出る。 問題はセンスの悪い主宰。 まず、あーだ、こーだいろいろ質問というか難癖みたいなことをふっかけてくる。センスが悪いゆえに、いろいろな言葉を尽くして完全な証明をして、自分を納得させてくれること求めてくるのだ。たいていのことは算数みたいにはっきりと答えがあるものではない。制作的な経験がある人にとっては自明のことでも、そうでない人が批評的な立場に立ってしまうと説得は困難だ。 ここを説得するところで、モチベーションの半分以上は失われる。 とはいえ、たいていの場合代表や主宰は、劇団付きの制作者よりも制作的なセンスがある。80%の場合はそうだ。 これは、初心者の制作者にとっては、けっこう大きなことだ。フツウは、自分で考えたことをやろうという気は失う。やはり、自分が考えたアイディアを実行する癖がつかないと、いつまでも初心者のままで、中級者・上級者にはすすめない。 この問題に向き合った制作講座はおそらくない。 (その理由は機会があったら改めて) 現実はそんなところだけども、制作者はここで怯んではいけない。 誰でもできる言い方を伝授しよう。 「ですよね〜〜、でも、理由は上手く言えないんですけど、自信があるんです。私のアイディアでやらせて下さい!!」 って言えばいいのだ。 こう言えば、90%の主宰者は、きっとこのように言うだろう 「よし、わかった。あなたの思うようにやってください。」 と。 いや、これはね。絶対そう言うよ。 少なくとも自分はそんなふうに言われたら、絶対通す。 がんこで知られる私だが、絶対そういう。 これは演繹じゃなくて帰納だから、理論上は弱いけど、主宰者は95%そう言う。むしろ喜ぶ。そこには当然責任が伴うけど、今の若い人は、そういうアプローチが出来ないのが弱い。 だいたい代表者や主宰者ってのは、みんな頼りになる制作者が欲しいものだ。その頼りになるってのは、自分で考えて動ける制作、ちゃんと報告をして、これは譲れないというポイントは聞いてくれる制作なんだ。 それ以外は、制作任せにできれば、主宰は重宝するもんだ。 いーじゃないか、やらせて下さい!っていって失敗しても。 で、失敗した時はどうするか。 「いやー、自信があったんですけどうまく行きませんでした、、、。やっぱり◯◯さんの言うとおりでしたね、、、 でもまたチャレンジさせてください!!」 っていえば、90%の主宰者はまたやらせてくれる。 むしろ「失敗に凹まず積極性があり、見どころがある人だ。」って思う。 帰納的で恐縮だが、自分ならそう思う。 失敗した理由を聞かれる可能性はあるから、その言い訳はいい感じで考えておく必要がある。 それと、さすがに失敗が連続するようなら、深く反省するしかない。 (関連ブログ)
by sailitium
| 2016-12-22 12:30
| 制作者のこと
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