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福岡・九州地域演劇祭
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2016年 06月 24日
自分にとって「仕事」とは、なにか新しい価値を生み出すようなことをいう。
誰がやっても結果が変わらないようなことや、言われたことをそのままやることは、自分にとっては「仕事」とは言わない。 なにかやる上で、工夫して、これまでよりも時間短縮できるようになるということでもいい。 時間短縮は、新しい価値だ。 徹底的に磨き上げて、 芸術的といえるほど これまでになかったような完成度の高いものを生み出すというのもいい仕事だと思う。 ただ、仕事という文字は分解すると「(誰かに)仕える事」なので、人から言われたことをそのままやることは、一般的には「仕事」と言うだろう。 なんで、ここでいう仕事とは、誰かに仕えるという意味ではないで使っている。 「人が生まれるのは仕事をするためである」という言葉があるが、ここでいう「仕事」は、新しい価値を生み出すことこそが「仕事」という解釈だろうと思う。 で。 ここからが本題だけども、、、 仕事をすると、必ず、周囲とぶつかる。 新しい価値の意味がわからない人もいるし、新しい価値を生み出すためには今やっている業務のやり方を変えないといけないからだ。 人は保守的な生き物なので、今ある業務のやり方を変えられると必ず抵抗がある。結局は机上の空論なのだが、「そういうふうにやり方を変えるとこういう弊害があるのではないか?」みたいな反論が出る。 (それが正しいこともある) ここは、議論とか論理とかですっきり解決できるものではない。いままでの慣れ親しんだやり方を変えられることに必ず不満が残る。 そしてその不満は個人へと向かう。 つまり、仕事をすると、必ず嫌われる。 例外もある。 例えば、会社が赤字続きでもうこのままじゃ倒産する、、、みたいな時。 こういう時は、みんな危機感を共有しているし、新しいやり方で新しい価値を生み出さないといけないということがわかっているから、反発されない。 しかし、たいていの場合、船は沈みかかっているのに、そのことをみんなが自覚できずに、さらに嫌われてまで変革をやり抜くという人が出ずに、会社は潰れる。 例外のもう一つは、責任者に圧倒的な権力があること。これは独裁とも言われることがある。 この状況にあれば、多少の反発があっても、その座から引き下ろされることはないので、新しいやり方を思う存分やることが出来る*。 しかし、たいていの場合、反発が一定以上になると、その座から降ろされてしまって、改革は頓挫する。 *ただし、その改革の方向が誤っていた場合は、漸進主義よりも被害は拡大する。 まぁ、だいたい今の日本がそんな状況で、ちょっとしたことですぐに権力の座から降ろされる。 1年おきに首相が変わっていた時よりも、今のほうがまだマシだと思うが、日本の最大の問題である少子化には、決定的な変革ができていない。 これは、演劇作品をつくるという点でも全く同じことが言える。 「仕事」をしたい演出家は嫌われて、必ず人が離れていく。 それでも、それを上回る何かがあって5年10年と続けていれば、圧倒的な権力を手に入れて、思うような活動が出来る。 長くつづけている劇団で、旗揚げメンバーがあまり残ってないというのは、こういう理由で説明できそうだ。 ものすごいうまいやり方で、人にも嫌われず、いい仕事を若い頃からするというのは、まず不可能だ。どっちも80点というのはまずムリ。 若い頃からそれがやれたら、天才中の天才だ。
by sailitium
| 2016-06-24 12:27
| 制作的なこと(演劇)
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