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福岡・九州地域演劇祭
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2015年 09月 01日
手段と目的は、ほんとは分けることができない。
これは、とある人が言ってた話。 「目的と手段を混同している」 みたいな言い方があるけど、目的と手段は必ずしも切り分けられない。 また、目的と手段は入れ替わる。 みたいなことを言っていた。 まず、手段と目的は切り分けられない、から。 例えば 医者になりたいって言ってる人がいて、なんで医者になりたいの?って聞いたとしよう。 それで 「人の命を助けたいから」 という答えが出たとしよう。 そのときに 「じゃあ、人の命を助けたいってのが、目的で、医者になるのが手段ってことだね。それなら、医者じゃなくても、製薬会社とか救急隊員とかでもいいんじゃないの?」 といったとする。 これ、なんとなくおかしいよね。 医者になるってことは、目的でもあり手段でもあって、それを「手段」と決めつけてしまう所に誤りがある。 配分率で言うと、おそらく目的60%・手段40%くらいのところだろう。 というふうに、手段と目的はわけることができない。 次に、手段と目的は入れかわる。について。 「人の命を助けたいから」ってとこにもどる。 そこで 「なんで、人の命を助けたいの?」って聞いたとしよう。 こんな風に質問を重ねていくと、最終的には、 ・人の役に立ちたい ・幸せになりたい ・個人的な満足を得たい みたいなことになっていく。 医者が手段であり人の命を助けるが目的だとしても、次の瞬間、人の命を助けるは手段になって人の役に立ちたいが目的になる。 こんなふうに、手段と目的は相対的なものだ。 手段と目的を分けて考えてみる事でうまくいく場合もあるが、そうじゃない場合もある。 (おまけ) という風にまとめさせてもらったので、間違っていたら突っ込んでください
by sailitium
| 2015-09-01 12:42
| さくてきな視点で(非演劇)
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