記事ランキング
検索
リンク
福岡・九州地域演劇祭
プロフィール たかさきの簡単プロフィールです。 PINstage たかさきの舞台芸術関係の活動の屋号です。 FPAP 福岡の演劇等舞台芸術を支援するNPO法人です。最近のメインはほとんどココです。 九州地域演劇協議会 九州内の6つの地域演劇支援団体により設立。 FPAP職員の日々之精進 FPAP常勤職員がおくる赤裸々日報。 制作者は語る(fringe) 全国の制作者による注目のブログです。 昨日 今日 トータル にほんブログ村 スパム対策でトラックバックには、送信元記事にこのブログへのリンクが必要になっています。どうかご了承ください 最新のコメント
最新のトラックバック
カテゴリ
全体 ●コメント前に FKRT 制作的なこと(演劇) 広報・宣伝、具体的な制作のアイディア チケット料金、動員 福岡・九州・地域の状況 観劇して|感想・批評 --------- トークの司会、企画の作り方 作劇のこと・テクニカルのこと 戯曲WS・戯曲のこと #復路のない旅 演出家、演出WS・セミナーのこと 制作者のこと 劇評・批評について 事務的な仕事をする上で 役者/演技のこと 劇場のこと 稽古場について 演劇祭について 芸術文化環境、一極集中、道州制 10年前なにがおこっていたか 釜山・韓国のこと 沖縄のこと ●企画 制作講座・勉強会 福岡・九州地域演劇祭 九州演劇人サミット ブラッシュ 大学演劇部合同公演 TAM 観劇ディスカッション DDシアター リンクP PmP パネルトーク 火曜劇場 東京物語 ステージスタッフWS LRT アゴラインターンシップ 環境の演劇WS ネットセミナー Meets! 2007(札幌福岡) 鐘下さん カラフル 世界劇場会議 一人芝居フェスティバル 指定管理者のこと FPAPのこと かげながら ●その他 Mac、PC、スマホとか 食べる、飲む、外食する ダイエット・運動 本を読んで 小ネタ、近況 さくてきな視点で(非演劇) 商品とか企画のネタ(非演劇) テレビドラマ・映画 #新型コロナ 腰痛 ライフログ
ブログジャンル
|
2015年 04月 16日
甘かった。「スタッフ向けWSやる→地域の劇団のスタッフ力が向上する→地域の劇団の芝居がより良くなる」
昨日のブログ「初心者向けのステージスタッフワークショップは成立のさせ方が難しいのかもしれない」の続き 自分の場合は、見よう見まねで照明スタッフを初めて、先輩に仕込みを手伝いに来てもらったり*、事前に仕込み図を見てもらったりして、プランや仕込みは10回位やったかな。で、なんとなくなっちゃって照明家に、、みたいなルートだった。 (*ってか、かなり危ないところを助けてもらった。A氏、S氏には今も感謝しております。) まっ、そうなったらそうなったで、プロの仕事のクオリティがわかるようになり、ちょっとこのままじゃダメだな、、とも思ったし、照明する人は福岡にけっこういたので、これ自分がやってもしょうがないな、、、と思って、ほぼ引退。今に至る。 他にもパーライトを4発同時に持てなくなったってのもある。 ちなみに経験者向けのSSWSは役に立ってると思う。 これはすでに一定の水準にあり、現場を持っている人が、国内トップレベルの人のワークショップを受けるというものだから、有形無形にいろいろ活かしてくれていると思う。 でも、昨日書いたような事は、今ちゃんと考えてみて改めて気づいた。 1)初心者向けのSSWSをやる ↓ 2)地域の劇団のスタッフ力が向上する ↓ 3)地域の劇団の芝居がより良くなる ってなんとなく思ってたもんな。 まぁ、この過程を精細に見れてなかった。 1)→2)はなりたつ。 2)→3)も成り立つ。 けど、1)→2)→3)は成り立たないんだよね。 それは1)をやることで、確かにスタッフ力は向上するけども、向上する要素を細分化してみていけば、3)に役立つものじゃないからなんだよね。 高校演劇とかでコンクール前に、その会場で行うテクニカルの講習会。こういうのは役立っていると思うし、それで芝居のクオリティも向上していると考えられる。 ただ、15年前くらいに旗揚げした劇団と、近年旗揚げした劇団でけっこう違うのは、劇団内部のテクニカルの力だったりする。 以前の劇団は、けっこう自分たちで装置を作ったり、照明のプランと仕込みは外にだすけどオペは自分たちでやるとか、結構、内部でやれていた。近年旗揚げの劇団は、それが内部でできなくなってきているような印象がある。テクニカルを外に丸投げせざるを得ず、それがチケット料金の高騰化につながっているという仮説も成り立つ。 となると、ちょっと工夫は必要だけども、初心者向けのステージスタッフワークショップはやっぱり必要だし、やったことの成果はもうちょっと盛りでいいのかもなぁ。 あぁ、あんまりムダじゃなかったかもしれない、、、ってとこに戻ってきた。 話は変わるが、こういうことに気付くようになったというのは、やっぱ福岡で演劇を20年、地域演劇シーンのアートマネージャー的なことを10年やってるからだと思う。 優秀な演劇人材が出てきやすくなるための事業(一般には人材育成事業というが)は、やってから10年たたないとその成果ははかれないとよく言われる。 10年同じ地域を眺めてジタバタしてきたけど、10年前にやった企画の成果を今考えたりすることはけっこう大切なことかもしれない。し、それができるということはかなり幸運なことなのかもしれない。
by sailitium
| 2015-04-16 12:30
| ステスタWS
|
Trackback
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||